
16年度 第2回親子学級[2016年09月15日(Thu)]
2016年度 第2回親子学級 『 見守る保育について 』
今回は、子育て支援センターたいらの担当で、児童室の保育を長年担当してくださっている大田京子さんからお話を伺いました。
大田さんの自己紹介
29年前に親子学級を受講した元受講生。子育てアドバイザーの資格あり。支援センターたいらのスタッフとして5年目。自分の子育てから始まって、親子学級の保育を長く続けていることも含め、これまでずっと地域の子ども達から離れずに過ごしている。
児童室について
・靴下は親が脱がせるのではなく、子どもに自分で脱いでもらうこと。少し手伝ってもいいけれど、強制はしないでいい。もし子どもがどうしても脱ぎたがらなかったら、そのままでいいのであとは保育者に任せて欲しい。
・朝のお別れの時、泣いている子どもに後ろ髪をひかれてなかなか退室できない人が毎年いるが、子どもが泣くのは問題ないこと。泣いてOK。
・お迎えの時に子どもがきたら「お母さんも頑張って勉強してきたよ。あなたも頑張って待っていてくれたね。ありがとう、おかげでお母さんはお勉強できたよ」と伝えてあげてほしい。
保育者の対応
・親子学級の保育では「保育者は子どもと遊ばない」という方針。普通は大人が「何をして遊ぶ?」と声をかけるかもしれないが、ここでは遊んでしまうと子ども達の状況が見えなくなるので、遊ばないで壁になり見守っている。大人が子ども達と遊ぶのではなく、子どもが自ら遊ぶことを大事にしている。
・おむすびを食べている途中で遊びに行ってしまった場合は、席に戻して「食べる?食べない?」と聞いている。食べない場合は自分でお弁当にふたをして、リュックの中に入れて元に戻すところまで自分でやってから遊んでもらっている。片付けはすべて自分ですることになっているので、リュックの中はグチャグチャかもしれないが、それは子どもが自分で出来た証拠。「自分で出来た」が大事なのでグチャグチャであっても「自分で出来たね」と言ってあげて欲しい。そして、何でも自分でやってもらうため、荷物が混同しないように名前をしっかり書いて来てほしい。
保育日誌について
・ご主人にも(同居しているなら祖父母にも)保育日誌を見せて欲しい。母親だけが頑張って子育てしているわけではない。父親と母親では見る所が違うので、お互いのコミュニケーションのためにもぜひ保育日誌を見せて、子どもの様子がどうだったのか、今日は何を学んだかを話すきっかけにして欲しい。
・保育日誌を読む時には、自分の子どもの名前だけを追うのではなく、想像力を働かせながら読んでほしい。保育者は、なるべく個人的な感想を排除し、事実だけを保育日誌に書くようにしている。文章というのは寒暖が伝わりにくくて難しいので、どのようなことがあったのか、どういうふうに思ったのかというのを想像しながら読んでもらいたい。例えば「ぴょんぴょん飛んでいた」とあったら、うれしかったんだなと想像しながら読んでほしい。
見守る保育について
・「壁になる」というのが見守る保育の基本。
・子どもが物で叩きそうになった時や噛みそうになった時に「ダメ!」「危ない!」と言う前に「○○ちゃん」とその子の名前を呼んでいる。名前を呼ぶと必ず振り向くので、そうやって名前を呼べるように、保育者は必死で名前を覚えている。
・子ども同士のおもちゃの取り合いは「関わり合い」。関わり合いを止めるのではなく、そばに寄っていく。何か起こりそうな時に「どうしたの?○○ちゃん」と声をかける。言葉が話せる子でも話せない子でも保育者の対応は同じ。話せない子の場合は、保育者が子どもの気持ちを「貸してって言っているよ」「まだ使っているよ」と代弁してあげる。
・「言葉の出る数」と「理解しているかどうか」は比例していない。べらべら話していてもわかっていないこともあるし、全然話をしなくてもわかっていることはたくさんある。どんなに小さな子でも、目と目は合うし、わかっていることはたくさんある。
