11月28日、彼ら4名の研修員の修了式が県庁にて執り行われました。ブラジル出身のトジこと小波津オズワルドマサカズさん、ボリビア出身のナタリーこと真栄城ナタリーエリカさん、フィリピン出身のオーウェンことジョーウェン マカリンタルさん、中国出身の胡さんこと胡献政さん。安里カツ子沖縄県副知事や研修受入機関の皆さま・4人の友人など、多くの出席者が見守る中、4人はそれぞれ自分の研修の成果を発表しました。
トジは自作のPPTで研修内容を発表し終えた後、お世話になった方々への感謝のメッセージを音楽に合わせて流しました。最後、曲の終わりとメッセージの終わりがうまく合わずに苦笑いをしていたトジでしたが、その困ったような表情で溢れる感情を隠そうとしているようで、逆にこちらの胸がいっぱいになってしまいました。
ナタリーは、発表の始めこそ緊張した面持ちでしたが、自分の研修の成果とお世話になった方々への感謝の思いを話しました。途中、感極まってうまく声がでなくなる場面もありましたが、涙を拭きながら最後までしっかりとスピーチをしました。
オーウェンは日本に来た当初、とても日本語を話せる状態ではありませんでした。そのオーウェンがスラスラと日本語を話す姿を誰が想像していたでしょうか。彼は、発表前までずっと紙を見ながら何度も何度も発表する内容を練習していました。そして発表時は紙を見ながらも、流暢な日本語で研修結果を発表しました。その姿は実に堂々としたものでした。
胡さんは、一度も紙を見ることなしのスピーチでした。紙を見て話すことは絶対にしないぞという胡さんの強い意志を感じました。途中ほとんど詰まることなく、しっかりとした日本語でスピーチを行いました。

修了式後は、研修先の方や友人なども一緒に、懇親会へ。余興として、”チェッコリ”という昔CMで話題にもなったガーナの踊り披露し、会場が1つになったところで、負けじと研修生4名がトジの三線を中心に、覚えたてのカチャーシーを披露しました。
県交流推進課の大城課長にも、覚えたての”チェッコリ”とご自慢の歌を披露して頂き、実に温かい雰囲気に包まれながら、懇親会はお開きとなりました。
修了式翌日には、トジ、ナタリー、オーウェンが、翌々日には胡さんがそれぞれ故郷に向けて、那覇空港を飛び立ちました。そうなるはずでした・・・。
しかし、ここにきて衝撃のニュースが!
ナタリー1人帰国できなかったのです。出発当日、パスポートが見当たらないのでした。。。
ナタリーはその後約1週間遅れの帰郷となりました。結果的にパスポートは普段から持ち歩いているバッグの、めったに開けないポケットから見つかったのですが、見つからない時のナタリーの神妙な顔は忘れられません。1番しっかりしていそうだったナタリーの、最後の最後でのおっちょこちょい。これもまた、今回の研修の良き思い出になりそうです。
NPO沖縄ホールアース研究所としても、今回初めて事務局を担当させていただき、外国人の生活を支援する中で見えてきた、「外国人にとって住みにくい/分かりにくいポイント」が少し見えてきました。今後の活動につなげていきます。







