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「世界で最も美しい湾クラブ」と「魚々座」 [2016年04月19日(Tue)]
2016年4月17日(日)

2014年10月に「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟を認められた富山湾。それをうけて2015年5月に設立された「美しい富山湾クラブ」の総会がこの日行われました。

「世界で最も美しい湾クラブ」は、湾を活かした観光振興と資源保護、そこに暮らす人々の生活様式や伝統の継承、景観保全を目的に1997年にベルリンで設立され、本部をフランスに置くNGOで、ユネスコの後援を受けています。日本では、富山湾の他、松島湾が登録されており、天橋立のある宮津湾が加盟を目指しているとのことです。

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加盟条件は、

1.優れた自然の美しさがあること

2.豊かな生態系があること

3.経済的潜在力があること

4.地域と国レベルでの法的保護体制が整っていること

5.世界遺産の評価基準に準じていること
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この日の「美しい富山湾クラブ」総会で紹介された昨年度の活動の中には、タモリカップ(ヨットレース)や海岸清掃活動への協力、素敵な富山湾ロゴマークの選定、湾をさらに魅力的にする「湾アップ」提案の実施などがあり、発足後まだ1年弱のクラブとは思えないほど活発な活動が印象的でした。

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その後、ぶりや定置網で有名な氷見(ひみ)市に向かい、2015年春にオープンして評判になっている「魚々座(ととざ)」を見学。丁度、「まるまげ祭」の集合写真を「魚々座」で撮影しているところに到着し、幸運でした。

「まるまげ祭」http://kitokitohimi.com/site/news/0417marumage.html は、かって芸妓さんが地元のお寺に幸せな結婚を願ってお参りした風習を現代に活かしたもので、今は公募制で当選した60名が丸髷を結い、着物を着ている姿は美しく、壮観でした。

その後、本川祐治郎氷見市長が、氷見市まちづくり推進部荒井市郎部長と共に「魚々座」を丁寧に案内して下さり、まちづくりに対する熱い思いを語ってくださいました。いつかご一緒にまちづくりについてゆっくり意見交換ができれば、と思いました。
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