・月齢の大きな子が使っているオモチャを月齢の小さな子が取りに行ったとして、大きな子に対して「小さな子だから貸してあげて」とは言わない。小さな子には「今使っているから、後で貸してもらおうね」と言う。そうすると大きな子は必ずあとで貸してくれる。保育者は寄り添って一緒に貸してくれるまで待つ。「待つ」というは大事なこと。
そのうち小さな子が貸して欲しかったことを忘れてしまったとしても、大きな子が貸しにきたら、保育者は「借りる?」と小さな子に聞いてみる。小さな子が何だったか思い出せないようだったら、大きな子に「もう、いいんだって」と伝えている。
一番大事なものは「いのち」
「命が一番大事」・・それを考えると叱らなくていいことがたくさんある。ピリピリ言わなくて済むようになり、子どもたちの様子を見守っていられるようになる。
・おもちゃの取り合い:ナイフを持っているわけではないので大きな危険はない!おもちゃの取り合いを思い切りやった子ども同士は仲良くなるので、危険がない限りは止めない。
・子どもがボールペン(先のとがったもの)を持つ:絶対にダメ。つかまり立ちくらいの子はボールペンが大好きだが、どんなに小さな子でも繰り返し「これは大人が使うもの」と目を見て言えば、子どもは手を離す。離さない場合はこちらも手を離さず、命に関わるものは絶対に貸さない。真面目な顔をして真剣に言えば子どもに伝わる。
子どもの遊びについて
・子どもが誰かと一緒に遊ぶことだけが遊びではない。遊ばずに泣いている子は、泣きながらでも周りの子が遊んでいる様子を見ている。自分が遊びたいなと思った時に一歩出せればいいし、一歩出せなくてもそれでいい。
・泣きもしないで座ってじーっと周りを見ている子もいるが、それも大きなくくりでいえば遊び。その子は周りの子を見ながら気持ちの中では一緒に遊んでいる。
・ひとり遊びはとても大事なこと。一人でばかり遊んでると悩まなくていい。
・他人のものを取る、引っ張るなども子ども同士の大切な関わり合いだから止めなくていい。その代わりお母さんが子どものそばに行けばいい。公園で知らない人と一緒の時には難しいこともあるが、親子学級で一緒に学んだ人と遊ぶ時は同じ考え方で遊べる。
・子どもが何かを取ってしまったら「返しなさい!」と言うのではなく「貸してくれる?」と親が相手の子どもに聞いてあげる。ダメだったら「ダメなんだって」と自分の子どもに説明してあげる。逆の立場でも「ごめんねー、今貸してあげられないんだって」と言ってあげてほしい。大人(母親)同士はコミュニケーションをとらないといけない。
子どもの食事について
・食べながら歩くと誤嚥につながり命に関わるので、児童室では食べる時に絶対に座らせている。お祭りで綿菓子を食べながら走って、割箸が喉の奥から脳に刺さったという事故もある。
・子どもはお腹が空いている時はきちんと食べるが、お腹が満たされてくると遊び始める。食事の途中で遊び始めた時は「まだ食べる?もう食べない?」と聞く。子どもは大抵「食べる」と答えるが、また遊び始めたら「じゃあもうお片付け!おしまい」と、さっと片付ける。泣いても謝っても食べ物はあげない。遊び食べをなくすには、外でよく遊ばせてお腹を空かせるのがよい。
・食事中にご飯を投げたりいたずらをした時に、母親は「あー!」などと声を発さないで知らん顔するといい。声を出すのは「よくできたね!」の時だけでいい。“反応”をすると子どもは遊びになってしまう。
・食事中に椅子に立ってしまうなら、下に座って食べさせる。それでもウロウロしてしまうなら「おしまい」でご飯を片づけてしまう。泣きついて来ても「ちゃんと座らないと食べられないんだよ」と言って、食べ物はもう出さない。泣きついたからといってその場で食べ物をあげてしまうのではなく、次にお腹が空いたら食べればよい。そのまま外に遊びに行ってもよい。
赤ちゃん返りについて
