ベトナム初の「ワンコインスクール」の建築中です。
〜静岡県袋井市の取り組む事業〜 [2014年06月02日(Mon)]
これまで、当協会では、日本の子供たちが東南アジアの山岳少数民族の子供たちを支援するために立ち上がり、自分たちが作ったものをバザーで販売したり、募金活動をしたり、家庭や地域でボランティア活動をしたり、自分の目標を決めて、学習や家事に取り組んだりなどの支援金で、ラオス南部の山間地に2校、タイの山奥に1校の「ワンコインスクール」を建築してきております。
静岡県袋井市の取り組む「袋井市ワンコインスクール・プロジェクト」の学校建築は、ベトナムでは初めてです。いよいよ、そのレ・ロイ小学校の建築が始まっています。 (4月16日に、現地を訪問した際の建築途中の様子) これらの事実をもとに、袋井市では、それぞれの小中学校で、ワンコインスクールプロジェクトのための出前授業も始まっています。先月、5月23日(金)が、そのスタートでした。午前中は、袋井市立袋井東小学校、そして、午後は、浅羽佐喜太郎生誕の地、浅羽町の袋井市立浅羽中学校でした。袋井東小学校では、53名の6年生が熱心に出前授業を聞いてくれていました。その聞く姿には、まさに「平成の浅羽佐喜太郎になろう」とする意気込みを感じさせられました。そして、袋井東小学校では、あれから10日も経っていないにも関わらず、6年生の子供たちが、「僕たち、私たちも、ベトナムの友達のために、できることから取り組み始めよう。」と立ち上がったとお聞きしています。素晴らしいことだと思います。 (ベトナムから贈られた「復興の鯉のぼり」の前で記念撮影) そして、午後の浅羽中学校では、200名の生徒たち、内、約50名は、昨年度浅羽南小学校で出前授業を聞いてくれた子どもたちでした。説明を終わって気づくと、体育館の中には、新しく4月から教育長に就任された「鈴木典夫様」も聞いてくださっていました。わざわざ足を運んでお聞きいただいたことに感謝しました。帰りに、玄関で写真を撮らせていただきました。 (中央:教育長、鈴木典夫様、右端:浅羽中学校長、加治 勲様) 開校式は、8月22日(金)と決まりました。さあ、どんな学校ができあがるか、今から楽しみです。 |
Posted by
AEFA
at 16:42