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鶏舎作り [2014年05月15日(Thu)]
鶏舎作り(直し)

最近鶏小屋を直している。
というのも、冬に随分鶏をやられたからだ。
普通私の建築は”お金を使わない(買わない)”をモットーにしているので、鶏舎も廃材と、鶏を飼っていた方から網をもらったりして、ほぼタダで建てた。
建て方の悪さや、詰めの甘さはあるだろうが、結果として鶏を随分やられた。

やっぱりこれではいけない。
特に朝鶏舎に行ってみると鶏がやられているのを見るのは、もう辛すぎる。
鶏にも申し訳ない。

というわけで、きちんとお金をかけるところにはかけるべしと、金網を100mほど(なんと5万円!)かけて、鶏舎は3部屋あるのだが、そのすべてを床から壁から天井まで、隙間無く、はりめぐらせた。
糞が落ちて土と分解されたり、鶏が土をほれるように、地面だけははりたくなかったが、もうそうはいってられない。そもそも鶏は日中は放し飼いだから、鶏舎の中で遊ぶことはそもそもあまりない。冬はたっぷり地面にわらやすくもを敷いて我慢してもらおう。

というわけで、ここ最近鶏舎を作っていた。
一応完成してからは、一度にまたやられてはかなわないので、かわいそうだが、1羽鶏舎に入れて数日すごし(いたちが侵入しないのを確認して)穴が空いていないのを確認し、現在では全部(といっても3羽しかいないが)鶏舎の中で平和に過ごしている(と思う)。

そして、めんどくさがりやの私は、エサと水をエネルギー(電気もガスも水道も、人力も)を使わずに、重力を利用して自動的にあげる装置を考えた。
といっても、簡単な仕組みだが、簡単が故にシンプルで、壊れずらく、アレンジがきく。いちおう水とエサは2週間ごとに足せば自動的に供給されるはずだ。

また、これからは、自分の場所にあった品種を作るべく、孵化とひよこ育てにも挑戦しようと、知人が孵卵器を貸してくれたのと、サーモスタッド(温度センサー)と保温球をくみあわせたひよこを育てる部屋も作った(もちろん強固に!)。

現在玉子を暖め中である。
近々山羊ももらってくる予定。
来月には、うまくいけば鶏とひよこと、山羊がこの鶏舎で共生する姿が見られるかもしれない。

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5月11日 ハレマニ出店 [2014年05月12日(Mon)]
岡山県吉備中央町にあるハレマニに出店してきましたー
ここはアースバック工法やパーマカルチャーによる家作り・場所作りを行っている、とても素敵な場所です◎

天気がどうなるかなーと心配していましたが、良い天気にも恵まれて、とても素敵な時間を過ごすことが出来ました〜♪
出店者の方々も販売物は勿論、暮らし方や生き方までこだわって、ポリシーを持っておられる方が多くて、お話しさせてもらったりすると本当に楽しいです。
いい場所には、いい人たちが集まる。ホントこういう場所がもっと増えるといいなー

Koutaはふみちゃんと恒例の発電カフェです。
最近出店が多いので、机を作ったり、看板をパワーアップしたりと、パスタやお菓子だけでなく、その他のものも整ってきました。
飲食だけでなくて、”暮らし”の部分も発信したいと始めた”発電”ですが、結構知名度が上がっているみたいで面白いですね。まだUSB充電やまわる歯車、冷蔵庫だけしか動いてませんが、これからもっと面白い”発電カフェ”になっていく予定ですので、お楽しみにー

今回は鳥取勢はうちらだけでなく、はるさんとごるごも出店ですー
もっと鳥取と岡山で交流しあえると楽しいだろうなー

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はるさん つきとおひさまカフェづくり(21日目) [2014年05月11日(Sun)]
ようやく、ようやく終わりが見えてきた〜
(はるさんにとってはこれからがスタートなんだけど・・・)

