14年度 第4回親子学級[2014年09月25日(Thu)]
2014年度 第4回親子学級
『 子どもの発達に遊びが大切なワケ 』
今回は帝京大学教授の杉本真理子先生から、先週観た映画「アリサーヒトから人間への記録」についてお話をしていただきました。
オムツはずし
アリサはオムツをつけずに保育園で過ごしていた。今はオムツの性能が良くなるにつれて、お母さん達がオムツ替えに無関心になっている。子どものおしっこの間隔と量に親が関心を持たないとオムツははずせない。
早期教育
オムツをはじめ色々なものが便利になってきているけれど、そこで出来た時間を使って早期教育をしていないか?自分は3歳からお勉強していなくても、きちんと字を書けるようになったはず。自分自身の子どもの頃と比べて考えることが大切。
自主性
子どもが失敗した時に怒ったり注意していないか?=指示待ち人間にしたいか?
子どもが自発的に動いたら・・・失敗する・ケガをする・時間がかかる・散らかす=汚す・・・は当たり前!子どもを「指示待ち人間」ではなく自主性のある子に育てたいのであれば、親がこれらを引き受けるしかない。
幼稚園選び=子どもへの接し方
アリサは保育園で障がいのある子とともに生活する中で、助け合うことを自然と学んでいた。園の先生方が子ども達にどのように接しているかにより、他の子ども達の接し方も変わる。先生が障がいのある子のことを悪い子・出来ない子と見てしまっていると、他の子ども達にも伝わってしまう。先生やお母さん・お父さんは、『落ち着きがない』『出来ない』『いたずらばかり』でも、悪い子と言ってはいけない。子どもが自尊感情を失ってしまう。
子ども時代に必要なこと=遊び
たっぷりの時間をかけて・自分でやりたい遊びをやって・失敗もして、それをあるがままに受け入れ認められるという経験が必要
子どもを育てていく上で・・
子ども時代の経験は自分の生き方に活かされていく。自分が育てられたように子どもを育ててしまうものだから、それを変えるためには意識的に行動しなければいけない。自分一人の力で意識しても変えるのは難しいからこそ、仲間とともに子どもを育てていくことが大切
杉本先生から最後に一言・・「子育てを楽しんでください」
※杉本先生おすすめの絵本「だいじょうぶだいじょうぶ」
次回は「これまでを振り返って」というテーマで前半の講義内容について話し合いたいと思います。
子どもの心と体が育つために大切なこと
今回の講義に関係する過去の講義をまとめています。
興味のある方はリンク先の記事も読んでみてください。
学級第3回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
『 子どもの発達に遊びが大切なワケ 』
今回は帝京大学教授の杉本真理子先生から、先週観た映画「アリサーヒトから人間への記録」についてお話をしていただきました。
オムツはずし
アリサはオムツをつけずに保育園で過ごしていた。今はオムツの性能が良くなるにつれて、お母さん達がオムツ替えに無関心になっている。子どものおしっこの間隔と量に親が関心を持たないとオムツははずせない。
早期教育
オムツをはじめ色々なものが便利になってきているけれど、そこで出来た時間を使って早期教育をしていないか?自分は3歳からお勉強していなくても、きちんと字を書けるようになったはず。自分自身の子どもの頃と比べて考えることが大切。
自主性
子どもが失敗した時に怒ったり注意していないか?=指示待ち人間にしたいか?
子どもが自発的に動いたら・・・失敗する・ケガをする・時間がかかる・散らかす=汚す・・・は当たり前!子どもを「指示待ち人間」ではなく自主性のある子に育てたいのであれば、親がこれらを引き受けるしかない。
幼稚園選び=子どもへの接し方
アリサは保育園で障がいのある子とともに生活する中で、助け合うことを自然と学んでいた。園の先生方が子ども達にどのように接しているかにより、他の子ども達の接し方も変わる。先生が障がいのある子のことを悪い子・出来ない子と見てしまっていると、他の子ども達にも伝わってしまう。先生やお母さん・お父さんは、『落ち着きがない』『出来ない』『いたずらばかり』でも、悪い子と言ってはいけない。子どもが自尊感情を失ってしまう。
子ども時代に必要なこと=遊び
たっぷりの時間をかけて・自分でやりたい遊びをやって・失敗もして、それをあるがままに受け入れ認められるという経験が必要
子どもを育てていく上で・・
子ども時代の経験は自分の生き方に活かされていく。自分が育てられたように子どもを育ててしまうものだから、それを変えるためには意識的に行動しなければいけない。自分一人の力で意識しても変えるのは難しいからこそ、仲間とともに子どもを育てていくことが大切
杉本先生から最後に一言・・「子育てを楽しんでください」
※杉本先生おすすめの絵本「だいじょうぶだいじょうぶ」
次回は「これまでを振り返って」というテーマで前半の講義内容について話し合いたいと思います。
子どもの心と体が育つために大切なこと
今回の講義に関係する過去の講義をまとめています。
興味のある方はリンク先の記事も読んでみてください。
学級第3回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
ブログ担当きば子のつぶやき
遊ぶこと・失敗すること・たっぷりの時間があること・・子どもにとって大切なことを見失いがちです。小学生になった我が子にも、つい先回りして口を出してしまい「失敗をするチャンス」を奪ってしまうことが多い私・・