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川崎市宮前区で宮前親子学級を企画・運営しているグループ、
宮前おやこの会「おひさま」のブログです。
親子学級での講義内容や保育中の子供達の様子などを紹介しています♪
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19年度 第12回親子学級[2019年11月21日(Thu)]
2019年度 第12回親子学級
『地域で味方を作ろう』


今回はスクールソーシャルワーカーの入海英里子さんにお話をしていただきました。

~入海さんの紹介~
憩いの家のスタッフとして問題を抱える子ども達と暮らした経験から、加害者とされる子どもの被害者性や人権に着目すること、また子どもたちの孤独感に寄り添う事の難しさ、大切さを痛感。以降、少年や障がいのある人に関わる仕事をし、2008 年から 地方自治体のスクールソーシャルワーカーとして活動。現在、私立自由学園スクールソーシャルワーカー、日本スクールソーシャルワーク協会会長、白梅学園非常勤講師。親子学級では 2016年度から毎年講師として来て頂き、今年で4年目となります。


■入海さん自己紹介■
大学を卒業してすぐに憩いの家に住む。

※憩いの家とは・・・

『 自立援助ホーム 』という、親のいない、または親の役割を果たしてもらっていない家庭の子が養護施設を出たあとに住む場所のこと。
児童福祉法により養護施設には中学生まで居ることができるが、高校に行けない子や行かない子は養護施設を出なければならない。
高校に行かずに社会に出されても、社会性がないためうまくいかず働き場所がなくなり、お金がなくなって犯罪に手を出してしまい少年院に行くが、少年院を出たあとに帰る場所がない。そういう子ども達を受け入れるのが、憩いの家。

親から虐待を受けたり育児放棄された子ども

自己肯定感が低く社会性も低い

自分自身が大切にされてきていないし自分を大事にできない

人を大事にすることが理解できない

子ども達が幸せになるために、愛情を注ぎ大切にする(怒るところはしっかり怒る)事で社会に出て生活できるようになる手助けをするのが憩いの家での仕事だった。
今ではその経験を活かし、もう少し早い段階で何かできることはないかという想いからスクールソーシャルワーカーという仕事をしている。

■スクールソーシャルワーカーとは■
問題を抱えた子どもの環境を調整するために、家庭・学校・地域と協力しながら活動する仕事。ソーシャルワーカーはスクールやメディカル、色々なところにいる。学校にはカウンセラーさんもいるので一緒に連携しながらケアしていくこともある。
・カウンセラー ⇒心のケア
・ソーシャルワーカー ⇒子ども達の周辺の環境を整えて寂しい思いをさせないようにする

★家庭:両親が物理的にも心理的にも余裕がない状態でなかなか子どもに愛情を(本当は愛情があるけど)繋げられない。そんなときにソーシャルワーカーが少しでも子どもとつなげていく。

★学校:先生の指導方法・考え方を変えることや、学校内に子どもの立場に立って考えてくれる(愛してくれる)存在を探す&作る。

★地域:地域との連携(子ども家庭支援センター、子ども発達支援センター、児童相談所、病院など)と繋げていく。子どもが孤立しないよう受け入れてもらえるように近所の方々とも連携する。

不登校・自傷・非行・他害をする子どもたちは裏では悲しい、つらい、苦しい、痛い、愛してほしい、大切にして欲しい、認めて欲 しい、信じて欲しいと思っているので、分かったよ、大丈夫だよ、愛すよ、信じるよ、大事にするよみたいなネットワークを作り、背景に着目をして痛みに手当をするのがソーシャルワーカーの仕事。

■自己肯定・自尊感情■
自己肯定と自尊感情は両方同じ意味で、自分を認めてあげたり否定しないこと。これはとても大事。非行に走ってしまうような子達だけが自尊感情が低いわけではない。

「〜ができるから可愛い、大切だよ」× ではなく
「あなたの存在そのものが大切だよ」◎ と言うことが自尊感情に働きかけること

自尊感情を育てることは、家庭のほうがより大きく育てることができる

■「在る」と「する」のちがい■
「在る(ある)」
自己肯定感。自分は大丈夫。生まれてきてくれてありがとう。存在そのもの、命そのものが大切。
在るは、養育を保障し、基礎的自尊感情を保障する。これらが土台となり、保障された上で「する」になる。

「する」
自己効力感。自己有用感。例えば自分から進んで挨拶「する」、勉強ができる、時間を守れる、など学校で行われていること。
するは、教育を保障し、社会的自尊感情を保障する。
土台の「在る」がきちんと作られて保障されている上で「する」が乗っかってくる。

家庭とは・・・
「在る」を保障するスペシャルな場所。「生まれてきてくれてありがとう!」と言える場。存在そのものを認めてあげられる場。

※褒めて育てる
「する」を保障しているが、褒めるだけで育つと社会的自尊感情だけが肥大して「在る」の土台がなくグラグラしてしまうこともある。

「在る」の言葉で伝えてあげて欲しい。
出しおしみせずに『好き』を伝えてあげることが大切。触れ合うことも大事。


■思春期について■
思春期になると憎たらしいこと言ってくるが、憎たらしいことを言うのはいい。反抗期だから仕方ない 。子どもが反抗してきたら「私はよく育ててるな〜」と思えばいい。
思春期は苦しいものなので、悩んでいる子には悩ませてあげればいい。

子どもが反抗期でどうしようもなくなった時、子どもに言ってあげられるコトは、
「あなたの存在が大好きで、大切だよ」
「生まれてきてくれてありがとう」
「大丈夫」
これが伝われば大丈夫