・上の子が下の子を揺らしたり危険なことをしている時は「ダメ!」ときつく言うのではなく「そういうことをすると死んじゃうよ。もう赤ちゃんがいなくなっちゃうよ。」と言い続けないといけない。例えば「下の子のオムツ持ってきて」とお願いして、持ってきてくれたら「うわ〜、お母さん助かった!」とすごく褒める。それを繰り返すしかない。
・上の子が赤ちゃん返りしたら、全部やってあげるしかない。甘えても死なないから甘えさせてしまっていい。祖父母が同居していないなら、父親に頑張ってもらう。帰宅したら上の子に向かって「○○、帰ってきたよ。」と言ってもらう。父親が上の子だけを見るなど協力してもらう。そして上の子をとにかく褒めてあげる。「こんな硬いもの、お母さんと同じものを食べられるんだもんねー!下の子はまだ赤ちゃんだから食べられないもんねー」「洋服だってこんなに大きいもの着ているもんねー。オムツじゃなくてパンツだもんねーすごいねー!大人と同じだねー」と、何でも褒めてしまう。
最後に
・学級は税金を使って運営されているので欠席はしないで欲しい。けれどそれ以上に、学級で得たものを自分だけでなく家や近所の公園でも広めていってほしい。他人の子にも積極的に声をかけていき、宮前区を良くしていってほしい。
・親子学級で話せないことや悩みがあったら、保育者でも企画委員でもいいので相談して欲しい。これからの講義で良い先生も複数くるから、どんどん相談すればいい。
・いろいろな先生の話を聞いても、自分が消化しなければ意味がない。相性もあるから、先生の言うことをすべて聞かなくてもいい。自分に合うものを自分で探すように。
・子どもに怒ってもいいけど、笑う時もたくさんないと効き目がない。基本は外で遊んでください!
次回は、アリサという女の子の成長を0歳2ヶ月から6歳11ヶ月まで記録した映画「アリサ」を鑑賞します。
学級第2回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
ブログ担当きば子のつぶやき
大切なのは「いのち」。。。当たり前なんだけど忘れがちで、目先のつまらないことに捉われて子どもを怒ってばかりになっちゃいます。「これってそんなに怒るべきことかな?」なんて自問自答してみると案外そうでもないことばかりだったりするんですよね
今回は、子育て支援センターたいらの担当で、児童室の保育を長年担当してくださっている大田京子さんからお話を伺いました。
大田さんの自己紹介
29年前に親子学級を受講した元受講生。子育てアドバイザーの資格あり。支援センターたいらのスタッフとして5年目。自分の子育てから始まって、親子学級の保育を長く続けていることも含め、これまでずっと地域の子ども達から離れずに過ごしている。
児童室について
・靴下は親が脱がせるのではなく、子どもに自分で脱いでもらうこと。少し手伝ってもいいけれど、強制はしないでいい。もし子どもがどうしても脱ぎたがらなかったら、そのままでいいのであとは保育者に任せて欲しい。
・朝のお別れの時、泣いている子どもに後ろ髪をひかれてなかなか退室できない人が毎年いるが、子どもが泣くのは問題ないこと。泣いてOK。
・お迎えの時に子どもがきたら「お母さんも頑張って勉強してきたよ。あなたも頑張って待っていてくれたね。ありがとう、おかげでお母さんはお勉強できたよ」と伝えてあげてほしい。
保育者の対応
・親子学級の保育では「保育者は子どもと遊ばない」という方針。普通は大人が「何をして遊ぶ?」と声をかけるかもしれないが、ここでは遊んでしまうと子ども達の状況が見えなくなるので、遊ばないで壁になり見守っている。大人が子ども達と遊ぶのではなく、子どもが自ら遊ぶことを大事にしている。
・おむすびを食べている途中で遊びに行ってしまった場合は、席に戻して「食べる?食べない?」と聞いている。食べない場合は自分でお弁当にふたをして、リュックの中に入れて元に戻すところまで自分でやってから遊んでもらっている。片付けはすべて自分ですることになっているので、リュックの中はグチャグチャかもしれないが、それは子どもが自分で出来た証拠。「自分で出来た」が大事なのでグチャグチャであっても「自分で出来たね」と言ってあげて欲しい。そして、何でも自分でやってもらうため、荷物が混同しないように名前をしっかり書いて来てほしい。
