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神奈川県川崎市宮前区で宮前親子学級を企画・運営しているグループ、宮前おやこの会「おひさま」のブログです晴れ
ひとりめの育児は「これでいいのかな?」と不安や悩みがつきもの。ブログでは育児&育自のエッセンスと私たちの活動内容を紹介していまするんるん
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14年度 第7回親子学級[2014年10月16日(Thu)]
2014年度 第7回親子学級
『 メディアから見た現代の子育て家庭 』


今回は、NHK「すくすく子育て」の映像ディレクターをしている佐藤安南さんにお越しいただきました。
前半は佐藤さんの著書を基にして、ディレクターとして多くの親子と接してきて感じたことをお話していただき、後半は一人の母親としての想いを聴かせていただきました。

【自己紹介】

フリーランスの映像ディレクター、『すくすく子育て』の取材担当、ビジネスメールの講師、一児の母。
「すくすく子育て」には2003年秋から関わり、今年で11年目。
平成21年『親のメンタルヘルス』(制作:至文堂・発行:ぎょうせい)に載せた「メディアからみた現代の子育て家庭」を読んだ親子学級企画委員から講演依頼を受けた。


【メディアから見た現代の子育て環境〜本からの内容紹介】

均質化される育児環境

同じような間取り・内装・オモチャを持つお宅がとても多い。子どもの生活感が無いキレイなお宅が増えている。
 ↓
大人中心の生活=子どもの汚さを認めない=生活感が無い

マンションではオートロックなどセキュリティが強化され遮音性も高まり安心安全だが、それとひきかえにご近所との付き合いから遠ざかっている。
 ↓
閉塞感や孤独感がある

便利・キレイ・静か・子どもと二人きりで孤独
 ↓
自分の人生が無くなったような感覚に陥る母親=「生活感の無さとは、実は生命感の無さなのではないか」


「〜ねばならない」を求める親たち 

母乳育児・発育発達状況に関する相談内容が年々細かくなっている。
WHOが二歳以上の長期授乳を続けてもいいと推奨したことに対し、母親たちの間では「二歳まで長期授乳しなければならない」にすり替わってしまっていることも。「●●か月だから離乳食は〜までしなければいけないのか?」など。ブックスタートや言葉の発達なども同様に、「●●か月だから読み聞かせなければならない」「●●歳だから二語文がでなければならない」と思い込んでしまっている。
 ↓ 
「〜ねばならない」に目がいき、目の前の子どもの状態が見えなくなっている。
メディアやネット等による育児情報の氾濫が、親世代の取捨選択の判断を惑わしているのかも。


「父親の育児参加」が母親を追い詰める?

熱心な父親が完全母乳・布おむつなどを求めて、母親のプレッシャーになる場合も。
 ↓
育児に勉強熱心で、仕事のように目標を設けて一つ一つクリアしていく父親=育児が「目標達成のタスク」になっている
 ↓
母親が求めている「話を聞いて欲しい」という想いが置き去りに


不況と長時間労働がもたらす母親の孤独

父親の仕事の大変さや疲れを理解して気遣うあまり、お願いなど言い出せないでいる母親
 ↓
一層の孤独感を生む


もろくなっている親の心

自分の子育てはこれで大丈夫?あっている?=自分が親としてどう思われているか不安
 ↓
「お宅の子育ては間違っていませんよ、大丈夫ですよ」という承認欲求=ネットやメディアの影響が大きい


【メディアから見た現代の子育て環境〜その後の取材から感じたこと、補足】

「母親はイキイキしている方がいい」の取り違え

子どもを預けてあちこちに出掛けて子どもは放ったらかしで「自分が楽しいと子どもも楽しい」と勘違い。
 ↓
「母親がイキイキしていればいい」ということだけを重視=子どもを見ていない


一生懸命すぎて子どもが見えていない
 
親はたくさん勉強していても、目の前の子どもが何をしているのか見えていない。
目を合わせること、ギューっと抱きしめることをせず、子どもと向き合えていない。


【一人の母親としての体験談】

現在高校2年生になる子どもは、幼児期にたくさんお喋りができていた。しかし小学校にあがる前、ひらがな・カタカナ・数を見ると「分からないー!!」とパニックになってしまうのを見て、何かおかしいと感じ始める。