■3つの「大」■
私たち親の願い=“子どもに幸せに生きて欲しい”・・そのために親ができること
「大」好き=だいすき
「大」事 =だいじ
「大」丈夫=だいじょうぶ

これをいっぱい伝えること。
大人が色々なレールを敷くよりも、この 3つの「大」を伝えていると自分の道を自ら進んでいく。もし失敗しても、子どもはその失敗を糧にして自分の道を進んでいける。

■成長を妨げるかかわり■
否定・比較・暴力的コミュニケーョン
子どもは叩かれた「理由」を覚えておらず叩かれる「恐怖」しか覚えてない(=叩いても教育にはならない)
イライラして子どもにあたってしまう時は、イライラしないことを目標にする。

比べない!
子どもは、その子以上でも以下でもなく、その子自身が大事。
親子で相性が合わないと兄弟間・お友達・理想の子ども像と比べてしまう。
自分が子どもと相性が合わなくても、子どもと相性が合う人は他にいるので、その誰かの手を借りるといい。

子どもは自分とは違う
親(自分)の失敗を子どもで取り返そうとしないこと。
子どもがキラキラしてやっているなら習い事をやらせてもいいが、子どもに無理に習い事ばかりさせると「在る」がぐらついてしまう。

■理想の子ども像の真逆でいい■
親は何でもできる子を求めてしまっているし学校でも求められてしまう。
家では『ぼけ〜』『ぼやぁ〜』『言われたこともやらない』くらいのダメダメ〜を保障してあげよう!!ご飯を食べて、歯を磨いて、お風呂に入って(たまにサボってもOK?!)、よく寝てくれればいい。

■友達は100人も要らない■
「お友達とうまくいっていますか?」と面談で聞く親が多い。
子どもに「あなたの存在は誰かがいることで存在価値が上がるのではなく、存在そのものが価値のあることだよ」としっかり伝えて保証していく。
ひとりでも大丈夫。自然と何かをきっかけに仲良くなるから。無理やり作らなくて大丈夫。そうすると自然とちゃんとした友達ができる。それまで待てばいい。
ママも、子どもの為に相性が合わない相手と無理に付き合う必要はない。

■遊びを保証してあげよう■
子どもは遊ぶことが仕事!(週 1 塾、週 6 遊びぐらいで!)
“遊び”で子どもは育つ。外の遊びは特に五感を使って遊ぶので、幼少期はその五感をたくさん使って遊ぶこと。


子どもは悪
A:あぶない
K:きたない
U:うるさい

子どもは危ない、きたない、うるさいものである。
大人はキレイにしよう・危なくない所を通らせよう・うるさくしないようにしようしてしまう。
けれど、小さい頃にきっちりAKUを発揮出来たら自然と発散できる人間になるので、世の中を楽しめる人間になれる。小さい頃から習い事漬けで勉強ばかりしていたら、世の中楽しくない。世の中が楽しいと信じる力が身に付かない。

子どもの成長=AKU を保障してあげよう。 子ども自身が歩んでゆく道を保証、親が勝手にレールをひかない。子ども自身が切りひらいていく。

■子どもの幸せのために■
子どもの幸せのために一番大切なのは大人の幸せ。

子どもからみて大人は幸せそうに見えない。
自分のこと(自分の子どものこと)を誰かと比較していて、いつも劣等感をもっていたりしている

自己否定(他人・ 理想のお母さん像と比べている)

「誰かと比べない」ことの大切さは親も同じ!

@理想のお母さん像でなくていい!
自分に「ダメ」を保障すること。私自身を生きることを意識する。実際には「私」は物理的に後回しになるけど気持ちのところで後回しにしない「私」を大切にする。

A「ま、いっか」を大切に
なんでも真面目にやりすぎない。「私は私だから」「ま、いっか」を大切に。
本当にやりたいと思えばやるのでその時まで待てばいい。

B 自己否定をしない
人と比べがちだけど、人と比べなくていい。「私」で満足して生きること。

「私」を大切にできている人の子どもは幸せ。私は私以上でも以下でもない「大切な私」子どもに言うのならば、まずは自分に言う!

→親が子どもを愛しているよりも、子どもの方が圧倒的に親を愛しているし、圧倒的によく見ているし、親を好き。親自身が満足して生きる、親が幸せに生きることは子どもを幸せで豊かで幸せにする。

“言った”ように子どもは育つのではなく、“やった”ように子どもは育つ
→自分自身(親)がどういう風に生きているかを子どもは見て育つ


■自分の幸せのために=子どもの幸せのために■
自分に味方を作ることは本当に大事。わがまま(自分のあるがまま)に味方をつくれば、本当の自分の味方ができる。

私は私がなにをするか、自分で選んで決めていい
私は自分のよいところや、能力をちゃんと認めてもらっていい
私は誰かに自分の感情を伝えていい
私は自分の意見や価値観を正直に相手に伝えていい
私は他の人の気持ちにではなく、 自分の気持ちに添って「はい」「いいえ」を言っていい
私は自分の一番の希望をいつでも相手に伝えていい
私は気持ちや考えが変わったら決めたことを変えていい
私は“わたし”のままでいい


等身大の自分に「I’m O.K.」と思えていること
「自由」 我がままである自分が選ぶ
同調圧力からの解放 「私は私を生きる」


ペン学級第12回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
19年度 第11回親子学級[2019年11月14日(Thu)]
2019年度 第11回親子学級
『好きなこと、なぁに?』


今日は企画委員がグループワークの進行をしました。

■私のタラント探し■

ワークシートにある「タラント」という言葉は先週の講師、スージーさんが教えてくれた言葉。
・キリスト教のことばで賜物を意味する
・才能を意味するタレントの語源ともいわれる

賜物・才能というとむずかしくなるが、どんなに小さなこと・くだらないことでもいいので、これが好きだったなぁ、夢中になってやったなぁ、ということをたくさん思い出そう!