保育日誌について
・ご主人にも(同居しているなら祖父母にも)保育日誌を見せて欲しい。母親だけが頑張って子育てしているわけではない。父親と母親では見る所が違うので、お互いのコミュニケーションのためにもぜひ保育日誌を見せて、子どもの様子がどうだったのか、今日は何を学んだかを話すきっかけにして欲しい。
・保育日誌を読む時には、自分の子どもの名前だけを追うのではなく、想像力を働かせながら読んでほしい。保育者は、なるべく個人的な感想を排除し、事実だけを保育日誌に書くようにしている。文章というのは寒暖が伝わりにくくて難しいので、どのようなことがあったのか、どういうふうに思ったのかというのを想像しながら読んでもらいたい。例えば「ぴょんぴょん飛んでいた」とあったら、うれしかったんだなと想像しながら読んでほしい。
見守る保育について
・「壁になる」というのが見守る保育の基本。
・子どもが物で叩きそうになった時や噛みそうになった時に「ダメ!」「危ない!」と言う前に「○○ちゃん」とその子の名前を呼んでいる。名前を呼ぶと必ず振り向くので、そうやって名前を呼べるように、保育者は必死で名前を覚えている。
・子ども同士のおもちゃの取り合いは「関わり合い」。関わり合いを止めるのではなく、そばに寄っていく。何か起こりそうな時に「どうしたの?○○ちゃん」と声をかける。言葉が話せる子でも話せない子でも保育者の対応は同じ。話せない子の場合は、保育者が子どもの気持ちを「貸してって言っているよ」「まだ使っているよ」と代弁してあげる。
・「言葉の出る数」と「理解しているかどうか」は比例していない。べらべら話していてもわかっていないこともあるし、全然話をしなくてもわかっていることはたくさんある。どんなに小さな子でも、目と目は合うし、わかっていることはたくさんある。
・月齢の大きな子が使っているオモチャを月齢の小さな子が取りに行ったとして、大きな子に対して「小さな子だから貸してあげて」とは言わない。小さな子には「今使っているから、後で貸してもらおうね」と言う。そうすると大きな子は必ずあとで貸してくれる。保育者は寄り添って一緒に貸してくれるまで待つ。「待つ」というは大事なこと。
そのうち小さな子が貸して欲しかったことを忘れてしまったとしても、大きな子が貸しにきたら、保育者は「借りる?」と小さな子に聞いてみる。小さな子が何だったか思い出せないようだったら、大きな子に「もう、いいんだって」と伝えている。
一番大事なものは「いのち」
「命が一番大事」・・それを考えると叱らなくていいことがたくさんある。ピリピリ言わなくて済むようになり、子どもたちの様子を見守っていられるようになる。
・おもちゃの取り合い:ナイフを持っているわけではないので大きな危険はない!おもちゃの取り合いを思い切りやった子ども同士は仲良くなるので、危険がない限りは止めない。
・子どもがボールペン(先のとがったもの)を持つ:絶対にダメ。つかまり立ちくらいの子はボールペンが大好きだが、どんなに小さな子でも繰り返し「これは大人が使うもの」と目を見て言えば、子どもは手を離す。離さない場合はこちらも手を離さず、命に関わるものは絶対に貸さない。真面目な顔をして真剣に言えば子どもに伝わる。
子どもの遊びについて
・子どもが誰かと一緒に遊ぶことだけが遊びではない。遊ばずに泣いている子は、泣きながらでも周りの子が遊んでいる様子を見ている。自分が遊びたいなと思った時に一歩出せればいいし、一歩出せなくてもそれでいい。
・泣きもしないで座ってじーっと周りを見ている子もいるが、それも大きなくくりでいえば遊び。その子は周りの子を見ながら気持ちの中では一緒に遊んでいる。
・ひとり遊びはとても大事なこと。一人でばかり遊んでると悩まなくていい。
