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友人の野辺送り [2024年11月27日(Wed)]
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本日弘前時雨に濡れる一日だった。
障がい者と健常者のご夫婦で共にクリスチャン。
奥様が入院中、1人暮らしになったご主人が「誤嚥」で息してない状態で
その日伺ったヘルパーに発見され警察の検死を受けた。
その後教会でご遺体安置、納棺、出棺、藤崎町の斎場で火葬に。
私は40年くらいの付き合いだった。
身障施設を出て普通の生活がしたい希望が強かった彼女に合わせ、
「積水ハウス」に相談交渉し彼女の障害に合わせた一室を含んだアパートを注文。
家賃が高い(この家賃なら払えるの了解済み)のでとの理由で、
初めて弘前市で完成させた「シルバーハウス」(緑ヶ丘)に一年半で転居。
色々転居を繰り返し「自宅購入」してその一軒家で夫は亡くなった。
ご主人は結婚前「カレー職人」でお店も開業したことがあった。
ただ、不幸なことに日本の戸籍がなく何処かの飯場で育ったらしいが、
奥様と文通を通じ結婚に至り(苦労の末)「日本国籍」も取得。
彼の頭の中身を奥様が担い彼女の不自由な身体は夫が担い、素敵なご関係だ。
本日の火葬に40年も経ったから「ボランティア青年たち」は白髪になって
野辺送りに7人も来席、、、あゝあの時のボランティア達だって話して分かった。
月日を一瞬で戻り記憶を蘇せば、
今の仕事に邁進するきっかけになった出会のご夫妻だったなあと思う。
へば、コレから孫が夕飯に来るので肉を焼く。

Posted by 石澤育子 at 17:02
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