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地域をつなぐ里海・里山交流シンポジウム [2017年03月03日(Fri)]
2017年2月18日(土)
日生町漁業協同組合「海洋立国推進功労者表彰」受賞記念事業として、「地域をつなぐ里海・里山交流シンポジウム〜里海・里山ブランドとは?」が開催され、全国から多くの聴衆が岡山市のオルガ地下ホールに来場しました。主催は環境省、NPO里海づくり研究会議、日生町漁業協同組合、生活協同組合おかやまコープ、(公財)おかやま環境ネットワークで、後援が岡山県、備前市、真庭市、笠岡市、岡山市です。このシンポジウムは、2017年2月6日に設立・発足した「備前市里海・里山ブランド推進協議会 with ICM」の最初のイベントと位置づけられます。
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冒頭に環境省中国四国環境事務所の牛場雅己所長から開会のあいさつがあり、引き続き、基調講演IをされたNPO里海づくり研究会議副理事長の柳哲雄九州大学名誉教授は、「里海」の定義をされた方として有名ですが、現在「きれいで豊かな海」というのはどういう海か、というのを研究調査中とのことです。
基調講演IIは認定NPO共存の森ネットワークの澁澤寿一理事長が「里山から見た里海・里山ブランド」というタイトルで、所属されるNPOで行っている高校生による里山に生きる方々たちへの聞き書きの意義について、生きるための仕事・労働のあり方、心のあり方に触れることの重要さを話されました。自分の五感で暮らしを確認でき、自分の命が、生態系のどこに繋がっているかを絶えず自分で確認できる山村の暮らしでは、生きるリアリティがモラルを形成しているとのことでした。
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引き続き、松田治広島大学名誉教授がコーディネーターとなり、里海から、日生町漁協の天倉辰己専務理事、笠岡市漁協の藤井和平北木島支所長、恩納村漁協の山城正巳組合長、九州大学の柳哲雄名誉教授(NPO里海づくり研究会議副理事長)、」
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里山から、NPO共存の森ネットワークの澁澤寿一理事長、真庭市の吉永忠洋副市長、
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”まち”から、岡山市市民協働局ESD推進課の友延栄一主査、生活協同組合おかやまコープの大岸貴美子理事が、それぞれの立場から話をされ、ディスカッションが行われました。

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