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沿岸域総合管理ネットワーク会議2日目 [2015年10月23日(Fri)]
2015年10月7日
前日に続き、沿岸域総合管理ネットワーク会議が開催され、午前中は沿岸域総合管理のサイトからの発表の続きで備前市と宿毛湾(宿毛市・大月町)から取り組みの発表が行われました。
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備前市は、日生町漁業協同組合の天倉辰巳専務が30年間のアマモ再生活動「日生モデル」の成果、備前市まちづくり部営業課ブランド観光係の川平昌彦係長が備前市の観光、まちづくり部産業振興課水産係の橋本誠二主査が備前市沿岸域総合管理の取り組み、里海づくり研究会議の田中事務局長が来年備前市で行われる「全国アマモサミット」の準備状況を含め「アマモとカキの里海」を発表、広島大学の松田治名誉教授がコメントを述べました。故本田和士日生町漁協組合長の沿岸域総合管理への熱い思いを引き継いで、発表も熱く、心を動かされました。今後の展開が楽しみです。
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宿毛湾のサイトは宿毛市と大月町です。代表して大月町産業振興課の河野賢二課長補佐が宿毛市産業振興課大内淳平課長補佐を中心に作成されたパワーポイントを使い、第一次産業をを中心にダイビングなどの観光業と折り合いをつけている宿毛湾沿岸の産業や、宿毛湾での沿岸域総合管理研究会の取り組みについてなどを発表、宿毛湾の沿岸域総合管理の特徴について高知大学の深見公雄副学長が追加コメントを述べました。
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午後のセッションは、チュア博士によるコメントから始まり、その後の参加者全員によるフリーディスカッションの時間には、より高い実践レベルに向かうために乗り越えるべき具体的な問題や地方創生へ現在行われている沿岸域総合管理の実践をどう活かすかなども含めた質問やそれに対するアドバイスが述べられ、非常に活溌な意見交換が真剣に行われました。参加者の意識の高さが反映されて、実に充実した2日間となりました。
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