漆喰で壁を仕上げて、網戸をつけて、床を磨いて、、、
お店だし、保健所の許可もあるし、最後になって細かい部分もたくさん出てくる。これからもう少し細かい部分を仕上げて、保健所の許可を取って、プレオープンの日を決めて、ショップカードやHPも作って、、、っと。

器(ハコモノ)を作るのが大工の仕事だとしたら、
そこにいのちを吹き込むのははるさん(オーナー)とここに訪れる人たちだと思う。
このたくさんの想いが詰まったカフェが、これからどんなお店になっていくのか・・・とっても楽しみですね♪

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最近のあれこれ:はるさん家作り、木工旋盤、麹づくり、生ハム作り、雪仕事(雪かき、煙突掃除、薪割り)、玄関の灯籠?づくり、水車作り [2014年02月16日(Sun)]
ブログを更新しよう、更新しようと思いつつも、結局まとめてになってしまう。
ダメだな〜と思ってはいけないけど、そう思っちゃう◎
さて、最近のあれこれです。

はるさん家作り
はるさんのカフェ作り、スタートしました。
ふみちゃん、ゆきちゃんも一緒に、お泊まりしながらの、カフェ作り。合宿みたい◎
ちょっとくらい広くしても対して手間は変わらない。
ってことで、結構な広さに。全部で10坪くらい(20畳)かな?
現在基礎、土台、柱、梁、桁、垂木まで終わり、今度は屋根にかかります。
屋根は天窓をつけて、壁を貼って、窓をつけて、床をつけて・・・
あれ?もう出来ちゃった!
って感じで、3月完成を目指します〜

木工旋盤
木工旋盤は楽しい♪
1日1回はまわしたくなります。
つばきはいいけど、同じような太さは飽きてきた。
ってことで、庭の柿の木をちょこっとチェンソーで頂いて、お椀を作りました◎
年のいった柿は中が黒くなるみたいで、それがなんかいい感じ。
食べることに興味があると、なんでも食べ物に見えるけど、
木工を始めると、どの木を切って、まわしてやろうか・・・なんて考えてしまいます。
技術がつくと、見えるものが変わります。世界が広がる。

麹作り
今年も味噌づくりの季節になりました。
昨年に引き続き、麹から作ります。
去年使った麹がどっかにあるはずなのにないぞーと、今から楽天で注文しても間に合わないし・・・
三朝のJAに行くと、あるじゃないか!しかも安い(米15kg分で400円)早速買い◎
今回はいろいろ改良した結果、48h経たず麹が出来上がる。
糀を作っていると、部屋がぷんぷんあま〜いいい香りがする。
これって、生麹を作る人じゃないとかげない香りだよなー
第一回目で20kg程出来上がり、現在2回目に入りました。
味噌用25kg、あとは甘酒やどぶろくに使います◎

生ハム作り
これも寒い冬の手仕事です。
足を一本買ってきて、仕込み始めました。
1ヶ月ほどかけて、塩を入れて、味付けと水分を抜きます。

雪仕事
一旦消えたかと思いきや、また一気に降りましたねー一晩で40〜50センチか?
でも湯梨浜や北条は全く降ってない。鳥取市や八頭も降ってない。
屋根と地面がくっつきそうですー

玄関の灯籠?作り
かねてから玄関の階段が暗いのをなんとかしようと、500円くらいのソーラーランプを買ってきたものの、やっぱりおもちゃだった。
パネルを増設して、LEDを増やそうと思ったけど、作った方が早い!
これまた拾ってきていた灯籠?を設置。スイッチは夜間・人体感知にしたかったけど、部品がないので不便だけどスイッチで。
今回はAC100Vだけど、そのうち水力をまわして自然エネルギー12Vに交換する予定です。

