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「オール大村湾協議会(全湾協)」が発足 [2016年10月23日(Sun)]
2016年10月12日
大村湾は、南北に約26キロ、東西に約11キロ、面積約320平方キロメートル、貯水量約47.3億トンの閉鎖性の極めて強い内湾であり、古くから琵琶湖にたとえて「琴湖(きんこ、ことのうみ)」と呼ばれて、多くの人々に親しまれてきました。

海洋政策研究所(当時は海洋政策研究財団)は、2009年〜2010年度にかけ、長崎県と共同で、「海の健康診断」を実施、その処方箋の中で「生態系本来の力を活用した海域の自律的な環境修復について指摘」しました。長崎県は平成26年3月に「第3期大村湾環境保全・活性か行動計画ーみらいにつなぐ”宝の海”大村湾ー」を策定、その前文でも「海の健康診断」について言及されています。

大村湾の流域5市5町(長崎市、佐世保市、諫早市、大村市、西海市、時津町、長与町、東彼杵町、川棚町、波佐見町)は、かねてより「大村湾を活かしたまちづくり自治体ネットワーク」を構成するなど、この計画の実現に向けて「自然との共生を実現し」「海を活かした活力あるまちづくり」に取り組んできました。
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この日、豊かな大村湾を次世代へと引き継いでいくことを目的に、有志が集まり、「オール大村湾協議会(全湾協)」の発足会が開催されました。発足の趣旨説明に続き、大村湾をとりまく各地での取り組みの紹介などの情報交換が行われました。
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