14年度 第8回親子学級[2014年10月23日(Thu)]
2014年度 第8回親子学級
『 理想のママと理想の子ども(ワークショップ)』
今回は、班ごとに分かれてワークショップを行いました。
<ワーク@>どうしてイライラするのだろう・みんなの理想の子ども像
子どものことでイライラすることを付箋紙に書きだして白板の左側に貼り、それに対して”こうあってほしい”という理想を右側に書いてもらいました。
・歯磨き嫌い、着替えが面倒 →身支度をすばやく整える
・服にこだわり →サクッと着替える
・片付けない・ちらかす →汚さない、散らかさない、自分で片付ける
・座って食べない →お行儀よく食べる
・偏食・飲み物をこぼす →こぼさず、残さず、きれいに食べる
・ダラダラする →シャキッとしてやることをやる
・思い通りにならないとギャ〜となる →言葉で伝える
・走る →手をつなぐ
・歩かない・手をつながない →危なくないように歩く
・すぐ抱っこ →親の空気を読む
・砂場好き・水遊び好き →いろいろバランスよく遊ぶ
・声・音が大きい・ずっとしゃべっている →TPOをわきまえる
・何でも開ける・触る・登る・口に入れる・やりたがる →身の程を知って、出来ないことはや
らない
・しつこい →1回言ったらわかる
・出来るのに出来ないと言う →できることは自分でする
・わざといやなことをする →わかっていたらやらない
・テレビばかり →ほどほどに見る
・風呂・トイレがスムーズではない →がんばる
・寝つきが悪い・夜中に起きる →夜はゆっくり寝る
まとめると、理想の子ども像は
身支度をすばやく整え、サクッと着替える子
汚さない、散らかさない、自分で片付ける子
食事はこぼさず、残さず、きれいにお行儀よく全部食べる子
シャキッとして、できることは自分でする子
気持ちは言葉で伝え、人の嫌がることはやらない子
道では手をつなぎ、危なくないように歩く子
外ではTPOをわきまえ、いろいろバランスよく遊ぶ子
身の程を知って出来ないことはやらない子
家ではテレビをほどほどにする子
風呂・トイレをスムーズにこなし、夜はゆっくり寝る子
出来上がった”理想の子ども像”について受講生からは
「これをすべてできるわけない。」
「こんな子いないよね。出来る子いたら、逆に怖い。」
「だんながこれを求めていたら、一緒に住めない。」
「親が出来ていないから、子どもも出来るわけがない。」
という意見が出ました。
<ワークA>理想のママ像・・・実態を知ろう
次に、理想とするママの姿を付箋紙に書きだしてまとめてもらいました。
・きれいな格好・きちんとお化粧
・ゴロゴロ、ダラダラしない
・家も自分もきれいに
・料理上手(手作りおやつ、栄養バランスも考えて)
・手際よく、家事をテキパキ
・自分の時間(一人の時間)を持つ
・子どもの髪をかわいく結ぶ
・いつも笑顔で優しい
・イライラしない・感情的にならない
・怒らない・叩かない・口出さない
・子どもの遊びにとことん付き合う
・よく子どもの話を聞く
・子どもを守れる
・パパと仲良し
まとめると、理想のママ像は
怒らずいつも笑顔、きれいでおしゃれで理解があるママ
家事をテキパキこなし、子ども目線で子どもと向き合うママ
子どもと一緒に遊ぶ体力があり、いざという時は子どもを守れるママ
「理想にあがったこと全部をできるママはまわりにいますか?」
という問いかけに
「全部できるママはいない」という声が上がりました。
「子どもと向き合うということが出来ている人は?」
という問いかけには
「幼稚園に入園してからできるようになった」「イヤイヤ期が過ぎてからできるようになった」
という人が数名いました。
企画委員から受講生には、
「”自分に時間がある時ならできる”とか、”気力体力がある時ならできる”でいい。
100点満点カンペキにできなくても50点でもできればいい。
子どもにイライラすると自分にもイライラして負のループに入ってしまう。
自分のことが好きになれないと子どものことも好きになれない。
客観的に、ダメな自分を受け入れると同時に、出来ている自分も受け入れることで、負のループから脱出できる。
これもダメ、あれもダメ、と全部がダメと思わないこと。
できていることがあるはずだから。
子どものことも自分のことも ”出来ていないところ” を見るのではなく、”今何が出来ているか” を大切に!
子どもをギュ〜するだけでなく、自分もギュ〜してあげよう。
親子学級に毎週通っているだけで、みなさんは充分頑張っています!