水車作り
ようやく水車2号機にかかりました。
1号機は自転車のハブダイナモだったけど、2号機はネットで買ってきた中国産のDCモーター20Wです。
20W出るのはいいけど、ハブダイナモよりもコリンギが大きいような?
羽根は以前フウデンさんからいただいた羽根を、実験しようで合板に設置(きっとすぐ壊れるだろう。うまくいけばアルミで作り直す)。
水車は見るだけでも絵になるなー


こんな感じですー
20日のBSS、テレポート山陰で映るらしいです。
はるさんも取材されちゃいました☆
今週もはるさん家作りや空山でパスタ講習しますよー




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ここ最近の事 〜木工旋盤教室、実家家作り、えねみら電気を作るWS、サラミ作り、ホダ木作り、木工旋盤〜 [2014年01月29日(Wed)]
数日あけるともう書くことがいっぱいになる。
冬は薪ストーブのそばで本でも読んでいようかと思ってたけど、
三朝の山奥?に引きこもっているようで、意外と外出も多いなー

1月24日:岸本さんの木工教室
Kouta家に貸してもらう木工旋盤の使い方を教えてもらいました。
たまたま天気が良く、木工するならやっぱり外がいいよね!ってことで、外で開催。
立木を切って、そのまま旋盤へ。そして作品へ・・・このテンポはやっぱりいい◎

1月25日:津山から薪とホダ木もらってくる
2トントラックで津山から薪とホダ木をもらってきました。
満載していたので、峠の運転も、降ろすのも一苦労でした。
これだけあれば、半年分の薪はありそうだな?

1月26日:エネミラ電気を作るWS
鳥取市のさざんか会館で、太陽光の独立型システムを作るWSをしてきました。
恒例の紙芝居のテーマは”スイッチの向こう側”。ユーモアもあり、分かりやすかったように思います(自画自賛)。いつかべつのばしょでお披露目する機会もあるかな?
今回は直流システムと交流システムの2台作り、両方移動がしやすいようにコンパクトに、持ち手もつけました。
外観は家にあまっている端材で作っていくので、(よく言えば)全てが1点もの。オーダーメイドです♪
「電気って作ることは難しくないのです」
↑これは間違いではないけど、難しいのは
「自分にあった発電システムってどんなのだろう?」
は個々が、予算や用途を明確にして、仕組みも少しは理解しないと出来ません。
将来は「自分にあった発電システムを、自分たちでつくる」
ところに持って行きたい。

1月27日:実家の家作り
4日目(累計14H)にして土台が完成。
ミキサー車を呼んでコンクリ流してもらった後は、いよいよ柱を立てていきます。
土台で使った木材は34本。柱は27本使います。梁桁で22本。棟、屋根で・・・、さらに別棟で40本くらい。。。結構廃材を集めたようで、すでに足らなそうです。

1月28日:サラミ作り、ホダ木作り
仲間を呼んで、みんなでやりました。
サラミ作りは、それぞれが肉を持ってきて、豚腸につめていきます。
豚、鶏、猪、むじな・・・いろいろなサラミ、ソーセージが出来上がりました。
これから熟成させて、サラミになります。
ホダ木は、シイタケ・白ヒラタケ・栗タケの3種、1500コマ打ち込みました。
これだけの量があると、1人では大変です。
みんなでやって、みんなで持ち帰るのがいいですね♪

その他:蛇口の逆つらら、木工旋盤
最近朝晩は氷点下の日々です。蛇口からぽつぽつとしたたっていた水が凍って、シンクの中に逆つららに!?これはめずらしい!
ふみちゃんと木工旋盤をやりました。いろいろ自分たちでやってみると、難しいけど、いろいろ分かってきます。造形(形を作るもの)は楽しい!

