備前市沿岸域総合管理協議会の設立総会および第1回推進協議会 [2017年02月08日(Wed)]
2017年2月6日(月)
備前市里海・里山ブランド推進協議会 with ICMの設立総会及び第1回推進協議会が備前市役所にて開催されました。 2010年7月12日、日生町漁業の故本田和士組合長が、岡山県水産課の鳥居正也課長(当時)、備前市水産課の濱山一泰課長補佐(当時)、漁協の今川壱章氏とわざわざ当時の海洋政策研究財団に来訪され、「これからは、漁協も日生も備前市も変わっていかないといけない。沿岸域総合管理の導入を是非ともよろしく」と熱く語られたことが思い出されます。https://www.youtube.com/watch?v=l9tVYMzF3cg それから、県・市・漁協・漁業者たち・観光協会などの皆さんと研究会での議論を重ね、沿岸域総合管理研修会や、全国アマモサミット2016 in 備前の素晴らしい成果を経て、ようやくの協議会設立。その間、6年半が経過しましたが、日生町漁協のみなさんや、備前市役所やNPO里海づくり研究会議のみなさんの沿岸域総合管理にむけられた熱意は途切れることなく、共同研究者である海洋政策研究所としても、いつも励まされてきました。ここに協議会設立の日を迎えて、心から祝福したいと思います。 推進協議会委員は、日生町漁業協同組合淵本重広組合長、伊里漁業組合奥中勉組合長、岡山東農協高原尚武専務、美作東備森林組合平井修二支所長、備前観光協会木村宏造会長代行、備前市自治会連絡協議会宇治橋昭彦会長、備前市市長室今脇誠司室長、備前市まちづくり部中島和久部長、備前市教育委員会教育部谷本隆二部長で、互選の結果、今脇市長室長が会長を務めることになりました。また、アドバイザーとして、笹川平和財団海洋政策研究所寺島紘士所長、同海洋研究調査部古川恵太所長、NPO法人里海づくり研究会議田中丈裕事務局長が指名を受け、備前市まちづくり部まち産業課が事務局を務めます。 今後は、第2次備前市総合計画=資源を活かしたまちづくり=に沿って、里海・里山推進計画を策定、里海・里山ブランドの創生と発信、エコツーリズム、教育全般、協働推進などについて、備前市庁議、備前市議会、各種理事会、各種総会などに提案、また彼らからの連携・協力を得て、まちづくりに取り組んでいきます。推進協議会設置までに時間はかかりましたが、頼もしい推進協議会が誕生しました。 |