■私の妄想■

ワークシート左側のタラントを大きく引き伸ばして考えて、何かできそうなこと・面白そうな活動や仕事を考えてみる。実際に実現するしない、できるできないは関係なしで自由に!

ワークシート記入例@
ワークシート記入例A

■みんなで楽しく妄想ショー■

グループ全員のタラントと妄想を寄せ集めて、壮大な事業・・お店やイベントなどを作り出す。できあがった妄想は、机の上の模造紙にたのしいキャッチコピーとイラストを書く。

お金・時間・土地・・何の制約にも縛られない自由な発想で、みなさん素敵な妄想が出来ました♪
20191114A.jpg

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毎日を過ごすことだけで精一杯で、自分のこと、ましてや将来のことなんて考える時間が無いかもしれないけれど、忙しい日々を乗り切るためにも、ママが少しでいいから好きなことをやって楽しく幸せに過ごして欲しい。

子どものことだけが頭にあると煮詰まってしまう。楽しいことを考えて気分転換して欲しい。
今日は壮大な妄想をしたけれど、目標は高く設定しなくていい。身近なものでやりたいと感じたことを欲望に正直にやればいい。

晴れやりたいことの見つけ方晴れ〜前回の講師スージーさんより受講生へメッセージ〜

感動する・・おいしい!キレイ!楽しい!=心を動かす
あこがれの人のマネをしてみる!



ペン学級第11回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
19年度 第10回親子学級[2019年11月07日(Thu)]
2019年度 第10回親子学級
『地域の方・先輩ママに聞いてみよう』


今日は地域で活動されている3人の先輩ママからお話を伺いました。

晴れ神津恵子さんのお話し晴れ

宮前親子学級2016年の受講生&企画委員3年目!
自主保育B.B.だんにて、年中と0歳の二児子育て中。
宮前区冒険遊び場、ちびらいよんプレーパーク、みやまえ子育てフェスタの企画委員も参加されています。

■自主保育B.B.だん■

先生・保育者のいない中、親が交代で見守り当番をしている。細かいカリキュラムはなし!その日やりたいことをやる。
喧嘩をしても「ごめんなさいを言おうね!」とか「仲直りしなさい!」は言わない。とことん泣いて、とことん話し合って、仲直りするところまで親はじーーっと待つ。ひとりひとりを我が子のように想い“育てあう”=あなたの子どもも育てるし、私の子どもも育ててもらう。

「子どもたちの想いを、間近で共感し合える」というところにすごく魅力を感じたことと、子どもも私も「好き!楽しい!」と思ったので幼稚園ではなく自主保育を選択した。

■自分の好きなことをするコツ■

好きなことは細々とでも続けてみる
→子どもの粘土あそびに便乗して、自分も粘土あそびを本気で楽しむ!

なんか気になる!面白そう!と思ったらやってみる
→なんか楽しそう〜と思って、みやまえ子育てフェスタの企画委員になった。ポスター作りも面白そう〜と思い、子どもと絵具で遊んでいる時に手形を量産してデザインが出来上がった。

やってみたいと思ったことを誰かに話す
→恥ずかしがらずに勇気を出して周りに話してみると「じゃぁこれお願い」と言ってもらえる。

悩みごとは誰かに話す
→親子学級で知り合った友人にかけてもらった言葉が心に残っている。
「悩み事は一人で持っていたらどんどん重くなってしまう。話したくなった人に話したくなった時に話せばいい。その場ですぐ解決しなくても心は軽くなるかもしれない。もっと自分を出してもいいんだよ。」

続けられないなぁと思ったら一時休止
諦める・辞めるではなく、ちょっと一時休止する。

子どもも夫も巻き込んでみる
→寝てないで起きてよ!手伝ってよ!と夫にイラついてしまう前に「一緒にやってみようよ!」と巻き込んでみる。


自分のためにたくさんの時間は取れないけれど、好きなことをできている、充実しているという瞬間が少しでもあると、苦しかった24時間の中に「るんるんるん」という光の差す時間が生まれる。皆さんも、少しでいいから好きなこと・やりたいことにスポットライトを当てて、今日も明日も楽しくいければいいと思う。

晴れ浜中亜季さんのお話し晴れ

宮前親子学級2013年の受講生&元企画委員!
9歳と4歳の二児の子育て中。お子さんの不調をきっかけに自然療法『おうち整体』を学ばれ、その後おうち整体インストラクターとなり、子育て中のママのこころと体を癒すための氣功整体サロン『にじいろ』を昨年4月からスタート。イベント出店・出張施術・講座の開催など、地域密着で活動されている。

■今やりたいこと・未来のビジョン■

親子学級の受講生だった頃は「子どもをどこの幼稚園に入れよう」ということしか興味がなく、自分が何をやりたいかはわからなかった。
整体への興味は全くなかったが、子どもの不調が原因で2年前から整体を学ぶことになった。子どもの状態が良くなるにつれて、薬や病院に頼るしかなかったのが「自分にもできることがある」ということがわかった。“自分の体を酷使して子育てをしている、心と体がお疲れのママ”が多いことを、自分の経験を通して知っていたので、そういうママを癒してあげたいという思いで整体サロンを開こうと決意した。