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今日の1日 〜らんぼう来訪、家作り、温泉〜 [2014年01月24日(Fri)]
3日続いてのブログ更新。
1日1日と過ぎていく時間の中にも、やっぱり大切なものが詰まっている。。。
そんな事が伝わればいいな◎
二度と戻ってこない、今日この1日を大切に生きたい・・・

さて、今日は現在鳥取をツアー中のらんぼうが家に来てくれた。
いろいろ繋げる事をしている人は多いけど、人を訪ねて回るツアーとか、面白い。
グリーンツーリズムや、エコツーリズムとも全然違う。
その土地にあるもの(人や自然とか)に出会う。人の想いに触れる、、、ような。
鳥取でもネットワークが出来てきて、元気になってきたなーとは思うけど、
私たちが目指すものを形にするにはまだまだ全然足りない。
もっとたくさんの人たちと、つながりたい。
そんな予感を感じさせるらんぼうのツアー。鳥取でも企画してみようかな◎

さて、午後からは実家のある北条の家作り。
まだ3日目、1日4時間もやっていないので、まだ10時間に満たないけど、既に基礎と土台が終わりそうだ。
一応この後コンクリも流すけど、32畳もある新築のわりに恐ろしく早い(-_-)
昨日は途中で角のみが動かなくなって、修理に持って行ったところ「ブラシ」が摩耗していて、モーターとの接点が悪く、スパークしていたみたい。電動工具って、スイッチ入れたら動くから、教わらなくてもとりあえずで使えちゃうけど、これからはメンテナンスの仕方もきっちり学んでいきたい。
そんなわけで本日すこぶる好調の角のみ。

基礎は、角のみに丸のこ、のこぎりにノミ、ハンマーにメジャーだけしか使わない。
むしろこの道具だけで屋根まであげられる・・・っていうか、あがる。

廃材だし、段取りが悪いところもあるから作業は遅いけど、1つ1つの木材がはまっていく。
形になっていく。自分でものを作る!それは快感。

日が長くなったとはいえ、18時じもなれば真っ暗。
それにしても北条は雪が全くない。雪も降らない。三朝に帰れば真っ白なのに。。。

夜は久々に万翠楼に入らせてもらった。
河原風呂もいいけど、旅館もいい。
平日だし、宿泊客の風呂時間もずらしたので、貸し切り。

ゆったり暖まって、くつろがせてもらった。

早く寝ればいいのに、こんな時間まで夜なべ仕事。
明日は岸本さんから木工を教えてもらいます。
これでうちでも木の器が作れるようになります!

今年は木工作家にでも転職して、イベントにも出店してみようかな(^-^)//


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最近のあれこれ 〜電気の時給、薪ストーブバケット、雪景色、ゆきちゃん、家作り〜 [2014年01月22日(Wed)]
正月も終わり、毎年恒例の通信をようやく発行。
発送作業も終わり、ようやく年を越せたという感じがします。
最近は、ここしばらく通信に勢力を使い果たしたせいか、やりたいことはたくさんあるのに、「何しようかなー」とちょっと時間をもてあましてました。そんな時は、外に出るに限りますね。

そんな訳で、最近の日々の暮らしをお伝えしたいと思います。

1.電気の時給 〜ちょっとだけオフグリット〜
ここ最近力を入れている電気の時給ですが、いいコントローラーとバッテリーが手に入り、ようやく実生活でもそこそこ使えるシステムになってきました。
天気が良ければ400〜500W位は発電するのですが、冬は冷蔵庫も切れるし、暖房も薪ストーブなのでほとんど電気を使いません。そんな日は、1日中ほぼオフグリットできます。このメーターはブレーカーに繋げて、家中の電気の使用量を無線で飛ばして把握できるメーターですが、0(使っている電気は自然絵練るg-でまかなっている状態)になりました。「電力会社に依存しない」って、なんて気持ちいいんだろう!

