
18年度 第6回親子学級[2018年10月11日(Thu)]
2018年度 第6回親子学級
『保育室ビデオ』『子どもに遊びが必要なわけ』
今回は、児童室での子ども達の様子を撮影したビデオを見た後、宮前区役所地域みまもり支援センターの柿崎さんに『子どもに遊びが必要なわけ』というテーマでお話を伺いました。
【保育ビデオ】
企画委員の川西園美さんの解説付きで児童室での子ども達の様子を撮影したビデオを見ました
見る時のポイント
・自分の子どもだけではなく、子ども同士の関わりを見る
・保育者がどのように子ども達を見守っているのかを見る
・保育者は子どもに遊びを誘導するようなことはしないし、ママが危ないと感じるような時でも保育者が安易に手や口を出さず(子どもに危険が無いように)見守っているところを見る
【子どもに遊びが必要なわけ】
宮前区役所地域みまもり支援センターの柿崎さんに、今までの講義の内容の裏付けと、子どもと出来る遊びを紹介してもらいました
自己紹介
10年前に保育士になり、5年前に母になりました。
子どもがかわいいと思っていたので、母になっても出来ると思っていたが、現実は違い、『子ども=かわいい』になれない自分がいました。
それでも、子どもはやっぱりかわいい!お母さん、わが子の「かわいい」を発見しましょう。
今日、この講座の時間で、皆さんが少しでも子どもがかわいいと思えるお土産を持って帰ってもらえると幸いです
●お子さんの遊んでいる姿に注目してみましょう
保育室ビデオでお子さんはどんな遊びをしていましたか?
・電車を並べていました。→並べた電車を下から見ると臨場感がありますよね。
・最後の方で、お鍋を持って遊んでいました。→大人は料理をする為の物と思ってしまうから、大人は遊べない。頭の中で音楽が流れているから、鼻歌を歌いながら踊れるイメージが出来るんですね。
・鳥になっている子がいた→(主人がやっているので、真似をして家でもやっている)ご主人、すごいですね!どんな気持ちでやっているのか、聞いてみたいですね。
⇒ 【 楽しい 】を共感してくれた!が大事。
●遊んでいるとき、何考えているの?〜ワークショップ〜
ワークシートに自分の子どもの頃、どんな遊びが好きだったのか?どうしてその遊びが好きで、どんな気持ちだったのか?また、わが子の好きな遊びは?どうしてその遊びが好きで、どんな気持ちなのか?書きましょう
@当時の自分の遊びをフィードバック
好きな遊び・・・おままごと、人形遊び
どうしてその遊びが好きで、どんな気持ちだったのか?・・・弟と遊ぶのが好きで、やり取りが好きだった。
好きな遊び・・・空き地でバッタを捕まえていた
どうしてその遊びが好きで、どんな気持ちだったのか?・・・バッタを追いかけたり、大きいのを捕まえた時の達成感!
Aわが子の好きな遊び
お子さんが好きな遊びを通して、わが子の内面に目を向けてみてください。
・ハサミを使う工作
→材料を与えるだけではなく、一緒に遊ぶことが大事。
「ハサミはここに置いておく」等、やり方を教えてあげるのが関わりになっていくと思います。
子どもは、自分の気持ちを考えることなく遊んでいると思います。自分がやっている遊びを大人(親)が共感してくれるのがいい。
・バスケ(パパがやっていて、パパのビデオを見たがる。家の中にゴールがあるので、一人で遊んでいる。)
→2歳は模倣が大事。大人が気に留めない所も覚えてやりたがる。
分かり易く言うと、サッカーの勝った時のスクランブル交差点が大人の共感の場。
お子さんに共感してあげてください。
B親子遊び
新聞忍者
「荒巻シャケ & キッズプランナー」さんの 『しんぶんニンジャ』というCDに合わせて、柿崎さんが新聞に隠れたり、破いたりするのを、受講生と企画委員が真似して身体を動かしました♪
雨続きでお散歩や体を動かせてあげられないと思ってしまいますが、新聞遊びがお勧めです。
『忍者』を知らない子もいるかもしれません。知っている子は「こうだよ!」と言ってしまうかもしれませんが、一緒に楽しむ力を育むことが出来ます。
買い物ごっこ
ごっこ遊びはイメージが乏しいと楽しめない遊びです。豊かな生活の実体験が必要になります
(例:カットケーキのみでホールのケーキを知らない、ネットスーパーのみだとお金のやり取りや旬の野菜、「みずみずしい」等言葉の引き出しを増やせてあげられない等)
買い物ごっこ・・・6名位
【設定】商店街
【テーマ】お母さんのお誕生会の買い出し
【キャスト】お母さん、子ども、パン屋さん、花・ケーキ屋さん、肉・魚屋さん
【内容】パン屋で子ども達がパンを触らないように気をつけさせたり、花・ケーキ屋さんでは値引きやケーキの大きさ決め(3段ケーキなど)、肉・魚屋さんではステーキ肉の種類決め(松坂牛や米沢牛)、刺身を活造りにして値引きなど
ごっこ遊びは、一緒に遊べる、共感・イメージを共有できます。ごっこ遊びを始めると、『お店屋さん』と決めたり、お金を作る子が出てくる。イメージが1人1人違ったりする【相違】があることを知ることが出来ます。
こんな遊びがありますよ!
→空を見上げて寝転ぶ
空をじっくり眺めていると、空の色や雲の違い、風が耳に当たったりする発見を見つけることができます。
どんなことが楽しいかな? 夜、考えてみてください
なんで遊ぶの?
→想像力・・・○○○みたい。言葉が原点。【絵本】が言葉を豊かにする。
→運動能力・・・丈夫な体をつくる。
→満足感・自己肯定感・・・こんなこと、自分は知っている!「ありのままでいい」
→社会性・・・人が人として、人と生きていく。大人になって、逞しく、慎ましく活きていけるようになる。
アクティブ・ラーニング
今年度、幼・保で一斉改訂。子ども達が主体的になっていけるように、自分からやってみよう!という気持ちになれるようにと、共通認識されました。
幼・保だけではなく、小・中・高校や大学・成人になっても関わっていく事になります。
●まとめ●
保育士・母としてまだまだなので大きな声では言えませんが、何より今日ここで子育てをしている皆さんに出逢えて良かったです。
皆さん、早くお子さんに会いたいですよね?私も今日は早く仕事を終わらせて会いたいです。
わが子の『かわいい』を見つけていってもらえたらいいなと思います。
ありがとうございました。
次回は、企画委員による講座「これまでを振り返って」です。前半の講義の振り返りをします。
学級第6回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
『保育室ビデオ』『子どもに遊びが必要なわけ』
今回は、児童室での子ども達の様子を撮影したビデオを見た後、宮前区役所地域みまもり支援センターの柿崎さんに『子どもに遊びが必要なわけ』というテーマでお話を伺いました。
【保育ビデオ】
企画委員の川西園美さんの解説付きで児童室での子ども達の様子を撮影したビデオを見ました


