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2020年07月26日

出雲の山墾り〜令和2年の盛夏を前に

6月23日から7月17日までを写真で振り返りながら、来るべき夏を想う。合歓木の花はこんなに長く咲いているものだったか。いつまでも続きそうで、でも、終わるのだ。

そうそう、夏の火入れは秋になるかもしれませんが、そしたら夏のどこかでビール祭りなどできるといいなと思っています。暑い、たまらんといいながら、滝のような汗をかきたい、むしょうにそう思ったときには、この山へ。お待ちしてます。
出雲の山墾り2020

◉火入れ
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 今年は竹炭づくりを何度もやっていて、2/9,3/22,6/12,そしてこの6/23。限りなく火入れに近いのですが、まあそれはそれ。雑穀の種子を撒くには蒔きましたが、発芽はないようで。それは想定内。柵をしないと確実に牛が入るところなので、どうしようかと。この写真手前は傾斜もゆるやかなので柵をつくれば来春の作付けも可能です。ただ、ここは小鳥にとっては格好の楽園ですので、キビ・アワはほぼ無理。アマランサスをばら撒きして、一ヶ月後、こうなりました。
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◉山の畑(菜園畑)
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ヒメホコリタケが畑の中に点々と。破裂した小さなものの横に大きなものがいくつか。

◉牛舎遠景
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草がのびてきました。夕刻には蚊の群れが襲ってきますから、蚊取り線香は必須です。

◉ウワミズザクラ
P1310613
伐開後にたくさんの花をつけたウワミズザクラですが、谷の風が強く、ほとんどの実は落ちてしまいました。それでもいくらかは残っていますので、塩漬けにして味見くらいはできるかな。そんなことをしながら、山墾りのボランティア、夏の部は毎週募集中。



posted by 面代真樹 at 12:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2020年03月06日

3月7日の山墾り

”注意深く森のなかを歩くと、たとえ傷ついた森であっても、生命の豊かさを感じることができる”
アナ・チン「マツタケー不確定な時代を生きる術」(みすず書房)の語りは、それ自体が息吹(プシュケー)のようだ。
アナが耳にしたという(傷ついた森の)線虫の声をきいてみよう。
”ぼくのことをマツノザイセンチュウと呼んでおくれ。ぼくは小っちゃい、イモムシのような線虫だよ。マツの内部をカリカリ噛んでばかりいるんだ”
そうか。名前はきいていても、声までは聞いたことがなかった。なにせ山では動いてばかりで、ひといきつくときの、風と鳥のさえずりと、かかり木のきしむ音くらいだもの。
明日はぼーっとしながら土をほじってみようか。
1g中に1億の命ー息吹があるという土壌を。
アナ・チンは科学を翻訳装置として線虫の声を聞くのだが、それは飛躍であるといまの私は思う。あ、その飛躍もまた百数十年前に北米から海を渡ってきたマツノザイセンチュウの表象でもあるのだろうが。
土。
地に足をつける。
原義は日本ではなくイギリス経験論×実証科学からくるものではなかったか(不確かなので、誤りはご指摘いただければ幸甚)。
すなわち、Down-to-earth;地に足をつけるとは、論理の飛躍に対する戒めである。
……というわけで、カロリン・エムケとレヴィナスを持って山へ。
明日は、午前から。
ご参加、どなたでもいつからでもウェルカム。
▼出雲の山墾り
http://s-orochi.org/public/archives/1062

IMGP8304
posted by 面代真樹 at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2020年02月15日