2.薪ストーブでバケットを焼く
以前から薪ストーブの中にダッチオーブンを入れてパンを焼いたりはしていたのですが、友人が紹介してくれた素敵な漫画「リトル・フォレスト」の中に「薪ストーブの中でバケットを焼く」というのがありました。
さすがの私でもこのアイデアはなかったので、早速実践!
バケットは長いので、何において焼こうかな?と考えましたが、手元にいいものがなかったのでとりあえず太そうな製材の上で焼くことに。
結果、製材も燃え始めて、バケットも少し?焦げましたが、バケットを焼くことが出来ました。
次は、バケットを敷くものをあちこちから探す中で、細長い筒状になった瓦を拾ってきました。一度生地を2つに分けて焼いてみましたが、瓦の遠赤外線もあってか、中までふっくら焼けました。

3.雪景色、雪遊び
年末からここ三朝では、結構雪が降ってます。
車で15分も町や海の方へ下ると全く雪が降っていない・積もっていない、雪すらなかったりします。
ここ私の家は結構雪深い場所ですが、雪が降ると薪ストーブの楽しみもあるし、素敵な景色を見せてくれます。折角雪が積もったのでそり遊びしましたが、ゆきちゃんはあきらかに怖そう!(実際泣きそうだったのですぐにやめました)

4.実家の小屋作り
北条にある畑に小屋作りを始めました。
昨年からちょこちょこ廃材を集め、仮設電気が開通し、いよいよ家作りを開始しました。
7.2m×7.2(半分は屋根だけの作業スペース)、合計32畳のそこそこ大きな家です。
ここまで大きくなると、微妙な水平のずれや、直角のずれが後々ひびいてきます。
きちんとぴったりにはなりませんが、水平は水とホースできちんと出して、水糸を貼ります。
水平をとった水糸にそって、基礎になるコンクリを埋めて、ブロックを並べていきます。
なんていい加減な基礎なんだろう!作業が早すぎる!
と思ってしまいますが、多分大丈夫だろう。。。
他にもいろいろ仕事はありますが、しばらくはこの小屋作りも進めていく感じになりそうです。


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冬の準備と家仕事 [2013年11月03日(Sun)]
ここ最近、天気も良く、気温も動くには最適で、イベントもないので家仕事がはかどる。
イベント(お金を稼ぐ仕事)も必要だが、家仕事もかなり大事なので、どっちが切羽詰まっているかと言えば、お金よりも家仕事であろうか?

家仕事といっても
大工仕事(新築・改修)、小屋、鶏関係、柵、水道仕事、電気回り、イベント出店物作り、風呂作り、温水器設置など多岐にわたる。
性格的にいろいろなことを同時にこなす方なので、1つやっていても、別のところのアイデアが閃いたり、部品の調達ができたら、途中でも一区切りつけて別の所へ・・・という進め方をするため、
まぁ基本的に古民家や暮らしをしていれば、衣食住に始まり、水道ガス電気とやることはいくらでもあるので、いくらやっても終わらないのもあるのだが。
それでも少しずつ、1つづつ片付けて、使ってみては不具合が出ればまた治して、、、子どもが大きくなればまた・・・の繰り返しである。

さてさて、それでは最近の家仕事を。


◆鶏の柵作り
うちの鶏は最近数えてみると45羽いた。
麦や米をご飯にしても、3kgでは足りない。
放し飼いなので、後は庭の草や地面をほじって食べている。
それでも飼い始めてから一ヶ月くらい経つが、随分大きくなったように感じる。
さてさて、さすがに45羽の食欲が旺盛で、庭の草があらかた無くなってくると、あちこちに出張し始めるようになった。階段を超えて隣の畑へ、駐車場へ、川の方へ、裏庭へ・・・と。
とりあえず、階段を超えて道路に出てしまうようになったので(出る鶏はいつも決まっているが)、階段に柵を作ることにした。
ちなみに、道を通るある運転手さん(特定の日時・時間に通る)は、ぶっぶーと鳴らしてから道を通るようになった。おそらく、私が気づかないときにバスに迷惑をかけたのだろう(__)
さて、柵は以前保育園からもらってきた窓枠に、拾ってきた網をタッカーで打ち付けて作った。
これは作るのも簡単で、2枚以上つなげるとちょうばんも必要なく曲げて建てられ、材料もたくさん余っているものを使ったという点でも、いいアイデアだった。
現在5枚作って、家のあちこちで鶏の進路をふさぐ壁になっている。
しかし最近、この壁も乗り越えているという目撃情報も・・・(まぁ低いのでそうなのだが)


