Ocean Newsletter No.575発行
[2024年07月24日(Wed)]
No.575が完成いたしました。
『Ocean Newsletter』は、海洋の重要性を広く認識していただくため、
海洋に関する総合的な議論の場を皆様に提供するものです。
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●海洋掘削を通じた海のダイナミクスへのリテラシー促進
(国研)海洋研究開発機構高知コア研究所上席研究員、日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)理事◆諸野祐樹
「国連海洋科学の10年」で掲げられている海洋に関係するミッションの達成に貢献すべく、日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)は、国際深海科学掘削計画(IODP)の日本国内組織として海洋底下に隠されたさまざまな謎の解明を通じ、人類社会に貢献する科学に取り組んでおり、海洋科学と海洋掘削科学のリテラシー向上を目指している。
●測深技術の進歩と海洋底科学
東京大学大気海洋研究所教授◆沖野郷子
マルチビーム測深技術の発展により、海底地形の詳細な描像が可能になり、海洋底の科学は大きく進展した。
今後は、未測の海域に調査を広げていくことと同時に、地震・火山等の活動を地形の時間変化から追えるようにすること、また基礎的なデータを公開していく仕組みを整えることが必要である。
●「国連海洋科学の10年」における水中文化遺産プロジェクト
東京海洋大学大学院(ユネスコ水中考古学大学連携ネットワーク)教授◆岩淵聡文
2021年に始まった「国連海洋科学の10年」では2024年2月現在、公募された51のプログラムとそれらを実際に現場で動かしていく330のプロジェクトが進行している。
プログラムの一つに「海洋科学の10年遺産ネットワーク」が主催する「文化遺産枠組プログラム」があり、そのプロジェクトの一つが「現地住民、伝統的生態学的知識、気候変動:象徴的な水中文化遺産としての石干見」である。
●編集後記
(公財)笹川平和財団海洋政策研究所長◆阪口 秀
メール配信のお申し込みはこちらへ
『Ocean Newsletter』は、海洋の重要性を広く認識していただくため、
海洋に関する総合的な議論の場を皆様に提供するものです。
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●海洋掘削を通じた海のダイナミクスへのリテラシー促進
(国研)海洋研究開発機構高知コア研究所上席研究員、日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)理事◆諸野祐樹
「国連海洋科学の10年」で掲げられている海洋に関係するミッションの達成に貢献すべく、日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)は、国際深海科学掘削計画(IODP)の日本国内組織として海洋底下に隠されたさまざまな謎の解明を通じ、人類社会に貢献する科学に取り組んでおり、海洋科学と海洋掘削科学のリテラシー向上を目指している。
●測深技術の進歩と海洋底科学
東京大学大気海洋研究所教授◆沖野郷子
マルチビーム測深技術の発展により、海底地形の詳細な描像が可能になり、海洋底の科学は大きく進展した。
今後は、未測の海域に調査を広げていくことと同時に、地震・火山等の活動を地形の時間変化から追えるようにすること、また基礎的なデータを公開していく仕組みを整えることが必要である。
●「国連海洋科学の10年」における水中文化遺産プロジェクト
東京海洋大学大学院(ユネスコ水中考古学大学連携ネットワーク)教授◆岩淵聡文
2021年に始まった「国連海洋科学の10年」では2024年2月現在、公募された51のプログラムとそれらを実際に現場で動かしていく330のプロジェクトが進行している。
プログラムの一つに「海洋科学の10年遺産ネットワーク」が主催する「文化遺産枠組プログラム」があり、そのプロジェクトの一つが「現地住民、伝統的生態学的知識、気候変動:象徴的な水中文化遺産としての石干見」である。
●編集後記
(公財)笹川平和財団海洋政策研究所長◆阪口 秀
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