
15年度 第2回親子学級[2015年09月17日(Thu)]
2015年度 第2回親子学級 『 見守る保育について 』
今回は、最初に受講生同志で2人1組になり、お互いに質問し合った後、他己紹介を行いました。
その後、子育て支援センターたいらの担当で、児童室の保育を長年担当してくださっている大田京子さんからお話を伺いました。
他己紹介
1、子どもの名前と年齢。
2、住んでいる地域
3、今の悩み
15分ほど2人組で話し合ってもらい、その後発表タイム
今年は以前他の講座で一緒だったという知り合いの方が受講生同士に多いのですが、他己紹介はなるべく知り合いではない方がペアになるようにさせてもらいました
しかし、皆さん和気あいあいと会話が弾んでらっしゃいました
「見守る保育」について
命に関わることには真剣に怒る
・子どもにとって自分にとって大事なことは「命を守る」ということ。
命に関わることについては真剣に怒る。真剣さは子供に伝わる。
・食べる時に座らせるのは「誤飲」の危険があるから。
追いかけまわして親が食べさせたりするのは危険。
・「命」のことを考えると“今言わなくてもいいこと”はたくさんある。
子どもにウソをつかない
・児童室では「2時間待っていてね。お勉強してくるね」ときちんと伝える。
・時計が読めない子どもには、時計の針がまっすぐぴったりになるまでと伝える。
・お迎えのときは「ありがとう。お母さんお勉強できたよ。」とお礼をいう。
見守る保育
・親は「仲良くみんなで遊んでほしい」と思うが、関わり合うようになるのは3歳くらいから。
・「子どもは子どもの中で育つ」
ジーッと周りを見ている子は「遊んでいない」のではなく「見て学んでいる」。
見るだけで同じ遊びをやった気になっている子もいる。
・2〜3歳は「自分のものは自分の物、他人のものも自分の物」。
「見る・そばに寄る・物を取る」が関わりの第一歩。おもちゃの取り合いはダメではない。
引っ張り合いは、子供同士が関わりを持っている=嬉しいこと。
・オモチャの取り合いになった場合、小さな子にも順番を守らせている。
=どちらがおもちゃを先に持っていたかをよく見ておく必要がある。
小さい子が大きい子からおもちゃを取った場合も「小さい子に貸してあげよう」ではなく「大きい子が先に使ってたから後で借りようね」と順番を守らせている。子どもはお利口だからちゃんと貸してあげられる。待てないのは親の私達…
・子どもが手を出しそうにな時に「ダメ!」という声がけはしない。
「○○ちゃんどうしたの?」と名前を呼ぶだけでも行動がフッと止まる。
・保育者がすぐに行けず「ちょっと待っててね」と言ったら、必ずそこに戻る(信頼関係)
考えて見極める
講師の言うことが全てではない。
「私は○○だから〜したい/〜したくない」と自分に合うことをよく考え見極めることが大切。何でもかんでも鵜呑みにはしないこと。
<質疑応答>
Q.オモチャを持ってお友達を叩こうとした時はどうするか?
A.ダメ!とは言わずに手で遮りながら「どうしたの?」と声をかける。
Q.3歳過ぎているがオモチャを貸してと私(ママ)に代わりに言わせようとする時がある。
A.ムリに「自分で言っておいで」と言うのではなく「一緒に行ってあげるよ」と付き合ってあげると良い。いつかは自然と離れて行けるようになる。
Q. 2歳のうちの子がお友達に手を出してしまったら、自分で謝らせた方が良いのか?
A.理由にもよるが「貸してほしかったの?叩かないで言おうね」と、子どもの気持ちに寄り添い、お友達には親が謝って、子どもの気持ちや言葉を代弁しても良い。
学級第1回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
↑
初日の子どもたちの様子です。
うちの子はこういう事はしないはず!と思っているようなことをしていたり、お友達を叩いてしまっていることもありますが、必ずしも叩いた事が悪い訳ではないので、そのときの子どもの気持ちを聞いてあげてください
あと、是非パパにも見せて共有してくださいね!ママとは違う見方をしているかもしれません
これから子ども同士の関わりの中で、どんな成長を見せてくれるか楽しみですね
次回は、親子学級始まって以来、初めての試み!公開講座です
ためになるお話が伺えること間違いなしですので、お楽しみに
ブログ担当 忍子のつぶやき
他己紹介のみなさんの悩みで多かったのはイヤイヤ期、パパの子どもとの関わり方、プレ選び、幼稚園選び。私も受講当時は幼稚園選び真っただ中でした
講座の内容はもちろんのこと、講座後に保育のおばちゃんから聞く、保育中の子どもの様子から、「うちの子はやっぱりこういう性格だよね
それならこういう幼稚園が合うのかなあ
」と、ヒントを得たりして、とても参考になりました。みなさんも是非積極的におばちゃん達に気になっていることを聞いてみてくださいね
今回は、最初に受講生同志で2人1組になり、お互いに質問し合った後、他己紹介を行いました。
その後、子育て支援センターたいらの担当で、児童室の保育を長年担当してくださっている大田京子さんからお話を伺いました。
他己紹介
1、子どもの名前と年齢。
2、住んでいる地域
3、今の悩み
15分ほど2人組で話し合ってもらい、その後発表タイム