出雲の山墾り〜sec.8

2月15日(土)竹林整備(伐倒;1名)11:30〜17:30、晴れ↑18℃↓10℃
P1300731

春よ、ちょっと待って。
気温は昼過ぎには18℃。ここから100mくだった木次の日当たりのよい斜面では、オオイヌノフグリが小さな青い花を一面に咲かせていました。
今日は2月15日。
竹の伐採は3月上旬までの予定ゆえ、どこを優先するかは悩ましくもあります。気になったところを処置しながら、ざっと林縁部をまわるつもりが、この場所を集中的にかたづけることとなりました。
写真の中央からやや左にホオノキが竹に囲まれながらすっくとのびているのがわかりますでしょうか。やや人間本位というか自分本位の身勝手願望ながら、ホオノキは食材を包んだりなんだりと使い勝手もよく、これは息を吹き返してもらって、葉っぱを取りたいなあと、前から思っていたのでした。
モクレン科らしく春先の白い花も鮮やかで美しいものです。
だから、「この子」のまわりだけでも、新芽が春とともにのびだす前に、きれいな状態にしておきたかったのです。
なにせ、太い孟宗竹が密集しており、上部でからみあっている。竹だけならまだしも、このホオノキやノグルミ、コナラなどが混在していて、伐倒の際に掛かってしまうのです。樹皮を傷つけますし、なにより、引っかかったらそうかんたんには抜けない。
難儀でしたが、目処がたつところまでは整理できたかなあと思います。
あと2日とりかかったら開けるかなあ。
posted by 面代真樹 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2020年02月01日

火入れの準備で竹を伐る

先週に引き続き、竹の伐倒と運搬。
ただいま難所を仕掛中。

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密集地帯に向かって右は崖。上部でからみあっているのと、杉の倒木の架木などトラップもいろいろ。できるだけ斜めに倒したいが無理はしない。下手をすると、竹と一緒に奈落の底へ真っ逆さまか、他の竹にかけて四苦八苦することになるので。

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この写真で見えるところの向こう側が崖である。そして多くの竹は崖の方に向かってかしげている。
だから、ふつうに切ると、崖の下に向かってずどんと落ちていくのだ、孟宗の太い竹が。下まで完全に落ちきればまだいいのだが、途中でとまるのが大概だ。滑りやすい崖の斜面をチェーンソー片手に横歩きに移動しつつ、玉切りしながら、垂直逆さまになった竹をどうにかしていくのは大変難儀なことだ。そうならないように、崖面でない斜面へ倒し込めれば、そりゃいい。究極の理想は斜面に対して45度くらいになると、玉切りしつつ、横に置けていくので、素晴らしい効率でものごとが進むのだが、ま、竹の場合そうはいかない。
少しでも理想に近づけるべく、しかしいきなり理想を目指すと事故のもと。その加減は意外と難しいものだ。数をこなさないといけないのだが、1本1本、狙いと結果そして修正を重ねていくのみ。

言葉で説明するとやたら長くなるのだが、ほんの一例を。

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この倒した竹。
重心は斜め左下なのだが、真左かちょい左上気味に倒したかった。
上につるが残るようにして、倒れる際にくるりとまわるように動いてくれれば狙い通り。うまくはいかんものだけど、このくらいの太さなら手で多少コントロールして真左くらいに倒せたケース。
つるは倒したい方向を多めに残す。

さて、倒したら玉切りして移動。およそ3〜5本倒すごとに。落としたり投げたり運んだりで20mほどか。
今日は10本程度の伐倒であった。
暖かいので汗はだらだら。が、腰掛けてテントウムシに話しかける余裕は、あるかも。つまづいたりすべったりするのでね。明日は、弁当持参かな。
来週、状況がよければ、裾野に落とした竹など燃やして、炭をつくります。
気持ちよい休日を過ごしたい方、奥出雲は佐白の山へどうぞ。
出雲の山墾り〜竹の焼畑2020
posted by 面代真樹 at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2020年01月23日

積んだ竹を焼く

 水の入った竹も多く、なかなか火勢がつかなかったが、切って積みまして、ようやくこんな感じ。バーベキューも鶏汁もできなかったのがもったいない。ただせっかく準備もしていたので、一筒だけ、やっつけ的に試してみた。美味かった。改良を加えてご馳走としたい。

