6月21日【「正社員ゼロ」「生涯ハケン」ーー戦後労働法制の根幹を崩す「労働者派遣法改悪案」が19日衆院で強行採決】
[2015年08月10日(Mon)]
「正社員ゼロ」「生涯ハケン」ーー
戦後労働法制の根幹を崩す「労働者派遣法改悪案」が19日衆院で強行採決。
︎「これまでの派遣法改悪の中でも文字通り歴史的な大改悪」「参院で必ず廃案に」
日本共産党志位委員長・談
民主、社民、生活の党は本会議を退席されたそうです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-20/2015062001_02_1.html
↓高橋千鶴子衆院議員の反対討論全文
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-20/2015062004_02_0.html
(↓以下抜粋)
︎戦後労働法制の大原則を覆す大改悪
そもそも職業安定法44条は労働者供給事業を禁止しており、政府自身も労働者派遣は「臨時的・一時的業務に限る」「常用雇用の代替であってはならない」と説明してきました。本法案は、この大原則を根底から覆すもの
︎「期間制限3年」際限なく延長も
今回の改定では、事業所の派遣受け入れ期間は3年としますが、過半数労働組合等から意見を聴きさえすれば、際限なく延長できます。個人単位の期間制限も3年を上限とするものの、課をかえればずっと使い続けられます。さらに派遣元で無期雇用であれば期間制限は一切適用されません。これでは、正社員から派遣労働への置き換えが大規模に進むことは明らかです。
︎派遣労働者のキャリアアップ措置と雇用安定措置は、いずれも実効性がなく、正社員になれる保証はありません。多くの派遣労働者がキャリアを持ちながら雇用の調整弁として首を切られていることは、質疑でも、参考人質疑のなかでも告発されてきました。それどころか、専門26業務を廃止することで3年後の雇い止めが表面化したのに対して、政府がまったく無策であることは厳しく指摘したいと思います。
戦後労働法制の根幹を崩す「労働者派遣法改悪案」が19日衆院で強行採決。
︎「これまでの派遣法改悪の中でも文字通り歴史的な大改悪」「参院で必ず廃案に」
日本共産党志位委員長・談
民主、社民、生活の党は本会議を退席されたそうです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-20/2015062001_02_1.html
↓高橋千鶴子衆院議員の反対討論全文
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-20/2015062004_02_0.html
(↓以下抜粋)
︎戦後労働法制の大原則を覆す大改悪
そもそも職業安定法44条は労働者供給事業を禁止しており、政府自身も労働者派遣は「臨時的・一時的業務に限る」「常用雇用の代替であってはならない」と説明してきました。本法案は、この大原則を根底から覆すもの
︎「期間制限3年」際限なく延長も
今回の改定では、事業所の派遣受け入れ期間は3年としますが、過半数労働組合等から意見を聴きさえすれば、際限なく延長できます。個人単位の期間制限も3年を上限とするものの、課をかえればずっと使い続けられます。さらに派遣元で無期雇用であれば期間制限は一切適用されません。これでは、正社員から派遣労働への置き換えが大規模に進むことは明らかです。
︎派遣労働者のキャリアアップ措置と雇用安定措置は、いずれも実効性がなく、正社員になれる保証はありません。多くの派遣労働者がキャリアを持ちながら雇用の調整弁として首を切られていることは、質疑でも、参考人質疑のなかでも告発されてきました。それどころか、専門26業務を廃止することで3年後の雇い止めが表面化したのに対して、政府がまったく無策であることは厳しく指摘したいと思います。