■自分に制限をかけない■

mama-onというフリー冊子に一緒に載ろうと友人から誘われたが、載っている人がキラキラしたママばかりなので躊躇した。事務局の人から「できるかできないかではなくて、やりたいかやりたくないかだよ!」と言われ、自分で自分に制限をかけていることに気づいた。
隣の芝はずっと青く見えるもの。羨ましいな〜素敵だな〜でも自分には無理 !と思っても、自分にもできるところだけを自分に取り入れればいいと考えた。

■自分のキモチに素直になる■

面白そうだな、やってみたいな、と感じたことはぜひチャレンジしてほしい。子どもがいるから無理、じゃなくて、子どもがいても行動してみるといい。
悩んだときは、
1.その「やりたいこと」をやっている自分を想像するとワクワクするかどうか
2.もしやらなかった場合、自分が後悔するかどうか
この二つをクリアにしたらGOサイン
を出すようにしている。
ちょっとでも後悔しそうだったらやってみる。やってみてダメだったらまた考えればいいと思って行動している。

■「今」を大切に■

“子どもが居ること”“ママでいる自分”とは奇跡的なもの。
例えば、元カレと結婚していたら今いる子どもには会えていない。一つ一つの奇跡的なことが重なっており、一つでもボタンを掛け違えていれば「今」がない状況。

自分も、子どもがものすごく健康体だったら整体をやっていなかったので、今は“不調もありがとう”という感じ。受講生だった2013年には今の状態を全く想像してなかった。だから、皆さんにも今は想像できないような未来があると思う。その為には、子どもがいるから出来ない、と諦めてしまうのではなく、アンテナを張って面白そうなことに足を運んでみたり、今の気持ちに素直になること、今の自分の環境も大切にしてほしいと思う。

晴れスージーさん こと 深川深雪さんのお話し晴れ

音楽あり、笑いありるんるんのグループ「おとのわぐま」のリーダー。みやまえ子育てフェスタ委員長で、さぎぬま幼稚園で勤務されています。「おとのわぐま」ステージでの担当は司会で、持ち前の明るさで会場を盛り上げて子どもからお年寄りまで笑顔を届けていらっしゃいます。

登場早々に「相棒」の鍵盤ハーモニカを取り出したスージーさん目
なんと鍵盤部分を頭に乗せ、右や左に移動させながら頭で演奏してくれましたわーい(嬉しい顔)

■タラント■

笑いと音楽が好き。「おとのわぐま」というバンドをやっていて、小さい子からお年寄りまで色んな人とお友達になれるのが好きで活動をずっと続けている。
学生時代に書いた音楽劇が好評で、教授から「それは君のタラント(神からの賜物)だね」と言われた。肯定されると嬉しいもので、音楽と劇が自分のタラントだと思ってやり続けている。

■周りに頼る■

育児中は夫に子どもを頼み、細々と土曜日だけピアノ教室をやっていた。子どもが3歳になってからは、子どもと一緒にバンド活動を始めた。
皆さんもやりたいことがあったら、パパや周囲に話してみると「預かってあげるよ〜」という人も出てくると思う。

みんなが周りに頼れないのは、日本の風土のせい。
困ったときはお互い様なのに「人に迷惑をかけるな」と教えてしまうのが日本の風土。

たかのてるこさんの『生きるって、なに?』に大切なことが載っていた。

周りに助けを求められないのは自分たちのせいではなく、世の中・風土のせいだからそれを変えていけたらと思う。是非周りに「助けて」「やりたいことがある」と言って欲しい。

■影響・効果■

自分が好きなことをやっていると、子どもにも「好きなことやっていいよ」と言える。
自分が好きなことをやっていると、ポジティブになり、楽しそうで輝いて見える。

「自分だけのものさし」を持てると、人と比べないでいられる。

■自分の人生■

将来のことは皆不安だが、今していること一つ一つを大切にすると不安が消えていく。
子離れした時に、やりたいことが無いと子どもにしがみつきやすくなる。自分の芯をつくり、自分の人生は自分で生きて欲しい。やりたいこと・楽しい経験があると、困難な時でも自分の支えになってくれる。

子ども達の自己肯定感を育むのは、お母さん自身の自己肯定感。
たかのてるこさんの言葉を借りれば「生きることは難しいことを考えず今を楽しむこと」



ペン学級第10回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
●おひさま広場11月●[2019年11月04日(Mon)]

子育て中のみなさんが自由におしゃべりできる居場所

晴れおひさま広場晴れのお知らせです!

・子どもとふたりきりで煮詰まってしまいそう・・たらーっ(汗)
・思うように食べてくれない、寝てくれない・・たらーっ(汗)
・トイレトレーニングがうまくいかない・・たらーっ(汗)

子育て中の悩みについて、同じ月齢やちょっと大きいお子さんのママたちと一緒にワイワイおしゃべりしてみませんか?

乳幼児のママはもちろん、幼稚園児や小学生のママも大歓迎!!

