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2021年10月15日

140号

図書紹介:『「仕事」に満足してますか?』
著者:水野修次郎、長谷川能扶子
出版:福村出版、2021年

 注目!一人でもできる!!ライフデザイン・カウンセリング、ワークブックが登場

 この本は、ライフデザイン・カウンセリングを一人でもできるように工夫して出版されました。わたしは2016、2017年に渡米してこのアプローチを学んできた経緯がありますので「いよいよ、ここまで来たか」と感慨深いです。

 2021年からは日本にいながら、ひとりで手軽に、最新のキャリアカウンセリ
ングを体験できるようになったのです。

1.本書を紹介する理由:なぜライフデザイン・カウンセリングなのか。

 なぜ私が、親学のメルマガでライフデザインの本を紹介するかというと、おとなの人生設計を支援することができるからです。親が親としての役割を果たすには、親自身のライフデザインが整っていないと、機能不全におちいってしまいます。

 親学は「子どもの発達を保障する」ことを強調します。それが親の役割なのだとしたら、役割を果たす本人の人生の土台が揺らいでいては、子育てどころではありません。親学で学んだ科学的な知見や、子どもへの関わり方を実践するためにも親のライフデザインを整えるアプローチが必要なのです。

2.「ライフデザイン」カウンセリングとは何か
 「ライフデザイン」は、キャリア心理学の用語です。人びとのライフ・キャリアを支援するときに使います。ライフデザイン・カウンセリングでは、人生の転機にある人たちを支えるために、生きる意味に働きかけて人生のデザインを支援します。私もキャリア支援者の一人として、日常的にこのライフデザイン・カウンセリングを行っています。

3.ライフデザイン・カウンセリングでは何を扱うのか
 次の5つは、私たち支援者がライフ・キャリアを支援するとき必要な資源です。
(1)自己理解:自分をどのような人だと考えているか。(2)興味・関心:どんなところで働いてみたい、生活してみたいと考えているか。(3)役割ストーリー:そこでどんな役割を担うか。(4)どこから始めればいいか。(5)動機:なぜそうしたいか。

 この本では、この5つの資源に対して、(1)ロールモデルはだれか(2)好きなメディアは何か(3)好きなストーリーは何か(4)好きな言葉は何か(5)小さい頃の思い出、を使ってアプローチします。ワークブック形式になっているので、一人でも取り組みやすいです。

この本を読んで21世紀の親学支援の方向性を実感していただけることを期待しています。
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posted by oyagaku at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書紹介
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