年々昆虫採集を趣味とする人間が減ってきていることを耳にするように。
さて、9月2日に近所(といっても車で30分)でオオサンショウウオの観察会があるという。そんなこともあって、妻が経営するカフェ・オリゼの今日の黒板にこんな文言を書かせてもらった。
オオサンショウウオに限らない。大量絶滅の時代を迎えているいまの世界のありようを見つめながら、日々を生きるあり方の針路を定めていこう。
なにを話し、なにを書き、なにを買い、食べ、つくるのか。

島根・鳥取・岡山・広島・山口の中国5県にすむみなさん。
秋の虫が鳴く夜の向こう、どこかに感じるその山の向こうにある渓流のどこかで、今宵、やがて滅びることになるオオサンショウウオが卵を産んでいます。その生命の行末に思いを馳せてみましょう。地には平和を。
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