◆鶏の産卵箱作り
これまた後回しになってしまっており、鶏には申し訳なかった。
現在鶏は2ヶ所の小屋に分けており、1ヶ所は産卵箱はあるのだが、もう1ヶ所はそれがなかった。
おかげで、庭やあちこちで卵が発見されるという事態にもなっていた。
廃材の中でも、割れていたり、長さが揃っていない物など、特に建材として使えない物を選びながらも、さくさくと作る。豪華2階建て、部屋は個室で6部屋完備で、すこものふかふかベッド付き!
鶏にとって産卵は、気持ちのいい場所でするもの。
産卵箱は卵を取る人間の都合でもあり、鶏がそこを心地よいと感じるかは分からない。
鶏にも個性があって、庭で卵を見かけるときには、場所が決まっている。
このこの好きな場所はここ、あのこはあそこ・・・って。
この間は、薪を片付けていると薪を積んだところから卵が5つも発見された!
(いつ産んだ卵なのか分からないとか)いろいろ問題はあるけど、そんなかんじも楽しい◎

◆風呂とトイレ、水回り
古民家のリフォーム(という部類にはいるのだろうか)のつづき。
最近トイレと流しを作って、続いてあかちゃんトイレと洗濯の水回り、風呂の煙突に焚き口を直した。
あかちゃんトイレは保育園からもらってきた、洋式物。
当然水洗トイレ用なので、水を流さないと汚物が流れない構造になっているので、うちでは珍しく、唯一水洗トイレとなった。
TOTOメーカーのトイレだが、これまた水径が特殊で、メーカーに問い合わせても塩ビにつなぐジョイントはないとのこと。常に圧がかかる水道と違って、流すときにだけしか圧がかからないし、圧がかかってもトイレへ流れるのでコーキングでつめたら大丈夫だろう?とコーキングでつないでみた。
バルブをつけて、水道をひっぱてきて、しばし(固まるのを)待ってON!
1回目は破裂して水浸しになったが、2回目は大丈夫だった。
バルブを流すと・・・じゃ〜っと普通のトイレではあり得ない水量で水が流れる水洗トイレの出来上がり◎
まだうちのゆきちゃんは使えないので、誰が最初に使ってくれるかな?

水回りついでに洗濯機を古民家の風呂場前に設置。
元々二層式があったが、兼用で使っていたためか蛇口が洗面所用に1個しかなく不便なので、分岐させて蛇口を1個増やす。
蛇口工事はちょくちょくするため、うちでは蛇口があれば拾ってきて、ストックしてある。
径が違う物、洗濯機の物、角度や先っぽの違う物、中には壊れている物も混ざっているため、たくさん集めている(買うと高いので)。その中で最適っぽいものを選んで、設置。たまに壊れていて水が噴射することもあるので、元栓を開けるのはいつも緊張する。
さてさて、ここも問題なく。

最後に風呂場の焚き口の煙突設置。
この煙突は古く、今では見かけない土?製。
ばきばきにヒビが入っていて、途中で折れている。
今主流のステンの煙突とも当然径があわないだろうから、ジョイントを塗るか?どうしようかな〜と、ダメ元で(これまた拾ってきて、ストックしてある)150mmくらいの煙突をつけてみるとすっぽりはまったではないか!
この煙突は縦に割れているため、耐熱用アルミテープで補修して、よしとする。
ご丁寧に2本、H管まで持っていたため(これらは焼却炉からもらってきたものだ)、設置して完了!