今年は以前他の講座で一緒だったという知り合いの方が受講生同士に多いのですが、他己紹介はなるべく知り合いではない方がペアになるようにさせてもらいました


「見守る保育」について
命に関わることには真剣に怒る
・子どもにとって自分にとって大事なことは「命を守る」ということ。
命に関わることについては真剣に怒る。真剣さは子供に伝わる。
・食べる時に座らせるのは「誤飲」の危険があるから。
追いかけまわして親が食べさせたりするのは危険。
・「命」のことを考えると“今言わなくてもいいこと”はたくさんある。
子どもにウソをつかない
・児童室では「2時間待っていてね。お勉強してくるね」ときちんと伝える。
・時計が読めない子どもには、時計の針がまっすぐぴったりになるまでと伝える。
・お迎えのときは「ありがとう。お母さんお勉強できたよ。」とお礼をいう。
見守る保育
・親は「仲良くみんなで遊んでほしい」と思うが、関わり合うようになるのは3歳くらいから。
・「子どもは子どもの中で育つ」
ジーッと周りを見ている子は「遊んでいない」のではなく「見て学んでいる」。
見るだけで同じ遊びをやった気になっている子もいる。
・2〜3歳は「自分のものは自分の物、他人のものも自分の物」。
「見る・そばに寄る・物を取る」が関わりの第一歩。おもちゃの取り合いはダメではない。
引っ張り合いは、子供同士が関わりを持っている=嬉しいこと。
・オモチャの取り合いになった場合、小さな子にも順番を守らせている。
=どちらがおもちゃを先に持っていたかをよく見ておく必要がある。
小さい子が大きい子からおもちゃを取った場合も「小さい子に貸してあげよう」ではなく「大きい子が先に使ってたから後で借りようね」と順番を守らせている。子どもはお利口だからちゃんと貸してあげられる。待てないのは親の私達…
・子どもが手を出しそうにな時に「ダメ!」という声がけはしない。
「○○ちゃんどうしたの?」と名前を呼ぶだけでも行動がフッと止まる。
・保育者がすぐに行けず「ちょっと待っててね」と言ったら、必ずそこに戻る(信頼関係)
考えて見極める
講師の言うことが全てではない。
「私は○○だから〜したい/〜したくない」と自分に合うことをよく考え見極めることが大切。何でもかんでも鵜呑みにはしないこと。
<質疑応答>
Q.オモチャを持ってお友達を叩こうとした時はどうするか?
A.ダメ!とは言わずに手で遮りながら「どうしたの?」と声をかける。
Q.3歳過ぎているがオモチャを貸してと私(ママ)に代わりに言わせようとする時がある。
A.ムリに「自分で言っておいで」と言うのではなく「一緒に行ってあげるよ」と付き合ってあげると良い。いつかは自然と離れて行けるようになる。
Q. 2歳のうちの子がお友達に手を出してしまったら、自分で謝らせた方が良いのか?
A.理由にもよるが「貸してほしかったの?叩かないで言おうね」と、子どもの気持ちに寄り添い、お友達には親が謝って、子どもの気持ちや言葉を代弁しても良い。

↑
初日の子どもたちの様子です。
うちの子はこういう事はしないはず!と思っているようなことをしていたり、お友達を叩いてしまっていることもありますが、必ずしも叩いた事が悪い訳ではないので、そのときの子どもの気持ちを聞いてあげてください

あと、是非パパにも見せて共有してくださいね!ママとは違う見方をしているかもしれません

これから子ども同士の関わりの中で、どんな成長を見せてくれるか楽しみですね

次回は、親子学級始まって以来、初めての試み!公開講座です

ためになるお話が伺えること間違いなしですので、お楽しみに



他己紹介のみなさんの悩みで多かったのはイヤイヤ期、パパの子どもとの関わり方、プレ選び、幼稚園選び。私も受講当時は幼稚園選び真っただ中でした