理想がありすぎたり、求めすぎたりすると、それが上手くいかないことでイライラする。
この中で出来ているものがあればそれでいい。
完璧を求めると辛いので「ま、いっか」の気持ちが大切。」
という話をしました。
次回は「がんばっているあなたへ」というテーマで奥山千鶴子さんにお話を伺います。
まぼろしの子ども像を抱くこと
完璧なママを目指して頑張らないで
今回の講義に関係する過去の講義をまとめています。
興味のある方はリンク先の記事も読んでみてください。
学級第7回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
『 理想のママと理想の子ども(ワークショップ)』
今回は、班ごとに分かれてワークショップを行いました。
<ワーク@>どうしてイライラするのだろう・みんなの理想の子ども像
子どものことでイライラすることを付箋紙に書きだして白板の左側に貼り、それに対して”こうあってほしい”という理想を右側に書いてもらいました。
・歯磨き嫌い、着替えが面倒 →身支度をすばやく整える
・服にこだわり →サクッと着替える
・片付けない・ちらかす →汚さない、散らかさない、自分で片付ける
・座って食べない →お行儀よく食べる
・偏食・飲み物をこぼす →こぼさず、残さず、きれいに食べる
・ダラダラする →シャキッとしてやることをやる
・思い通りにならないとギャ〜となる →言葉で伝える
・走る →手をつなぐ
・歩かない・手をつながない →危なくないように歩く
・すぐ抱っこ →親の空気を読む
・砂場好き・水遊び好き →いろいろバランスよく遊ぶ
・声・音が大きい・ずっとしゃべっている →TPOをわきまえる
・何でも開ける・触る・登る・口に入れる・やりたがる →身の程を知って、出来ないことはや
らない
・しつこい →1回言ったらわかる
・出来るのに出来ないと言う →できることは自分でする
・わざといやなことをする →わかっていたらやらない
・テレビばかり →ほどほどに見る
・風呂・トイレがスムーズではない →がんばる
・寝つきが悪い・夜中に起きる →夜はゆっくり寝る
まとめると、理想の子ども像は
身支度をすばやく整え、サクッと着替える子
汚さない、散らかさない、自分で片付ける子
食事はこぼさず、残さず、きれいにお行儀よく全部食べる子
シャキッとして、できることは自分でする子
気持ちは言葉で伝え、人の嫌がることはやらない子
道では手をつなぎ、危なくないように歩く子
外ではTPOをわきまえ、いろいろバランスよく遊ぶ子
身の程を知って出来ないことはやらない子
家ではテレビをほどほどにする子
風呂・トイレをスムーズにこなし、夜はゆっくり寝る子
出来上がった”理想の子ども像”について受講生からは
「これをすべてできるわけない。」
「こんな子いないよね。出来る子いたら、逆に怖い。」
「だんながこれを求めていたら、一緒に住めない。」
「親が出来ていないから、子どもも出来るわけがない。」
という意見が出ました。
<ワークA>理想のママ像・・・実態を知ろう
次に、理想とするママの姿を付箋紙に書きだしてまとめてもらいました。
・きれいな格好・きちんとお化粧
・ゴロゴロ、ダラダラしない
・家も自分もきれいに
・料理上手(手作りおやつ、栄養バランスも考えて)
・手際よく、家事をテキパキ
・自分の時間(一人の時間)を持つ
・子どもの髪をかわいく結ぶ
・いつも笑顔で優しい
・イライラしない・感情的にならない
・怒らない・叩かない・口出さない
・子どもの遊びにとことん付き合う
・よく子どもの話を聞く
・子どもを守れる
・パパと仲良し
まとめると、理想のママ像は
怒らずいつも笑顔、きれいでおしゃれで理解があるママ
家事をテキパキこなし、子ども目線で子どもと向き合うママ
子どもと一緒に遊ぶ体力があり、いざという時は子どもを守れるママ
「理想にあがったこと全部をできるママはまわりにいますか?」
という問いかけに
「全部できるママはいない」という声が上がりました。
「子どもと向き合うということが出来ている人は?」
という問いかけには
「幼稚園に入園してからできるようになった」「イヤイヤ期が過ぎてからできるようになった」
という人が数名いました。
企画委員から受講生には、
「”自分に時間がある時ならできる”とか、”気力体力がある時ならできる”でいい。
100点満点カンペキにできなくても50点でもできればいい。
子どもにイライラすると自分にもイライラして負のループに入ってしまう。
自分のことが好きになれないと子どものことも好きになれない。
客観的に、ダメな自分を受け入れると同時に、出来ている自分も受け入れることで、負のループから脱出できる。
これもダメ、あれもダメ、と全部がダメと思わないこと。
できていることがあるはずだから。
子どものことも自分のことも ”出来ていないところ” を見るのではなく、”今何が出来ているか” を大切に!
子どもをギュ〜するだけでなく、自分もギュ〜してあげよう。
親子学級に毎週通っているだけで、みなさんは充分頑張っています!
理想がありすぎたり、求めすぎたりすると、それが上手くいかないことでイライラする。
この中で出来ているものがあればそれでいい。
完璧を求めると辛いので「ま、いっか」の気持ちが大切。」
という話をしました。
次回は「がんばっているあなたへ」というテーマで奥山千鶴子さんにお話を伺います。
まぼろしの子ども像を抱くこと
完璧なママを目指して頑張らないで
今回の講義に関係する過去の講義をまとめています。
興味のある方はリンク先の記事も読んでみてください。
学級第7回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
ブログ担当ひつじいのつぶやき
実際に書き出してみると、自分の求めている理想がほとんど不可能なことだって分かりますね。理想があって完璧を求める人ほど子育てで苦労してるように思います。私もその口です。子どもが生まれるまでは問題ないですが、子どもができると自分の理想を通そうとして子どもにしわ寄せがいってしまう。理想の子どもって、子どものためじゃなく結局自分に都合のいい子ども像なんですよね。でもママも人間なのですべてを子どもに譲れないところはある。自分の理想をゆるめつつ、折り合いをつけていきたいなあ〜と思います。