・自分の子どもだけではなく、子ども同士の関わりを見る
・保育者がどのように子ども達を見守っているのかを見る
・保育者は子どもに遊びを誘導するようなことはしないし、ママが危ないと感じるような時でも保育者が安易に手や口を出さず(子どもに危険が無いように)見守っているところを見る
【子どもに遊びが必要なわけ】
宮前区役所地域みまもり支援センターの柿崎さんに、今までの講義の内容の裏付けと、子どもと出来る遊びを紹介してもらいました

自己紹介
10年前に保育士になり、5年前に母になりました。
子どもがかわいいと思っていたので、母になっても出来ると思っていたが、現実は違い、『子ども=かわいい』になれない自分がいました。
それでも、子どもはやっぱりかわいい!お母さん、わが子の「かわいい」を発見しましょう。
今日、この講座の時間で、皆さんが少しでも子どもがかわいいと思えるお土産を持って帰ってもらえると幸いです
●お子さんの遊んでいる姿に注目してみましょう

保育室ビデオでお子さんはどんな遊びをしていましたか?
・電車を並べていました。→並べた電車を下から見ると臨場感がありますよね。
・最後の方で、お鍋を持って遊んでいました。→大人は料理をする為の物と思ってしまうから、大人は遊べない。頭の中で音楽が流れているから、鼻歌を歌いながら踊れるイメージが出来るんですね。
・鳥になっている子がいた→(主人がやっているので、真似をして家でもやっている)ご主人、すごいですね!どんな気持ちでやっているのか、聞いてみたいですね。
⇒ 【 楽しい 】を共感してくれた!が大事。
●遊んでいるとき、何考えているの?〜ワークショップ〜
ワークシートに自分の子どもの頃、どんな遊びが好きだったのか?どうしてその遊びが好きで、どんな気持ちだったのか?また、わが子の好きな遊びは?どうしてその遊びが好きで、どんな気持ちなのか?書きましょう

