13年度 第13回親子学級[2013年11月28日(Thu)]
2013年度 第13回親子学級
『 いっしょに育とうママもキッズも(保育室ビデオ) 』
今回は、学級第7回から11回までの児童室の様子を映したビデオを観ながら、保育者の田浪由紀子さんにお話しを伺いました。
ビデオに映った子ども達の様子
・積み木で家を作り始めたらどんどんみんなが手伝っていき、大きな家ができた。「すごいね〜」と歓声があがった。
・大積み木で電車を作る。電車の車輪に円形の積み木を並べたが最後1つ足りず半円を2つ合わせて作った。保育者の「賢いよねー」の言葉にみんな「すご〜い」と感心する。
・大積み木で飛行機を作る。出来た飛行機に子ども達が乗っていく。乗りたいが乗る場所がなくなった子は自分で積み木を持ってきて後ろにつなげ座る。
・押されて転んで泣いてしまった子を、他の子が慰めにきてギュッとする。
・大積み木とイスでレストランを作るとみんなが集まりレストランごっこが始まる。
・トイレに行きスリッパを脱ぐ時後ろ向きで揃えて脱いでる子を見て「すご〜い」とみんなで感心する。
子ども達はみんな最初のころから見ると成長している。
母親ではなく違う大人に違う環境で見てもらったりすると、今まで自分で気付けなかったことにも気づけたのでは?
私は親子学級を受講するまで、自分の子どもは自分が守らなきゃと思っていた。しかし学級の保育に子どもを預けて無理やり離れた経験で、子どもを色々な環境に置いて色々な人に見てもらって、自分の手から放していかなきゃいけないことを学んだ。
子どもが大きくなっても心配はするし、常に「大丈夫かな」とは思うけれど、やはり子どもから手を放すことが大事。
学級のプログラム前半では、「子どもの育つ力を知る」という内容で、後半は「どうして不安になるんだろう」というテーマだったが、子ども抜きの「社会」というところについても少し考えて欲しい。
今はまだ先のことに思いが至らないと思う。何か始めるというのはきっかけが必要。子どものお迎え時間を気にしたり、子どものためにと色々考えてしまうとなかなか踏み出せない。踏み出すためには子育てだけではなく、自分のために、いつも社会にアンテナを張っていてほしい。でも、焦る必要はない。今はまずここで知り合った仲間と地域で子育てを楽しんでもらえば良い。公園で知り合ったママとはちょっと違うと思う。そして少しずつ広げていって社会的に今自分はどこにいるのかなぁと一歩引いて見てみると分かる。
子育てしながらでも何かしたいと思ったら、企画委員の他にも子どもと一緒に出来る事が宮前区にはたくさんあるので見てみて欲しい。カンガルーねっとや子育てフェスタの企画委員もそのひとつである。
杉本先生のエリクソンの発達段階のお話でいうと、今は成人期で次の世代を育てて繋げていく時期になる。子育て期間は何も出来ないように感じるが、かえって何でも考えられる時期。自分を充電するつもりで、いろんなことを考えてみてほしい。
という田浪さんのお話しのあと、学級の企画委員も話しをしました。
・子どものためではなく、自分のためだけに何か1歩踏み出せると世界が広がって楽しめるようになるのでは。山田悦子さんが「今は真っ暗なトンネルの中にいるように感じていてもいつか光が見えてくるから大丈夫」と言っていたが、まさしくその通り。自分も受講当時は育児が辛くて辛くて仕方なかったが、今ではとても楽しく過ごせている。どんなに辛くても前をみて諦めなければ必ずいつかは光が見えるからみんなも大丈夫。
・ほかの企画委員が「企画は大変だけど、子どもがいなければこの仲間とは出会えていないから」と話されたのを聞いて、そっかぁと一気に自分の置かれている環境が明るくなった。仕事一筋で独身でバリバリ働いている人、仕事と子育てを両立している人には得ることの出来ないものを、私は得ることが出来ている。しかも仕事をしていた時代があるのだから、仕事で得られたものも持っているし、子育てで得られたものももっているのだから、なにも仕事をしている人に負い目を感じることはないと思う。仕事を続けていたら親子学級は受講出来ても企画委員は出来ないと思うから、やはり私は仕事を辞めて良かったと思う。
仕事はこの先やりたいと思ったら出来ると思うので、まず今が幸せと思える環境であれば良いのでは。
学級第12回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
『 いっしょに育とうママもキッズも(保育室ビデオ) 』
今回は、学級第7回から11回までの児童室の様子を映したビデオを観ながら、保育者の田浪由紀子さんにお話しを伺いました。
ビデオに映った子ども達の様子
・積み木で家を作り始めたらどんどんみんなが手伝っていき、大きな家ができた。「すごいね〜」と歓声があがった。
・大積み木で電車を作る。電車の車輪に円形の積み木を並べたが最後1つ足りず半円を2つ合わせて作った。保育者の「賢いよねー」の言葉にみんな「すご〜い」と感心する。
・大積み木で飛行機を作る。出来た飛行機に子ども達が乗っていく。乗りたいが乗る場所がなくなった子は自分で積み木を持ってきて後ろにつなげ座る。
・押されて転んで泣いてしまった子を、他の子が慰めにきてギュッとする。
・大積み木とイスでレストランを作るとみんなが集まりレストランごっこが始まる。
・トイレに行きスリッパを脱ぐ時後ろ向きで揃えて脱いでる子を見て「すご〜い」とみんなで感心する。
子ども達はみんな最初のころから見ると成長している。
母親ではなく違う大人に違う環境で見てもらったりすると、今まで自分で気付けなかったことにも気づけたのでは?