予約不要、出入り自由、お1人でも、お友達同士でもOK!お気軽にどうぞぴかぴか(新しい)

2019年11月24日() 10:00〜12:00

会場:宮前市民館 4階 児童室


19年度 第9回親子学級[2019年10月31日(Thu)]
2019年度 第9回親子学級
『私の見方を考える』


今回は、NPO法人乳幼児親子支援研究機構理事長、國學院大學兼任講師の石井栄子先生にお話を伺いました。


■先生のご紹介■

福祉と臨床心理の視点から、乳幼児から高齢者に至るまで幅広い年代層に対する家族セラピーを行うかたわら、保育園、幼稚園、子育てひろば等のスーパーバイズも行っている。現在、麻生区内にて、子育てひろば「みどりのへや」と「大きな樹」を運営している。


■「良い母」ってどんな母?■

各グループで話し合ってみたところ、以下のような意見があがりました。

・穏やかで怒らない。イライラしない=常に笑顔でいる
・子どもの味方でいられる。
・子どもの遊びに付き合ってあげられる。
・家事スキルが高い。料理上手で家の中がキレイ
・無理しない


■「よい母」になるべきという呪縛に縛られる必要はない■

あがった意見の中でできることは「無理をしない」だけ。
母も人間。常に「良い母」でいることは不可能。気持ち・時間に余裕のある時にできることがあればいい。「こんな風にできたらいいね、無理だけどねわーい(嬉しい顔)」というスタンス。

良い母のイメージにとらわれすぎると「私が母親でなければこの子はもっと良い子に育ったのではないか」「他のママはみんな子育て上手で良い母親であるように見える」といった考えに苛まれることになる。


■母がイライラするのは当然のこと■

◎マタニティブルース

ホルモンバランスの乱れにより、出産後子どもが1歳〜1歳半くらいになるまではそれまで経験したこともないような過度な落ち込み、激しいイライラ、深い悲しみなど、様々な現象が起こる。

◎原初的女性没頭

精神分析学者フロイトの弟子でもあるウィニコットが提唱したもの。
母親には、赤ちゃんを世話するのはとても大変であるという思いの一方で、自分から生まれた子どもは自分が守らなくてはならない、という強い「〜ねばならない」の思いが存在する。

◎赤ちゃんは母の心を刺激するボタンを持って生まれてくる

子どもが押すと、母がとてもイライラするボタンむかっ(怒り)がある。
そのボタンを押されると母親は自分の小さい頃のことを思い出したり「ほら、ママにはこんなところがあるんだよ」と自分の中のいやな部分に気づかされてしまうので、当然イライラすることになる。子どもは皆そんなボタンを持って生まれてくると言われている。


■イヤイヤ期の対処法■

イヤイヤ期の子どもに対し、機嫌を取るように優しく対応してこちらまでイライラしてしまう必要はない。
「あーあ!もう、ママも、いやになっちゃったなぁ!どうしていいかわからないよ・・・」と言ってしまって良い。この時期に母がこのように言えると、その後の反抗期でも言いたいことを言い合える関係を築けるぴかぴか(新しい)

癇癪を起こした子どもに必死に「どうしたの?何があったの?」とその場で尋ねてしまうとせっかく自己コントロールしようとしている子どもの気持ちを損ねてしまう。子どもがトーンダウンした頃合いを見計らって「落ち着いたかな?」と声をかけてあげると良い。

脳が活発に発達している時なので、優しいだけでなく、はっきりとメリハリをつけて声掛けをした方が子どもには伝わりやすい。母親は女優になって色々演じてみるくらいの気持ちで揺れるハート


■母親の感情を言葉にする■

母親も自分の気持ちを伝えることが大切。
幼稚園児は「そんな意地悪をしたら、〇〇ちゃん悲しくなっちゃうわよ。」と言葉で説明されても相手の悲しみを想像することはできない。「ママ、なんか疲れていやな気持ちになっちゃったもうやだ〜(悲しい顔)」のように、感情を表す言葉を行動と組み合わせて伝えられることで感情は育っていく。

「怒らず、穏やかで、イライラもせずいつも笑顔で対応するのが良い母」と思う必要は一切ない。しっかりと自分の感情を言語化しながら伝えていくことが、子どもの感情とコミュニケーション力を育てることになるかわいい

大切にしたいのは「怒り過ぎない」ということ。
“怒らない子育て”という考えが間違って解釈されたまま横行し、絶対に怒ってはいけない、手をあげてはいけない、とママ達はピリピリしているように見える。悪いことをしたら怒る、叱るというのは当然。正しい理解は、怒り「すぎない」、叱り「すぎない」こと。

怒っているうちにコントロールできなくなり、怒り過ぎてしまうこともあるかも知れないが、修復できるexclamation

気持ちが落ち着いてきた頃「さっき、ママ怒りすぎちゃったよね。ごめんね。」とちゃんと言えば良い。怒ったことには理由があるので「怒ってごめんね」ではなく「怒り過ぎちゃってごめんね」と言う。

特にこの手法はある一定の年齢までの男の子には有効。(男の子はおだてに弱い性質があるため。)ただし、女の子に同じようにすると「そうよ、ママはいつも怒りすぎよ!」とボタンを押されてしまったりするので、男女差は理解しておくと良い。


■「我が家のルール」があって良い■

「子どもが社会に出てから困ることなく自立できるようにする」のが子育てなので、ルールはとても大切。家庭ごとに違うルールがあって良い。自分のうちのルールがあったとしても、外に出ればそれとは違うルールがあることを知ることになる。それが「うちとよその違い」の理解につながる。


■自由と放任■

自由・・・枠組みのあるもの
放任・・・枠組みがないもの(凧の糸が切れてどこまでも飛んで行ってしまうイメージ)

“自由保育”を謳う保育園や幼稚園があるが、放任との違いをしっかり理解する必要がある。
子どもが園庭で他の子と遊ばずに小さな虫を見つけながら「この虫おもしろいね」などと話していたら、後でさりげなくその子のそばに昆虫図鑑を置いておく、というのが自由保育。

