2016年12月11日(日)
志摩市の自然や産業・ガイドの基本を学ぶ「里海ガイド養成講座(第2期)」が阿児町にある代々木高等学校で開催されました。今回は、12月の休日を終日使って5回シリーズです。対象は志摩市の自然やその中で営まれる生活や産業の素晴らしさを市民や来訪者に伝えたいとう意欲のある「里海ガイド」候補の方々です。主催は志摩市です。
カリキュラムは「里海と伊勢志摩国立公園」「ガイドスキルについて」「コミュニケーションのワークショップ」「海での装備」「志摩周辺の自然景観の特徴と生い立ち」「海について」「救急救命」「海面救助」「安全管理ワークショップ」「海岸生物」「漁業」「海女漁」「真珠養殖」「昆虫」「植物」「図鑑の使い方」「鳥類」「危険生物」「食と文化」「真珠養殖場見学」など、ガイドにとって必須のテーマがたくさん盛り込まれています。

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ひとつひとつの講義も工夫されていて、たとえば「志摩市周辺の自然景観の特徴と生い立ち」では、ブラタモリというテレビ番組で好評を博した近藤玲介皇學館大學准教授が興味深い志摩市周辺の地質学を講演されました。また、「救急救命」の講義について、参加者からは「ほかのところでも聞いたことがあるが、志摩市のはとても実践的で充実していて役立ちそう」と好評でした。