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サーモンランド宮古・森川海のまちづくり研究会 [2016年04月30日(Sat)]
2016年4月24日(日)

宮古市で「サーモンランド宮古・森川海のまちづくり研究会」を開催。参加者は橋本久夫いわてマリンフィールド理事長、飛鳥田克吉宮古湾カキ養殖組合長、畑山譲叶井産業振興公社施設長、伊藤エミ子いわて男女共同参画サポーター、水木高志さんりくESD閉伊川大学校事務局長、板橋麻里子森・川・海MANABIネットワークシステム事務局長、佐々木剛東京海洋大学准教授、水谷シモン東京海洋大学大学院生。そして笹川平和財団海洋政策研究所から古川恵太海洋研究調査部長、大塚万紗子特別研究員と藤重香弥子研究員が参加しました。

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今回の研究会では、出席者が「森・川・海とひとが共生するやすらぎのまち」宮古市における「まちづくり」につながるようなそれぞれがこれまでやってきたことやこれからやっていきたいことなどを語り合い、思いを共有しあいました。例えば・・・

*ヤマメ(一部サクラマスに育つ)の放流などを通して、海と川をつなげたい。

*海での遊び、川での遊び、山での遊びをつなげていきたい。

*海の関係者同士もつながっていきたい。漁業者と海で遊ぶ人たちがつながれるとよい。

*観光客に安全・安心の地場産品を売りたい。満足してもらうためには、一次産業からではなく、三次産業から降りていく発想が重要。

*地域のことを自分で感じる、体験することも重要。

*一人でも、まちづくりで骨をうずめる覚悟のある人がいるとまちは変わる。

*ネットワークというが、ネットはできてもなかなかワークができない。

*内発的価値をどう高めるかが課題。

*サーモンランドの付加価値を高める。ディズニーランドは世界にいくつもあるが、サーモンランドは世界で1つという誇りを持つことが重要。

*宮古の山間部の小学校では、女子の比率が高い。女子が将来戻って仕事をしたい宮古に。

*ゴミ問題。清掃するだけでなく、どんなゴミがあるか量と種類を記録する。森・川・海の管理に役立つ。

*ウニの「口開け(漁の開始日)」は「ひえ飯に生うに」という伝統がある。ひえ、あわ、など伝統食の見直しも重要。神楽飯=ひえ・とろろ=お囃子の音から命名。

*どんぐりを縄文時代から最近まで食していた。保存食として生きていた。

*どんぐりを使い、サーモンランドの形をしたクッキーをつくる。

*滝の魅力を見直す。滝めぐりツアーの実施。

*10月国体までにITを活用してアプリを作る。

*いろいろな人を巻き込んで、沿岸域を総合的に管理する大きな計画をつくり、共感できる報告書にまとめる。
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