竹富町と「海を活かしたまちづくり」覚書交換 [2016年06月21日(Tue)]
2016年6月7日(火) 本年度から笹川平和財団海洋政策研究所が行っている「海を活かしたまちづくり」の実践モデルサイトに沖縄県竹富町が加わることになり、「共同研究に関する覚書」を締結する目的も含め、寺島紘士常務理事、古川恵太海洋研究調査部長、大塚万紗子特別研究員、上里理奈研究員が竹富町を訪れました。沖縄に近づくと写真のような真夏の空が広がり、約2千キロの距離を実感しました。 空港には、数年前から沿岸域総合管理(海を活かしたまちづくり)の勉強会にも参加されてきた竹富町企画財政課の小濱啓由課長補佐が迎えに来てくださり、バンナ展望台経由で石垣市にある竹富町の役場に向かいました。展望台からの眺望は素晴らしく、竹富島、小浜島、西表島、黒島、鳩間島、波照間島、と、竹富町に属する有人9島のほとんどを一望することが出来ました。 竹富町役場で、川満栄長町長と寺島紘士常務との間で「覚書」が交わされ、上里至副町長、古川恵太部長も立ち合い、八重山毎日新聞、八重山日報、沖縄タイムズなどからの取材を受けました。町長と常務は「竹富町海洋基本計画」の策定に取り組み始めた2010年から親交があり、久しぶりの再会に話が弾みました。その後、竹富町企画財政課、商工観光課等も交えて、第1回海を活かしたまちづくり研究会が開催され、西表島の世界自然遺産登録などに向けて、竹富町の将来のまちづくりに向けた研究調査・計画を進めることが確認されました。翌日の新聞には、覚書交換が大きな写真入りで報じられるなど、竹富町モデルサイトは順調なスタートを切りました。 |