これで古民家の方にも、コンポストトイレ、赤ちゃんトイレ、流し、洗濯機、風呂場と揃うことになり、いちいち外に出なくても風呂や洗濯、トイレができるようになりました◎


◆畑の小屋作り
最近また廃材を100本ほどもらってきた。
いろいろ他のところで建てる予定をみこしたものであったけど、畑に道具・機械小屋が欲しかったのでそっちにもまわすことにした。
畑には当然電気がないので、基本は釘でいくにしても、ホゾを作ったり、丸のこで切ったりするのは家でしていくことにした。つまり、材料を揃えてしまって、現地では組み立てるだけという感じで。
予定では1ケン2ケンの4畳で考えているが、さてさて今年中に終わるかな〜



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10月10日 ごるごの家作り 〜トイレ・風呂〜 [2013年10月12日(Sat)]
ごるごの引っ越し・オープニングも近くなってきたし、進めねば・・・とごるごの家作り、5・6日目。

まずは、家の耐震補強、すじかいをいれた。
やはり2階建ては揺れる(柱も細いし、元々住む用途ではないから仕方ないが)。
なので、すじかいをいれまくった。10本くらい入れて、大分安定した。
今回までに来てくれたお友達、ぜひ違いを見てください。
4〜5人しか家に乗れないかな〜?と思っていたけど、しっかりしましたよ♪

続いてトイレと風呂を作る。
こちらは外に一から作ることにした。つまり新築です!

まずは基礎を作る。
といってもある程度水平をとって、ブロックを6個くらい置くだけ。
その上に土台となる10センチの角柱に、柱を立てるホゾを角のみできって、並べる。
アンカーもしない。コンクリも流さない。

言葉で書いたら簡単だが、土台の上に柱を立てて、柱の上はホゾを切って、はりとけたをのせていく。
ここでふと見てみると、2階の窓が近い。

このまま普通に屋根をつけるか?
いや、それでは面白くない。

だが、ただでさえ雨漏りがするような施工になるのに、屋根に勾配がないなんてどうだろう?
雪も降るし、強度的にも大丈夫か?

などなど心配したが、結局トイレと屋根の上はベランダにすることにする。
2階の窓から降りることが出来て、勿論ベランダから地上に降りるものもつける。
階段がいいか?はしごか?滑り台もいいなぁ。

そんな訳で、屋根仕事は材料がないので中段。
雨も心配だが、(風呂だし)水場だし、100年もたそうという訳じゃないし大丈夫。
床と壁へうつる。

ちなみにこのトイレと風呂、間取りは1間2間(1.8M×3.6M)の4畳+α。
間取りは2畳を五右衛門風呂、1畳を通路と脱衣場、0.5畳をトイレ、0.5畳はタンスや洗濯機。
風呂はなんと五右衛門風呂。家の中で火を焚くのは施工が難しいと思うが、床ははらず(つまり地面のまま、入るときにすのこ)、ブロックを積んで、壁は耐火壁にして煙突は出すが、それだけ。この辺は火事にならないように、見ないと。
トイレは勿論コンポストトイレ、勿論電気・水は通す。
(重複だけど)2階はベランダで(だから多分雨漏りがするけど、トイレと風呂だからいいやという感じ)、家から洗濯物を干したり、降りたり、なんか楽しい感じ。

それで壁作りでは、「薪を入れる扉があったほうがいいね」「この辺に窓が欲しい」とか、いろいろ考えながら、自分たちで作っていく。
この辺が家作りの醍醐味だと思う。設計図もなく、その場で、作りあげていく。想いの入った、素敵な場所にならないはずがない。

作業では、ごるごとカウンセラーのペーターが手伝ってくれた。

構造(土台と柱、はりやけた)は僕が角のみでホゾを切ったり、木材の長さを揃えたり、切り込みを入れて、二人に金槌とノミで雄の方のホゾをこんこん作ってもらった。
結構地味な作業だけど、人力・手作業菜だけに結構楽しい。