小学校で大変良い先生に出会い「識字障がい(ディスレクシア)でトムクルーズみたいね」と言われ、なるほどと気が付いた。
その後、小学校では抜き出しで個別授業を受け、子ども自身は少々落ち着き明るさを取り戻すも、知能は坂道を滑り落ちるように下降。
当時、自分の学歴と子どもの知能の違いに苦しみ、子どもに対しよく暴言を吐いてしまっていた。

小学校4年生の時、急にろれつが回らず話せなくなり、歩行も困難になって隣人に心配され、病院で検査を受けると「もやもや病」(日本で8千人。原因不明の難病)と判明。もやもや病により脳の血流が悪くなり、数か所に脳梗塞が。そのために知能が低下していたことが判った。
原因が分からずにずっと苦しかったが、対処すべきことが見えたので「神様ありがとう!」と思った。
そして同時に、それまで病気のサインが何度も出ていたことを見過ごしていた自分の育児態度を深く反省。
「目の前の子どもを見ていない親」は、まさに自分自身であった。

病気が判明後、子どもは2回血管バイパス手術を行う。術後は少しずつ知能指数が上がっていった。中学校では特別支援学級に進学。表情が明るくなり、できることも増えた。
「3歳までに脳をつくらねばならない」ということは、絶対に無い!!!

子どもに言い過ぎたりすることがあっても、その後、子どもの目をまっすぐ見て謝る。子どもの前で良い親ぶらないことを心がけるようにしている。

積極的にママ友・パパ友をつくったり、PTAや地域活動に参加。親の自分が出ていくことで、子どもが学校でいじめられることを極力防ごうと考えた。実際にいじめられることもあったが、ママ友・パパ友や先生、地域の人々の支えで大事に至らずにすんだ。「すくすく子育て」の番組スタッフも励ましてくれた。取材先のご家族からも多くのことを学んだ。

人間関係は面倒くさいこともあるが、避けて楽な方を選ぶと大切なことを失う。乗り越えるからこそ得られるリアルな関係=宝物。

辛い時に支えてくれたのは「リアルな仲間」
子どもがいるからこそ出会った仲間との関係を大切にして、孤独な大変さを味わうのではなく、みんなでいる大変さを味わおう!!


<質問タイム>

Q:働きながら、どのように子どもとの時間をつくっている?気にかけていることは?

A:休みが不規則なので、かえって平日でも休みがあり一緒の時間を持てている。子どもの居場所をつくるためガールスカウトに入れた。自分も一緒に活動せざるをえなくなり、結果的に子どもと過ごす時間を作らざるを得なくなった。ママ友と一緒に子どもを見るよう心がけた。PTAに参加することで、子どもは「自分のために活動している」「一緒に過ごしている」と感じてくれていたようだ。仕事をされるなら、初めのうちは保育料にとてもお金がかかるが、キャリアを切らないために、それこそ「自分がイキイキするため」に、保育料は「自分への投資」と考えてもいいのでは。


Q:お嬢さんのことを受け入れられるようになった理由は?

A:病気が分かってから変わった。エゴイスティックな考えだが、「知能低下は病気が原因」と分かったことが大きかった。そして同時に、それまできちんと子どもを見ていなかった自分の姿を反省できるようになった。「生きているだけで御の字」と思える。些細なことでも、ひとつひとつが「昨日よりは今日、今日よりは明日」成長していると感じられるようになった。



次回は、「理想のママと理想の子ども」というテーマでワークショップを行います。

ペン学級第6回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)



晴れブログ担当きば子のつぶやき晴れ
ざっくばらんで明るく楽しい佐藤さんのおかげで、笑いあり涙ありの2時間でした!
「〜ねばならない」を求めがちだという話、「自分がイキイキすること」ばかり考えて子どもに目がいっていないという話、、胸がチクっと痛みましたたらーっ(汗)
佐藤さんがご自身を振り返りながら、弱い自分を素直に認めて反省の想いを明るく語っている姿は、とても素敵でした。私も「良い親ぶらない」でいきたいですグッド(上向き矢印)
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