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特定非営利活動法人おれんじの会(特発性大腿骨頭壊死症友の会)

 特発性大腿骨頭壊死症友の会です。患者・家族の交流と情報交換を目的として2007年11月に山口県を拠点に発足しました。患者の立場から疾患の原因究明・予防・治療の確立を求め、社会に対しては疾患についての正しい理解を求めるべく働きかけています。


ロボットスーツのリハビリが保険適応になります [2015年11月10日(Tue)]
11月10日のNHKニュースより。
装着型医療ロボット 初の承認
11月10日 12時35分
全身の筋力が低下した難病患者の歩行を助ける「ロボットスーツ」について、厚生労働省は医療機器として承認する方針を決めました。
体に付けて使用する装着型の医療ロボットが承認されるのは、初めてです。

これは、9日開かれた厚生労働省の専門家会議で決まりました。
承認されるロボットスーツは、患者が足を動かそうとする時に皮膚の表面に流れる電気信号を検知し、モーターで、両足に装着した器具を動かすことで歩行を助ける仕組みで、茨城県つくば市のベンチャー企業が開発しました。
これまで全国9つの病院で24人の難病患者を対象に行われた臨床試験ではロボットスーツを装着後、決められた時間内に歩く距離がおよそ10%伸びるなど効果が見られたということです。
専門家会議では、ロボットスーツを繰り返し使うことで歩行機能の改善が期待できるとして、筋ジストロフィーやALS=筋萎縮性側索硬化症など8つの難病の患者を対象にした医療機器として承認する方針を決めました。
装着型の医療ロボットが承認されるのは、初めてです。
国は成長戦略にロボット産業の育成を盛り込んでいて、今回優先的に審査が行われた結果、申請から承認までの期間が8か月と、通常の医療機器よりも審査期間が4か月短縮されました。
ロボットスーツは早ければ来年の春には健康保険が適用される見通しで、厚生労働省は今後5年間、使用実績を調べ、安全性や有効性を確認することにしています。

まだ適応疾患が限定されていますが、有効性を実証し、適応拡大に向け私たち患者団体も協力と医療レベルの推進に貢献したいものです。
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