手足を伸ばした少し先、届きそうで届かないところに枠を作ってあげるのが自由。そして子どもの成長に合わせてその枠を広げていけば良い。

放任はそもそも枠がないので、子どもは「これはやっていいのかな?これはどうかな?」と、とてもエネルギーを要する“試し行動”をしなくてはならなくなる。


■弱みを見せ合える親子関係■

子どもは母をパーフェクトな人だと思っているかも知れない。母も子どもからそんな風に思われたいかも知れない。
けれど、失敗や弱みを見せたり、時には子どもの前で泣いてしまうようなことがあっても良い。
なぜなら、こちらが弱みを見せられないと、子どもも親に対して弱みを見せられなくなる。


しっかりと自分の感情を伝えることがとても大切。子どもが小さい頃から親子の間で2人だけの楽しい遊びの合図(何かできた時に両手でハイタッチしながら「やったー!」など)を作っておくと、言葉にせず気持ちを伝え合うことができるので、反抗期の親子間コミュニケーションに役に立って良い。


■自己肯定感を育てる■

子どもの自己肯定感が育つのは「本当にありがとう!キミのおかげでママは助かった!」という言葉によって、誰かの役に立ったことを知り、自分の存在価値を感じられた時ぴかぴか(新しい)

小さい子どもの自己肯定感を高めるためには『一緒に何かをする』ことが大切。ずっと一緒に何かをする必要はなくて「何もしない」時間があっても良い。一緒におはしを並べる。一緒に手をつないで歩く。そんなことで良い。一緒に何かをすることで「ママには絶対捨てられない。」という思いが育ち、それこそが自己肯定感となる。

基本的な自尊感情=“このママは僕の良いところも悪いところも知っていて、ボクのことを好きな時も嫌いな時もあるけれど、決して自分を捨てることはない”という想い

社会的自尊感情=”●●君よりも△を上手にできる”など

基本的な自尊感情の上に社会的自尊感情がなりたつ。
「勉強も他のことも良くできてとても器用なのに、なぜあんなに自信がないんだろう?」と言われるような子は、基本的な自尊感情が育っていない。

好きな部分も嫌いな部分も全部含めてその子を認め、自尊感情を育ててあげる。そのために一緒に何かをすることがとても重要。特別に計画したりするのではなく、小さなことを一緒にやっていって欲しい。


さいごに・・「好き好きシャワー」と題して、グループ内の一人の人に対して、他のメンバーが順番に良いところを挙げていき、最後に「そんな〇〇さんが大好きです。」と言ってしめくくるワークを行いました。


先生より・・母として何をやっても当然と思われていて、大好きよ、頑張ってるね、なんて言ってもらえることはなかなかない。仲間同士でこれからも「大好きよ」を言い合い、寝る前には「がんばったね」と自分への労いも忘れずに過ごして欲しい。


沢山のエピソードや事例を紹介してくださる中で、
一貫して「母である前に人。母だからといって頑張りすぎる必要はない。」というメッセージが根底にあり、まさに母達のミカタになって下さっている先生の優しさが伝わってきました。
母である前に私なんだ・・・私自身も大事にしよう・・・
そう思うと、ホッとして暖かい気持ちになりますね黒ハート


ペン学級第9回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
19年度 第8回親子学級[2019年10月24日(Thu)]
2019年度 第8回親子学級
『調理実習』


今回は各班ごとに、事前に検討していたメニューを作りました黒ハート

レストラン1班:BLTサンド
オーブントースターがないので、グリルでパンを焼きました。
みんなで話し合いながら、協力して作りました。

レストラン2班:カツサンド・海老アボカドサーモンサンド
2班はレンジでパンを焼きました。
出来上がりの写真も、美味しそうに映るように角度を変えて工夫していました。

レストラン3班:サブウェイ風サンド
パンを2種類用意して、サブウェイ風にしました。
写真も、美味しそうに映るように工夫しました。

どの班も、おいしそうなサンドが出来上がりました。わーい(嬉しい顔)
みんなで食べると、より美味しく感じますねるんるん


ペン学級第8回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
19年度 第7回親子学級[2019年10月17日(Thu)]
2019年度 第7回親子学級
『これまでを振り返って』


今回は講義前半(学級第1回〜第6回)の振り返りを行いましたわーい(嬉しい顔)

「振り返り」のワークをする前に…

■ミニゲーム「仲間さがし」でアイスブレイク!■

出身地、部活、血液型…
「○型の人いますか〜?」
「同じですね〜!」
「夫と同じ血液型なんです!」
・・・などなど、顔を見合わせて自然と会話が弾みました。

最後に普段あまり喋った事がない同士で集まり、3グループに分かれて席につきました。

■前半の講義の振り返り■

振り返りのワークは、まず、自分の考えや思いを書き出すところから始まりました。

これまでの講義のなかで・・・
「実践してみようと思ったこと」
「やっぱりね!と納得したこと」
「目からウロコだったこと」

はピンク色の付箋に。

「そうはいっても理想と現実はねぇ〜とモヤモヤしていること」
「ちょっと納得できないなぁ〜と思ったこと」
「良いと言われてはいるけど、私はなぁ・・・と思ったこと」

は 青色の付箋に。

「実践してみたこと」
は黄色の付箋に。

書き出したら、グループ内で発表し、共有していきます。

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グループ内でひとりひとり発表した後は、付箋を共通するキーワードごとに分類しながら、考えを話し合い深めていきます。

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最後に全体へ向けて各キーワードについてどのような話が出たか発表しました。
青色の付箋に書かれた「モヤモヤしていること」については、受講生も企画委員も一緒になって、どうしたらいいか考えてみました。

「あっ、私もそう思う!!るんるん」「なるほど!そういう考え方もあるんだ!ひらめき

自分がモヤモヤしている事、話してみたら実は同じように悩んでいる人がいたり…
思いがけないアイデアをもらったり…

「自分ひとりだけで悩まなくていいんだ!わーい(嬉しい顔)
「私もやってみよう!ぴかぴか(新しい)