@当時の自分の遊びをフィードバック
好きな遊び・・・おままごと、人形遊び
どうしてその遊びが好きで、どんな気持ちだったのか?・・・弟と遊ぶのが好きで、やり取りが好きだった。
好きな遊び・・・空き地でバッタを捕まえていた
どうしてその遊びが好きで、どんな気持ちだったのか?・・・バッタを追いかけたり、大きいのを捕まえた時の達成感!
Aわが子の好きな遊び
お子さんが好きな遊びを通して、わが子の内面に目を向けてみてください。
・ハサミを使う工作
→材料を与えるだけではなく、一緒に遊ぶことが大事。
「ハサミはここに置いておく」等、やり方を教えてあげるのが関わりになっていくと思います。
子どもは、自分の気持ちを考えることなく遊んでいると思います。自分がやっている遊びを大人(親)が共感してくれるのがいい。
・バスケ(パパがやっていて、パパのビデオを見たがる。家の中にゴールがあるので、一人で遊んでいる。)
→2歳は模倣が大事。大人が気に留めない所も覚えてやりたがる。
分かり易く言うと、サッカーの勝った時のスクランブル交差点が大人の共感の場。
お子さんに共感してあげてください。
B親子遊び
新聞忍者
「荒巻シャケ & キッズプランナー」さんの 『しんぶんニンジャ』というCDに合わせて、柿崎さんが新聞に隠れたり、破いたりするのを、受講生と企画委員が真似して身体を動かしました♪
雨続きでお散歩や体を動かせてあげられないと思ってしまいますが、新聞遊びがお勧めです。
『忍者』を知らない子もいるかもしれません。知っている子は「こうだよ!」と言ってしまうかもしれませんが、一緒に楽しむ力を育むことが出来ます。
買い物ごっこ
ごっこ遊びはイメージが乏しいと楽しめない遊びです。豊かな生活の実体験が必要になります
(例:カットケーキのみでホールのケーキを知らない、ネットスーパーのみだとお金のやり取りや旬の野菜、「みずみずしい」等言葉の引き出しを増やせてあげられない等)
買い物ごっこ・・・6名位
【設定】商店街
【テーマ】お母さんのお誕生会の買い出し
【キャスト】お母さん、子ども、パン屋さん、花・ケーキ屋さん、肉・魚屋さん
【内容】パン屋で子ども達がパンを触らないように気をつけさせたり、花・ケーキ屋さんでは値引きやケーキの大きさ決め(3段ケーキなど)、肉・魚屋さんではステーキ肉の種類決め(松坂牛や米沢牛)、刺身を活造りにして値引きなど
ごっこ遊びは、一緒に遊べる、共感・イメージを共有できます。ごっこ遊びを始めると、『お店屋さん』と決めたり、お金を作る子が出てくる。イメージが1人1人違ったりする【相違】があることを知ることが出来ます。
こんな遊びがありますよ!
→空を見上げて寝転ぶ
空をじっくり眺めていると、空の色や雲の違い、風が耳に当たったりする発見を見つけることができます。
どんなことが楽しいかな? 夜、考えてみてください

なんで遊ぶの?
→想像力・・・○○○みたい。言葉が原点。【絵本】が言葉を豊かにする。
→運動能力・・・丈夫な体をつくる。
→満足感・自己肯定感・・・こんなこと、自分は知っている!「ありのままでいい」
→社会性・・・人が人として、人と生きていく。大人になって、逞しく、慎ましく活きていけるようになる。
アクティブ・ラーニング
今年度、幼・保で一斉改訂。子ども達が主体的になっていけるように、自分からやってみよう!という気持ちになれるようにと、共通認識されました。
幼・保だけではなく、小・中・高校や大学・成人になっても関わっていく事になります。
●まとめ●
保育士・母としてまだまだなので大きな声では言えませんが、何より今日ここで子育てをしている皆さんに出逢えて良かったです。
皆さん、早くお子さんに会いたいですよね?私も今日は早く仕事を終わらせて会いたいです。
わが子の『かわいい』を見つけていってもらえたらいいなと思います。
ありがとうございました。
次回は、企画委員による講座「これまでを振り返って」です。前半の講義の振り返りをします。