私は親子学級を受講するまで、自分の子どもは自分が守らなきゃと思っていた。しかし学級の保育に子どもを預けて無理やり離れた経験で、子どもを色々な環境に置いて色々な人に見てもらって、自分の手から放していかなきゃいけないことを学んだ。
子どもが大きくなっても心配はするし、常に「大丈夫かな」とは思うけれど、やはり子どもから手を放すことが大事。
学級のプログラム前半では、「子どもの育つ力を知る」という内容で、後半は「どうして不安になるんだろう」というテーマだったが、子ども抜きの「社会」というところについても少し考えて欲しい。
今はまだ先のことに思いが至らないと思う。何か始めるというのはきっかけが必要。子どものお迎え時間を気にしたり、子どものためにと色々考えてしまうとなかなか踏み出せない。踏み出すためには子育てだけではなく、自分のために、いつも社会にアンテナを張っていてほしい。でも、焦る必要はない。今はまずここで知り合った仲間と地域で子育てを楽しんでもらえば良い。公園で知り合ったママとはちょっと違うと思う。そして少しずつ広げていって社会的に今自分はどこにいるのかなぁと一歩引いて見てみると分かる。
子育てしながらでも何かしたいと思ったら、企画委員の他にも子どもと一緒に出来る事が宮前区にはたくさんあるので見てみて欲しい。カンガルーねっとや子育てフェスタの企画委員もそのひとつである。
杉本先生のエリクソンの発達段階のお話でいうと、今は成人期で次の世代を育てて繋げていく時期になる。子育て期間は何も出来ないように感じるが、かえって何でも考えられる時期。自分を充電するつもりで、いろんなことを考えてみてほしい。
という田浪さんのお話しのあと、学級の企画委員も話しをしました。
・子どものためではなく、自分のためだけに何か1歩踏み出せると世界が広がって楽しめるようになるのでは。山田悦子さんが「今は真っ暗なトンネルの中にいるように感じていてもいつか光が見えてくるから大丈夫」と言っていたが、まさしくその通り。自分も受講当時は育児が辛くて辛くて仕方なかったが、今ではとても楽しく過ごせている。どんなに辛くても前をみて諦めなければ必ずいつかは光が見えるからみんなも大丈夫。
・ほかの企画委員が「企画は大変だけど、子どもがいなければこの仲間とは出会えていないから」と話されたのを聞いて、そっかぁと一気に自分の置かれている環境が明るくなった。仕事一筋で独身でバリバリ働いている人、仕事と子育てを両立している人には得ることの出来ないものを、私は得ることが出来ている。しかも仕事をしていた時代があるのだから、仕事で得られたものも持っているし、子育てで得られたものももっているのだから、なにも仕事をしている人に負い目を感じることはないと思う。仕事を続けていたら親子学級は受講出来ても企画委員は出来ないと思うから、やはり私は仕事を辞めて良かったと思う。
仕事はこの先やりたいと思ったら出来ると思うので、まず今が幸せと思える環境であれば良いのでは。
学級第12回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
次回は、受講生・企画委員と一緒になって文集を作ります。
ブログ担当ひつじいのつぶやき
常に子どもと行動し子どものペースで生活しているから、自分のことについて考えることがなかなかないけれど、社会の中での自分というものを意識しないといけないなあ。子どもは親をおいてどんどん成長するけど、自分ももっと成長したい。子どもが大きくなったとき、子どもと同じように毎日忙しく楽しく過ごすことが今の目標。親子学級でいろんな人と出会うことで、もっと先のことが見えたり、視野が広がった気がするから、人との出会いって大切ですね。
子どもにとっても、お母さんがいつも前を向いて進んでいることは誇らしいことなんじゃないかな。