サーモンランド宮古まちづくり研究会開催 [2016年06月27日(Mon)]
2016年6月19日(日) サーモンランド宮古まちづくり研究会を開催。宮古市出身の佐々木剛東京海洋大学准教授、橋本久夫NPOいわてマリンフィールド理事長、伊藤エミ子いわて男女共同参画サポーター、水木高志さんりくESD閉伊川大学校事務局長、板橋麻里子森・川・海MANABIネットワークシステム事務局長が集合しました。笹川平和財団海洋政策研究所からは大塚万紗子特別研究員、藤重香弥子研究員が参加しました。 議論はそもそも宮古がサーモンランドと言われ始めたのはいつ頃からか、という話におよび、1987(昭和62)年1月5日に宮古をサーモンランドとする宣言がなされたということが明らかになりました。その後、サーモンランドという名前を冠したイベントがいくつか生まれ、更に、2007(平成19)年1月1日には宮古市が「・・・本市の将来像「森・川・海とひとが共生する安らぎのまち」を基調としながら、鮭のごとく力強く活動するまち、心の豊かさやゆとりを実感できるまちを築くことを決意し、本市全域を『サーモンランド』と呼ぶことを宣言します。」と改めて宣言を出しています。 日本で8番目の広さのある中で、コンパクトシティの核をどう作るか、どう繋げるか、現在数百ある公共施設を今後どのように運営していくのか、定住化対策をどうするか、などなど、今後のワークショップのテーマになりそうな話題が次々と出ました。また、food intrinsic value(食の本質的価値)、agro-ecology、などをキーワードにして、海のひとと、川のひと、山のひとが話し合うことの重要性が再確認されました。 |