沢山書き出して、沢山話して…
最後は前向きな気持ちを共有することができたように思います。



ペン学級第7回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
19年度 第6回親子学級[2019年10月10日(Thu)]
2019年度 第6回親子学級
『子どもたちの様子を知る(保育ビデオ)・先輩たちとティータイム』


■保育室ビデオ■
児童室での子ども達の様子を撮影したビデオを、解説付きで見ましたわーい(嬉しい顔)

<保育ビデオを観るポイント>

・自分の子どもだけではなく、子ども同士の関わりを見る
・前半なので関わってない場面の方が多いが、児童室の雰囲気を感じてほしい
・保育者は安易に手や口を出さず(子どもに危険が無いように)見守っている


<ビデオに映った子ども達の様子>

・お別れ後、泣いていた子も落ち着き始め遊び始める
→保育者は遊ばない。遊びを創っているのは子供たち。自分たちで遊びを見つけている

・一方で取り残されたことに気づいて泣き始める子もいる
→泣いていても他の子をずーっとみて観察していたりする。

・リュックや靴を手放せない子もいる
→ママが作ってくれた『おにぎり』は食事ではなく、安心材料。食べなくてもいい。食べましょうとは言わない。食べなくてもがっかりしないで。

・荷物を自分で出し入れしている。
→中がぐちゃぐちゃなのはお子さんがしまった証

・おにぎりの途中で立ち去ってしまうことがある
→すべての物に名前が必要なのはこのため。

・なるべく『ダメ』と言わない
→命の危険やケガをしてしまう、させてしまいそうな場面以外は『見守る』

・遊んでいた物ややっていたことが少しずつ気になり始め、小さな争いも起こるようになる。

・12時のチャイムが鳴ると、子どもたちが一斉にドアの方を見る・近づく・泣く
→子どもたちはママを待ち望んでいる。絶対に12時にお迎えにきて。


<質疑応答>

Q:おもちゃで部屋が散らかる。片付けない方が遊びが発達するのか?
A:児童室では片づけすぎない。家ではママがどの程度許せるか、自分との折り合いのつけ方による。

Q:1人を相手するのも手一杯で疲れる。保育者はたくさんの子を見て疲れないか?どうやってリフレッシュするか?
A:『他人の子』だから優しい目で見れる。自分の子だったら疲れる。

■ワールドカフェ■
ワールドカフェ形式で、テーマを決めてテーブルごとに歓談しました喫茶店

テーマ1:前職・独身時代(なれそめ)揺れるハート
テーマ2:私の時間の使い方・使いたいこと時計
テーマ3:お菓子はみんないつからあげている?バースデー
テーマ4:私のアイドルムード

子どもの事から少し離れ、リラックスして自分を語る時間は新鮮な時間になりました。


ペン学級第6回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
19年度 第5回親子学級[2019年10月03日(Thu)]
2019年度 第5回親子学級
『子どもの見方を知って味方になろう』


今回は、日本抱っこ法協会理事、シャローム共育相談室主宰の萩原光さんにお話を伺いました。

■先生のご紹介■

自宅の一室で相談室を26年行っている。
以前は学校教員を13年くらいしていたが、その中で地域での子育て支援が大事だなと思い、思い切って教員を辞めて子育て支援を始めた。

子育て相談は、本を読んだりネットを通じて申し込みがあり、親子で1時間半マンツーマンで行っている。千葉・神奈川・東京・埼玉、遠い方だと新幹線で来る方もいる。悩みが深いと2・3回通ってもらう。親子の立ち直りに関わっていると、意外なことが大事だと痛感させられる。

■相談に来るお子さん■

@泣き下手さん:泣きそうになると顔を逸らす。泣くのを我慢してしまう。

Aダダこねベタさん:ヤダヤダ言えない

B甘え下手さん:あまり甘えないまたは、永遠と甘えすぎてしまう。抱っこをしても身を任せてくれず隙間が空く。

子どもの【泣く】【ダダこね】【甘え】は子どもの成長に必要な部分がある。「うち子は泣いて困る」よりも、むしろ「うちの子は上手に泣けているね!」と思っていい。

■子どもはどうして泣くの?■

@要求の【泣く】
Aストレス発散の【泣く】

泣くことによってストレス発散が出来る。心ゆくまで「泣き」を止めないで抱っこしてあげると、子どものストレスが治まり泣き止む。

親子関係が上手く行っているからこそ子どもは泣ける!
ここぞという所で【泣く】【ダダこね】【甘え】が出来ない子はストレスが溜まっていく。街中で泣いている子どものお母さんは「子育てが下手」と思われてしまうかもしれないが「泣ける子はのちに修正がきく子」である。

<<相談例>>
家では割とおとなしい子が幼稚園で乱暴をしている。
お母さんなりに子どもの気持ちを汲みながら諭すように話をするけれど、翌日また子どもは友達を叩いてしまう。

周りのお母さん達からチクチクと言われてしまう。お母さんはお父さんからも責められる。

厳しく子どもに叱ったところ、子どもにストレスとなり夜中に叫ぶ・チック・指しゃぶり・爪噛み・おもらしなどが出てしまった。しかしお友達に手を出すことは直らない。

優しくしても厳しくしてもこの子は直らない!とお母さんは思い困ってしまう。

その子は相談に来た時、とても礼儀正しくお母さんを心配させまいとしていた。だから先生からは「我慢しなくていいよ」「甘えていいよ」とお母さんからお子さんに伝えてもらった。

登園までの道中は泣いたりダダこねをして大変にはなったが、幼稚園での行動は落ち着いた!!

