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特定非営利活動法人おれんじの会(特発性大腿骨頭壊死症友の会)

 特発性大腿骨頭壊死症友の会です。患者・家族の交流と情報交換を目的として2007年11月に山口県を拠点に発足しました。患者の立場から疾患の原因究明・予防・治療の確立を求め、社会に対しては疾患についての正しい理解を求めるべく働きかけています。


おれんじの会市民公開講座は明後日です! [2015年10月02日(Fri)]
市民公開講座「股関節の病気と歩行障害」について。
 おれんじの会は特発性大腿骨頭壊死症友の会ですので、メインテーマは、骨壊死、骨の再生、ステロイド性の骨壊死をいかに予防するかといったトピックなどになります。もちろん、患者が股関節を保護しつつ長期間良い状態を維持していくためには、股関節の基本的なバイオメカニズムの知識も大切です。
 一般的に多いのは、変形性股関節症です。女性の患者さんには「臼蓋形成不全」といって、生まれつき骨盤の股関節の受け皿部分(臼蓋)が浅くて、股関節に負担がかかりやすい方がかなりいらっしゃいます。たまたま、臼蓋形成不全の方が大腿骨頭壊死症(以下、IONとします)になることもあります。その場合は、臼蓋形成不全の治療が大事になってきます。また、IONの骨切り手術後十年以上過ぎて、徐々に変形性股関節症の状態になっていくのは自然経過としてありますので、長期の股関節の健康管理といった面では、IONの患者も変形性股関節症を知っておくことは大切です。
 薬物で何とかステロイド性骨壊死を予防できないか。これは医療者も患者も切望してきたテーマです。体に優しい(副作用の危険性が少ない)薬物あるいはサプリメントで有効なものは?今の研究の最前線についても触れます。
 歩行時に股関節にかかる力は体重の5倍から10倍と言われています。杖を使ったり、歩行支援機器を使ったりすることで、股関節の負担を減らすことはできますが、カッコ悪い、恥ずかしい、不便だなどの理由で医師から勧められても使わない方も多いです。それで街中を歩いている途中でいきなり痛くて一歩も足が出なくなって立ち往生した、そんな経験がある方も…股関節をかばって変な格好で歩いていると体の筋肉のアンバランスからいわゆる体のゆがみを起こしていろいろな不調の原因にもなります。良い歩き方、股関節を守るために必要な筋トレ・ストレッチは大切です。

 IONを中心に、いろいろな方向から股関節をめぐる話題をお話しいただきますので、こうご期待。

 なお、質疑応答の時間はありますが公開の場ですので、話しにくい・個別にお話を聴きたいという方は、質問用紙を準備いたしました。事務局が預かり、後日、ご記入いただいた連絡先に返信いたします。講師の先生は時間の都合で当日は個別質問には対応できませんのでご了承ください。
 詳しく相談したい場合は、山口大学付属病院の整形外科「股関節専門外来」を受診してください。予約制になりますので、大学附属病院の地域連携室にかかりつけの病院から連絡を入れて予約をとってもらってください。かかりつけがない場合は、大学付属病院の整形外科に前もってご相談ください。
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