あと、ホゾとホゾがすぽっと入ったとき、嬉しい。

作業が終わった後、久しぶりに家に3人であがってみた。
太陽光で充電されたバッテリーの裸電球をつけて、暗くなった景色をテラスで見渡しながら、おしゃべり。
裸電球に広いテラス(と手すりのパレット)がとてもいい感じ。
ここで七輪で食べたり、ハンモックしたり、、、そんな話がとても楽しい。



小雨だったし、たくさん落ちた銀杏の臭いも気になったけど(笑)、なんとか天気ももちながら、作業が進んだ。

後2日で壁と屋根、電気と水道、風呂などの大がかりな部分を仕上げて、もう1日全体の細かいところを見れば大体いい感じかな。

今月にはごるごも引っ越しするみたいだし、どんな暮らしの場所になるか楽しみ♪



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Posted by nao at 23:44 | この記事のURL | コメント(0)
ゆきちゃんトイレと排水システム [2013年10月02日(Wed)]
今日は古民家の方のトイレと排水をした。

先月はコンポストトイレを作ったので、その隣にゆきちゃん(子供用)洋式トイレの設置、その隣におむつやゆきちゃんのおしりを洗える流し、そしてそれらの排水を作った。

子供用トイレは、先日解体された保育園からもらってきた子供用洋式トイレを(←これは貴重!)。
元々男用小便器があった部屋で、窓が一切無くかわいくないのでまず壁(土壁だった)をぶち抜く。
コンポストトイレには大きめの窓を作っていたので、間にカーテンか何かを設置するとする。
まぁうちは来客も少ないし、親子でトイレにいくだろうので、間が空間でも問題ないと思うのだが?

また、この洋式トイレは当然簡易水洗に対応した物。
流す水のバルブもホームセンターに売っているものではないので、また近々水道屋さんにいって買ってくるとする。しかしこの洋式トイレ、良くできている。
当然陶器製なので衛生的にもよいし、便器の裏には当然排水口がついているのだが、ここがまたS字で臭いが逆流しないようにトラップがついている。小さいのによく出来ている。
排水のほうはねじ切りもないので、100mm塩ビ管の上に便器をのせるということでいいとする。そんなに大量に、圧力もかかる場所ではないので、多分もれることもないだろう。

そして隣にはシンクを。
元々さび付いたシンクがあったので、バールでひっぺがして、これまた保育園からもらってきた曲がったシンクをがんばってグラインダーで使える場所だけ(元々は2層式だった)切り取ったシンクをはめる。
こういう小さなシンクはキッチンでは使わないが、野外とかでは使えるので、貴重でありがたかったりする。

最後に排水管。
とりあえず古民家の方のコンポストトイレと子供用トイレは使用頻度も低いだろうし、子供用トイレから排出されるものはそんなにきたないものではないし、
子供用トイレは簡易水洗で、シンクから排水もあるので、汚水は結構薄まるはず。
なので、コンポストトイレから出てくるふん尿水(?)は普通タンクに受けるのだが、これと簡易水洗とシンクの排水をつないで、家の隣にわずかに流れている小川?に流してしまう。

1年を通して水があったかは覚えていないが、簡易水洗とシンクから水も流すし、一応小川の下流の方(その先は滝になっている)に排水することにする。

この小川の水が、今そこそこの水量があるので、これで水車でも回そうと思っている。

自然の水+おしっこや排水で発電!というのもおもしろい◎

うちではうんこは肥料になり、おしっこや排水は土壌に帰ったり、電気に変わる♪



今回使った資材も全てもらいもの。
木材も、壁材も、塩ビ管も、トイレも、電気配線も、ソケットも。
ありがたい。


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Posted by nao at 22:01 | この記事のURL | コメント(0)