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第9回小浜市海のまちづくり協議会開催 [2016年07月02日(Sat)]
2016年6月30日(木)

小浜市で通算第9回目となる海のまちづくり協議会が17時より小浜市役所で開催されました。議事次第等は下記のとおりです。

1.開会(御子柴北斗市産業部農林水産課長/協議会事務局長)
2.会長挨拶(富永修福井県立大学海洋資源学部教授)
3.小浜市海のまちづくり協議会 平成27年度活動報告(案)について(市長への報告案を全員で検討)
4.小浜市海のまちづくり計画進捗状況について(前回からの進捗状況・今後の計画などを全員で)
5.小浜市海のまちづくり計画の見直し・委員の追加について
6.閉会

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出席者は、富永修会長、小坂康之福井県立若狭高校教諭、樽谷宏和小浜市漁協参事、領家一博福井県嶺南振興局水産普及指導員、出口雅浩小浜市環境衛生課長、谷義幸小浜市教育総務課長、森下雅至小浜市商工観光課長、事務局となっている小浜市産業部農林水産課から御子柴北斗課長(事務局長)、中村亮介主事、濱本圭佑主事、そして、未来会議から山田繁さん、中野光さん、安井清吾さん、佐古稜太さん、田中孝三朗さん、魚見栄美さん、下亟由明さんら若手が多く参加した結果、出席者の平均年齢はひょっとしたら30代だったかもしれません。

富永会長の「どういう会にしていきたいか、何をしていきたいか、この会をよくするためにはどうしたらよいか、遠慮せず、ざっくばらんに意見を言ってもらいたい」という言葉で始まり、皆の積極的で自由な熱のこもった発言が引き出されていきました。

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里海・里山を活用した教育旅行は民宿を営む漁業者たちの大きな収入源になっており、安納ブルーパークでは今年初めて半期で4千人を突破。これを市全体にどのように広げていくかが課題です。市議会でも市長が、教育旅行のメッカになるように取り組んでいきたいと発言され、補正予算でシーカヤック50艇分の購入が決まりました。このシーカヤックを活用して、パドラーズクラブと連携することが決まりましたが、運営には人手を必要とすることから、未来会議の大学生たちの協力が期待されています。大学生たちは、既にカヤックのコースのマップづくりを始めており、ガイドへの情報提供や、コースの下見など更なる協力を約束しました。このように「海のまちづくり協議会」と若手たちが参加するまちづくり未来会議の連携がうまく回り始めているように思えます。

また、福井県立大学と県立若狭高校が主催する年4回の「海の生き物調査」についても、日程が決まり、より多くの参加を可能にしようと企画しています。

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大学生などとして、県外からも来ている未来会議のメンバーたちは、小浜の魅力について意見を求められ、また、田烏で始まった鯖の養殖場についても7月中に見学に行き、意見を聞かせてもらえるよう協力が求められました。大学生からは、自分が卒業する来春までに大学内に「海のまちづくり協議会」に取り組む「地域のひととのまちづくりサークル」を立ち上げ、メンバーを10名以上確保して、次世代につなげていきたい、と意欲的な計画も報告されました。


市が担当している事務局からは、協議会からの市長へ「小浜市海のまちづくり協議会2015年度の活動報告書」を手交する際に、未来会議のメンバーたちもできるだけ多くが参加できるよう、スケジュールを調整したい、と発言がありました。

小浜市海のまちづくり協議会は、経験豊かな年齢層が、可能性を秘めた若年層の自信を引き出し、まちづくりに向けて、よいハーモニーが出来あがりつつあります。

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