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 相当量の炭ができているわけで、いや、近寄れませんよ。ババっと背中向けながら駆け寄って、スコップでひとすくいしたものを持ち出せば「使える」。同じくババっと駆け寄って、仕込んだ竹筒を置くと、そこで料理ができてしまうという仕組み。穴のあるあのコンクリートブロックをおいて、そこに斜めに立てかけるなど、いろいろできそうではある。
 ほか、気づいたことなど、のちほど加筆します。
posted by 面代真樹 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2020年01月21日

竹を切り始め

 今年の山仕事はじめ、なのかもしれない。
 なかなか燃やせなかった竹の残りを今週燃やそうとしているのだが、まずは山の状況を観てみようと、中山へと向かった。スズメバチが巣をつくっていたところの斜面を片付ける。竹はそれほど多くないものの、これを寄せていくのは手間かもなあと思いつつ、動かしやすいように、チェーンソーで玉切りしていく。ざっとやってみると、それほどでもない。これなら半日仕事でいけるかもしれない。なんとなれば、裾野に積んだままの竹に火を入れつつ、こちらの竹を運ぶのもいいかもしれないなと考えたり。
 中山の馬の背奥の竹はずいぶん弱っている。春前にいくらか伐っていくのがいい。折れたまま立っている竹を片付けるべく、からまっている竹も含めて5本程度を伐倒。軽く玉切りするところまで。どこに積むかは次回。あと1時間かかるだけでずいぶんよくなる。ここはタケノコも掘れるところなので、早いうちに整理しておくべきと思いながら。
 畑の柵を応急補修。ここも早めに柵をつくりなおして、牛の流れを変えていかないと、いずれ壊される。すでに何度か竹を折って入ってきているようだ。

 かれこれ2時間ほどの作業。明日から状況などみながら燃やしていこう。


出雲の山墾り〜竹の焼畑2020

 去年の1月19日の模様。こうやってみると、去年のほうが草が青々としているような、気もする。
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posted by 面代真樹 at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年09月17日

正月とカブ

 正月にカブを供する儀礼といえば、七草粥があるのだが、その起源をたどろうとすると、途端に錯綜した渦に翻弄されることになる。
 まあ、いろいろ諸説あるんだけどね、と言いたく(まとめたく)なるのをおさえつつ、シンプルにとらえてみようと思ったときに、『丹波の話』に出てくる「若菜迎え」が鍵になるのではと直感したことが、この書を借りてくるきっかけである。
 磯貝勇『丹波の話』、昭和31年刊行。
 

 私がこの書の存在を知ったのは、小学館の国語大辞典、方言大辞典で「若菜迎え」をひいたときであって、丹波・丹後のいくつかの文献、そして島根県方言辞典を用例の出所としていた。おそらく外の地方にもあったのだろうがと思いつつ、いや、ひょっとしたらこのふたつの地域にのみ、明治から大正にかけて採取できただけかもしれないな、とも。島根の方言という点から若菜迎えをもう少し調べてみようと思う。

 さてその『丹波の話』は6つの章からなるが、若菜迎えが出てくるのは「由良川風土記」においてのみであり、その記述もきわめて少ない。
 地域は由良川上流部の何鹿郡(いかるがぐん)、船井郡、天田郡といった郡部と綾部市であり、現在ほとんど綾部市内に入っている。
 1950(昭和25)年の筆記である「正月の行事など」という一節は、「正月にまつられる神様は、由良川沿いの村里でもトシトクサン、あるいはオトシサンなどと呼ばれている」という一文からはじまる。穀物の霊、農耕神の性格をもつ神であることは一般に知られていることだがとして、その特徴がはっきりあらわれているものとして、まつる”場”について一見とりとめもなくあげている。私のほうで整理しなおした箇条書きを以下に記す。

1. 俵の上にまつる(綾部市和木)
2. 一升枡、斗升、升掛など枡を司る神様で枡にまつるものだといっている(綾部市星原)
3. 歳徳神の軸を床にかけ、その前に種モミの俵をおいて祭る(天田郡川合村)
4. 米俵の上に松をさし、ヘヤの中で祭る。松は三段五段のもので松かさの多いものを選ぶ(船井郡和知地方)