<<相談例>>
一歳半の男の子。1か月前に断乳をしたが上手くいかず暴れ出したので、やはり授乳を再開したら物を壊すなどの行動が朝から晩まで続いて酷くなった。

子どものキモチは”お兄ちゃんになっておっばい卒業したかったのに”
”ヤダヤダと言いたい気持ち”と”ちゃんとやりたい気持ち”との間で葛藤している

「上手に乗り越えられなかったね。泣いてもいいよ。ダダこねて甘えてもいいよ。お母さんは応援しているからね」とお母さんが声をかけると、3日後には子どもの行動が落ち着いた。

■ママのストレス対策■

自分の中には【二人の自分】が居る。

@自分の中にいる【大人の私】=理性
A自分の中にいる【子どもの私】=泣きたい・ヤダヤダ言いたい=誰か私を抱きしめて!!!

子どもが泣く

自分の中にいる【子どもの私】も泣きたくなる

自分の中にいる【大人の私】が【子どもの私】を抑えつける
子育てしていると、自分の中の小さな女の子【子どもの私】をないがしろにしがち。

今回の講座のテーマ『子どもの見方を知って、子どもの味方になろう』の子どもは、自分の子ども1人ではなく、自分の中の小さな女の子も含めて2人の子どものこと。

自分の子どもを抱きしめる時、自分の中の小さな女の子【子どもの私】も抱きしめてあげるといい。


ペン学級第5回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
19年度 第4回親子学級[2019年09月26日(Thu)]
2019年度 第4回親子学級
『「アリサ」から見た子どもの発達』


今回は、帝京大学教授の杉本真理子先生にお話を伺いました。

■子どもの「やりたい」を尊重する■

子どもは、親が手をかけ過ぎなければ、自分の力を発揮し子ども同士で成長していく。
子どもに何かをさせる保育は一律に、なるべく早く、上手に、効率よく保育が進むのを良しとしている。
早く字を読める必要はない。字が読めると絵本を見ても絵を見なくなる。


■「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない■

レイチェル・カーソン作『センス・オブ・ワンダー』の紹介。
子どもたちは美しいものを美しいと感じる。
知らない物に出会うと感動したり、思いやったり、たくさん味わったものはもっと知りたいと思い、子どもに身に付いていく。

■エリクソンの心理社会的発達理論■

乳児期=基本的信頼 対 不信の時代
世の中は自分に良くしてくれるかそうでないか、基本的信頼を得るか不信を得るか。
不信に偏って世の中はなるべく何もしない方が安全だと思ってしまって育っている子どももいる。
毎日同じことと思うかもしれないが、赤ちゃんの基本的信頼感を育むために生活する。

幼児期=自律性 対 恥・疑惑
しつけが強くて失敗を責め立てると自己防衛する。
自己防衛しているのに秘密などを人目にさらされる。自分を守っても守り切れない、自己疑惑に陥ってしまう。
失敗するのは当たり前。一緒に始末して失敗をこうやったら大丈夫だねと声をかける。それが励ましになる。

児童期=自主性 対 罪悪感
将来的に自主性が育っているかどうかは大きな問題。
自主性が育っていると自分の人生に積極的。
してはいけない、言う通りにしなさい、と言われ続けたら言われたことしかしない人間になる。

学童期=勤勉性 対 劣等感
生きていくための様々なことを身につける時代。
自主性が育ってないと課題が出てきたとき逃げ出したくなる。

危ない︕ 汚い︕ 早く︕・・・と子どもの「やりたい気持ち」をつぶしてはいけない
子どもは何でも早くできないし、上手にはできない。
失敗をたくさんするが、責めないであげて欲しい。
人生大丈夫と伝えよう!
致命的な失敗はそんなにあるものではない。
どうしたらうまくいくのか、子どもに試行錯誤のチャンスをあげて欲しい。



Q:夫は理屈はまだ子どもは分からないと思って型を教えたがる。先生はなぜその型になるかの経験をさせるのが大事と仰っていたが、さじ加減が現実的に難しい。

A:歌舞伎役者の子どもたちは全部型で教え込む。でもできた時にはすごくほめる。
日本は型のあるものが多い。子どもは型にはめたほうが良いという人もいる。
だけど、型だけで理由が分かっていないと、型から外れた時に動けなくなる。
理屈が分からなくても子どもに言ってあげてほしい。

子育てのパートナーに育児方針を相談するのは良い。でも育児方針が一致できなくても良い。
「ジュースはあげないようにしているからあげないでください」と周りに頼むのではなく、
「おばあちゃんのところではジュースもらえて良いね」「色んな人が世の中にいるよ」と子どもに言ってあげてほしい。

Q:「ごめんなさい」をいつから言わせるというか、思ってもらうか。

A:言葉をだけを言わせたいのか、ごめんねという気持ちを思わせたいのかで全然変わってくる。
ごめんねを本当に言うにはいろんなことが整う必要がある。
自分のしたことが相手にとってどういう意味をもっているかというのが分かって初めてごめんねができる。そうなると年齢では測れない。
他の人の気持ちが分かるというのは子どもにとって難しいこと。
「○○ちゃん泣いちゃったよ、イヤなんだって」ということから教えてあげる。
「すみません。ほら、ごめんねは?」なんてことは言わない。


次回は、日本抱っこ法協会理事、シャローム共育相談室主宰の萩原光さんに『子どもの見方を知って味方になろう』というテーマでお話を伺います♪


ペン学級第4回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)
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