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読書の秋 [2024年09月11日(Wed)]
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おはよう9月11日水曜日の朝。
朝夕は涼しいのに日中はボイラー室に迷って入ってしまった様な高温です。
さて、活字好きの私の好奇心を掻き立てる本読み中です。
Xで惹かれてAmazonでゲット「うつを生きる 精神科医と患者の対話」
アベノミック(安倍晋三首相時の経済政策)のブレーンの1人で提唱者だった
経済学者の浜田宏一氏(イエール大、東大名誉教授)と、
小児精神科医内田 舞氏(イエール大精神科研修)の対話本
内田舞氏は
現在ハーバード大医学部准教授、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長。
このお二人の出会いの奇遇が神の摂理の元じゃなかったかなって思う内容。
同時進行で3冊くらい読んでるので(天海祐希の本は読み切った)まだ読み中。
浜田宏一氏は一応プロテスタントの洗礼を受けて、再婚の奥様はカトリック。
また、父方の祖父も信者で、祖母は盛岡南部藩の武家の出。
そんなこんなを読みながら「神」に捕まえられた方だなって読んでいる。
ジョン•フォン•ノイマンというコンピューターの父と言われる数学者が、
「社会の紛争」に興味を持ち出し、中国の古典「孫氏の兵法」をヒントに
数学的モデルにアレンジして「ゲーム理論」を発表。
「人間社会において物事は自分だけで決定できるわけではなく、相手がそれにどう対応するかを想定しなければならない。あるいは逆に相手の行動にこちらがどう対応したら良いかという競争関係、相互関係を考える必要がある。そうして始まったのが
ゲーム理論という数学の領域です。」(P34)
ゲーム感覚で相互相手の行動如何にどんな数学的結果が出るかと考えられて
非協力ゲームの「ナッシュ均衡」に。
非協力のナッシュ均衡も、協力した時の「交渉解」の概念を生み更に
「ゲーム理論」を経済学に使いやすくしたのが
ジョン•ナッシュ(ノーベル経済学賞受賞•プリンストン大•統合失調症)
ハリウッド映画「ビューティフル•マインド」でラッセル•クロー主演で映画化
思い返せばコレ見たNetflixで。
と、まあ合点が行く思い掛けない出会いの読書中の「うつを生きる」です。
天海祐希の宝塚歌劇団財団中のエトセトラを書いた本の行間に似た感覚を得たので
長い文章だけどそして読み切ってない本の切り取りを挙げました。
誰が日本の総理大臣になるか際どいご時世にいい本に出会った。
Posted by 石澤育子 at 06:35
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