 





posted by 面代真樹 at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年09月13日

中秋節に火を入れて

今日は仲秋節。月に願いを。地には平和を。…というわけで焼畑の近況をば。

・今日のお昼すぎに、昨年春に残った竹積み箇所を焼きました。カブを蒔く予定。
・春焼き地のホンリー、アワ、ツル小豆等混植区はそれぞれ色づいてきました。収穫準備。鳥たちも虎視眈々と狙っているようですが、ホンリーのカラフルな色が迷彩のように効果を発揮しますかどうか。
・大豆はまあまあの出来具合。枝豆が楽しみです。
・陸稲はようやく出穂。実が入ってくれるかな。
・ナスはわずかですが、ぼちぼちとっています。
・トマトは収穫に入ってます(加工食向きですが、甘み酸味ともにいい感じ)。量は少ないですが、美味。
・サツマイモは茎とって喰うべし。猪に先を越される前に、と思っていますがどうなりますか。













posted by 面代真樹 at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年09月09日

9月8日の草刈り雑感

 この日の最高気温は35℃ほど。日差しの強さは8月のそれと比べればやわらかで、また時折雲がさえぎることもあり、「やってできなくはないか」とはじめたのでした。
 はじめて数十分で、汗の流れが尋常でないことに気づきます。なぜだろう。体調の問題なのか。いつもより休みの頻度も長さもとって、水分補給もこまめにしたものの、消耗ははげしく、2時間弱で切り上げることになりました。刈った場所はここと、2年畑を少々。
 
 写真中ほどに残っているクズのからんだ竹は、このあと、ばっさりと切り倒しています。

 さて、作物の様子です。
 ホンリーは色づきが鮮やかになってきました。






オカボはいまだ出穂みられず。菜園畑ではではじめているので、来週にはみられると思います。出穂から収穫まで60日として、11月上旬の刈り入れかあと。



 トマトはようやく勢いづいてきました。実は小さくとも真っ赤になるほどに熟したものだと酸味がしっかりあって、加工食用として「使える」ものになってます。





 タカキビは10月初旬から収穫できるかなあと。柵を補修しておかねば。


posted by 面代真樹 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2019年09月01日

2018年8月31日、焼畑に猪

 イノシシにモロコシを食われてしもうた。

 

 タカキビも数本倒されていたが、まったくといっていいほど食べてはいない。が、モロコシは口にあうのか、ガシガシとやっている。最初、牛がここまであがって、食べたのかと思ったが、いやイノシシだと。
 まず、牛であれば、タカキビの茎や葉を倒すことなく上からがぶりと食べる。かじって放置ということはない。モロコシはわからないが、タカキビと同様だろう。
 そして、もう実をつけているとはいえ、牛が大好きなヒエがまったく手つかずだったのだ。
 あわせて、サツマイモを掘ったあともある。



 焼畑でモロコシはつくれんということがわかった。こうも選好されてしまってはね。
 イノシシは牛が苦手なのか、牛が入るところには入ってこない。

 

 今年焼いたここの急斜面は礫土が多くもあり、牛もとりつくことすらしていないようだ。
 ここ(下写真)のアマランサス。いつか食われるだろうなあと思っているがまだ手つかずだった。
 もっとも下方にみえる、ちょうど道の横にあるアマランサスは茎を残して葉をすべて食われてしまっていた。どちらも一週間前にヨウシュヤマゴボウに覆いかぶさるようにしてあったものを露呈させたものだ。
 


 その様子を、竹藪からのぞいていたウリ坊。「よし」と鼻息をあげたかどうかはわからないが、思い切って畑に踏み込んだのだろう。やり放題とわかれば、ほかのものにも手を出すだろう。

 うむ。どうしたものか。
 牛の糞をおいてみようか。
 
 

posted by 面代真樹 at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々