・他人のものを取る、引っ張るなども子ども同士の大切な関わり合いだから止めなくていい。その代わりお母さんが子どものそばに行けばいい。公園で知らない人と一緒の時には難しいこともあるが、親子学級で一緒に学んだ人と遊ぶ時は同じ考え方で遊べる。
・子どもが何かを取ってしまったら「返しなさい!」と言うのではなく「貸してくれる?」と親が相手の子どもに聞いてあげる。ダメだったら「ダメなんだって」と自分の子どもに説明してあげる。逆の立場でも「ごめんねー、今貸してあげられないんだって」と言ってあげてほしい。大人(母親)同士はコミュニケーションをとらないといけない。
子どもの食事について
・食べながら歩くと誤嚥につながり命に関わるので、児童室では食べる時に絶対に座らせている。お祭りで綿菓子を食べながら走って、割箸が喉の奥から脳に刺さったという事故もある。
・子どもはお腹が空いている時はきちんと食べるが、お腹が満たされてくると遊び始める。食事の途中で遊び始めた時は「まだ食べる?もう食べない?」と聞く。子どもは大抵「食べる」と答えるが、また遊び始めたら「じゃあもうお片付け!おしまい」と、さっと片付ける。泣いても謝っても食べ物はあげない。遊び食べをなくすには、外でよく遊ばせてお腹を空かせるのがよい。
・食事中にご飯を投げたりいたずらをした時に、母親は「あー!」などと声を発さないで知らん顔するといい。声を出すのは「よくできたね!」の時だけでいい。“反応”をすると子どもは遊びになってしまう。
・食事中に椅子に立ってしまうなら、下に座って食べさせる。それでもウロウロしてしまうなら「おしまい」でご飯を片づけてしまう。泣きついて来ても「ちゃんと座らないと食べられないんだよ」と言って、食べ物はもう出さない。泣きついたからといってその場で食べ物をあげてしまうのではなく、次にお腹が空いたら食べればよい。そのまま外に遊びに行ってもよい。
赤ちゃん返りについて
・上の子が下の子を揺らしたり危険なことをしている時は「ダメ!」ときつく言うのではなく「そういうことをすると死んじゃうよ。もう赤ちゃんがいなくなっちゃうよ。」と言い続けないといけない。例えば「下の子のオムツ持ってきて」とお願いして、持ってきてくれたら「うわ〜、お母さん助かった!」とすごく褒める。それを繰り返すしかない。
・上の子が赤ちゃん返りしたら、全部やってあげるしかない。甘えても死なないから甘えさせてしまっていい。祖父母が同居していないなら、父親に頑張ってもらう。帰宅したら上の子に向かって「○○、帰ってきたよ。」と言ってもらう。父親が上の子だけを見るなど協力してもらう。そして上の子をとにかく褒めてあげる。「こんな硬いもの、お母さんと同じものを食べられるんだもんねー!下の子はまだ赤ちゃんだから食べられないもんねー」「洋服だってこんなに大きいもの着ているもんねー。オムツじゃなくてパンツだもんねーすごいねー!大人と同じだねー」と、何でも褒めてしまう。
最後に
・学級は税金を使って運営されているので欠席はしないで欲しい。けれどそれ以上に、学級で得たものを自分だけでなく家や近所の公園でも広めていってほしい。他人の子にも積極的に声をかけていき、宮前区を良くしていってほしい。
・親子学級で話せないことや悩みがあったら、保育者でも企画委員でもいいので相談して欲しい。これからの講義で良い先生も複数くるから、どんどん相談すればいい。
・いろいろな先生の話を聞いても、自分が消化しなければ意味がない。相性もあるから、先生の言うことをすべて聞かなくてもいい。自分に合うものを自分で探すように。
・子どもに怒ってもいいけど、笑う時もたくさんないと効き目がない。基本は外で遊んでください!
次回は、アリサという女の子の成長を0歳2ヶ月から6歳11ヶ月まで記録した映画「アリサ」を鑑賞します。



大切なのは「いのち」。。。当たり前なんだけど忘れがちで、目先のつまらないことに捉われて子どもを怒ってばかりになっちゃいます。「これってそんなに怒るべきことかな?」なんて自問自答してみると案外そうでもないことばかりだったりするんですよね

キーワード:怒りすぎ