卵の賞味期限 [2020年06月06日(Sat)]
<ちょっと豆知識>
今日は、卵の賞味期限の話です。 平成11年の食品衛生法施行の改正より賞味期限の表示が義務化されました。市販の卵のパッケージには、賞味期限(生で安心して食べられる期限)を大体二週間と表示してあります。サルモネラ菌の増殖が起こらない期間を基準にしてあるようです。しかし保存方法10℃以下なら春秋なら+4日間、夏なら+1.2日間、冬なら+36日間生食可能らしいです。卵は、無菌状態で殻に包まれ殺菌作用がある【リゾチーム】という酵素成分が含まれているようで、簡単に腐ってしまうものでは無く、以外と日持ちが良い食品らしいです。目玉焼きやゆで卵や卵焼きのように火を通した方が日持ちがするというイメージは間違っているようです。熱を加えるとリゾチームの働きが無くなり卵の中の菌を殺す働きが無くなり腐りやすくなるようです。 又、熱を加える時は、70℃で1分以上の過熱、ほかの食材と一緒の調理なら75℃で1分以上過熱が必要らしいですので、これからの夏のお弁当への卵焼きなどは、しっかり火を通してくださいね 卵の保管は、尖ったほうを下にしていますか?(これは、私守ってま〜す)卵の丸い方には空気を含む部分があって丸い部分を下にして保存するとこの空気と卵黄が触れやすくなり殺菌が入りやすくなるようです。意外と買い物中の移動で卵にヒビが入る時がありますので、ヒビ割れの卵は、即火を通してくださいね。 これからの梅雨時は、食中毒も起こりやすいですから気を付けましょう! (TK) |