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宮野に住む障害のある子どもの母親を中心に活動しています。
障害特性のため避難所に入れない、防災食が食べられない子がスムーズに避難できるようにと、年に1度「防災ピクニック」をしています♪
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一時福祉避難所の避難連絡の練習 [2021年10月07日(Thu)]
宮野地区社会福祉協議会独自の仕組みとして、災害時に特別な配慮が必要な人(高齢者や障害児・者等)が事前の登録をしておくと、一時的な福祉避難所の利用ができます。

親子で防災@みやのの会員の中では4人が事前登録をしています。

【一時福祉避難所を利用方法】
1.登録者が宮野地区社会福祉協議会に避難意向を連絡
2.宮野地区社会福祉協議会が一時福祉避難所になる施設に避難する人数などを連絡
3.施設側から受け入れ可能時間や注意事項を確認
4.宮野地区社会福祉協議会が登録者に受け入れ可能時間や注意事項を連絡
5.登録者は避難開始

※一時福祉避難所とは
災害発生の恐れがある場合に、一般の避難所に避難しにくい方を対象にした、一時的な避難場所のことをいう。



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7月14日(水)に1〜4までの避難連絡の練習を行いました。
新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、実際の避難訓練は行いませんでしたが、電話での避難連絡訓練を行えたことは今後に繋がると思いました。
Posted by 福田 at 16:28
大歳地区からの視察 [2021年09月30日(Thu)]
私たちの活動を知ったという発達障害のある子どもを持つ母親が、自分の住む地区でも同様の活動を始めたいと、視察に来てくださいました。
C大歳地域との情報交換会.jpg

【開催日】2021年5月13日
【場所】宮野地域交流センター
【来訪者】大歳地区より…当事者家族、山口市役所大歳地域交流センター職員、市議会議員

【先方からの感想、今後の展開】
大歳地区にも福祉避難所になりうる障害者支援施設があり、さらには総合支援学校もあるので、宮野地区の動きを参考に、同様な活動を広げていける可能性を感じた。早速仲間を見つけ、施設へ声をかけていきたい。(詳細は朝日新聞の掲載記事をご覧ください)
親子で防災@みやの2021年5月朝日新聞記事.jpg


【@みやのの感想】
私たちのさらなる思いは、作り上げた仕組みを他地域に広げていくことなので、今回のこういった広がりは理想的。私たちの名称を@以下を変えられるようにしているのもその意図があってこそ。地域によって人も施設も、人口も災害も違ってくるので、地域に合わせた支援ができるよう、行政や地域の人たちと連携していってくれるといい。
Posted by 福田 at 16:27
地域、支援者などへ向けて、障害特性についての啓発活動 [2021年09月30日(Thu)]
宮野地区社協障害者福祉部会研修会
子どもの発達特性と防災に関するお話をさせていただきました。
【開催日】2020年 11月 24日
【場所】宮野地域交流センター
【受講者】宮野地区民生委員および主任児童委員、福祉員 約20名

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【研修会参加者の感想】
*障害のある子ども用の防災リュックの中身を見せてもらって、薬やこだわりのものを入れるといいと知り目からうろこだった。
*妻が施設に勤めていたので利用者の話を聞いて知っていることも多かったが、今回学ぶことで感覚過敏のことやこれまで知らなかった特性を知り、避難への大変さを改めて知ることができた。
*防災ピクニックに興味がある。地域をあげて防災に力を入れることができていいなあ。

Posted by 福田 at 16:07
第3回防災ピクニック [2021年06月17日(Thu)]
2020年  秋
新型コロナウイルスの関係でふしの学園での開催が難しく、場所をカリエンテ山口に変更して行いました。

参加者は親子9組(支援学校、支援学級在籍)、県立大学学生(4名)、主任児童委員、民生委員、防災士、支援員、市議会議員、ふしの学園職員、日赤看護師、市職員  合計42名

内容は@災害時のトイレについて(講演)
   Aトイレの実験・体験
   B避難所体験
   C防災クイズ

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災害時のトイレの不安を軽減するために、さまざまなトイレについてを講演や実験で確認しました。
実際の避難所体験、防災クイズ、防災リュック・100円ショップで揃えられる防災グッズの紹介などを通じて、子どもたちの学びに繋がったのではと思います。

【参加者の感想】
@防災ピクニックで印象に残ったこと
・トイレ問題は切実なので、分かりやすくて勉強になった。パーテーションの避難所体験も寝心地など初めてで良かった。
・手に取って見ることができたのが良かった。子どもも事前にどういうことがあるか分かると怖くないので、体験できて良かった。
・水が流れなくて、いつものようにトイレが使えなくなっても工夫するだけで使えるようになるなんて凄い!
・避難所の1家族のスペースがかなり小さいことがとても印象に残った。

A気づき、今後やってみたいこと
・参加人数の規模感がとても良かった。気心が知れている間柄なので参加の負担を感じなくて良かった。
・災害時にできる食事の作り方などを知りたい。簡易ランプの作り方など。
・各地域にも広がるように地域交流センターや学校の人権講演会や防災行事として開催してほしい。
・今回の防災ピクニックで学んだことを活かして、自分の防災袋を作り直したり、避難所の再確認を行いたい。
Posted by 福田 at 15:57
団体として、初めての防災ピクニック [2021年03月18日(Thu)]
2019年  秋
第2回目となる防災ピクニックを開催しました。

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参加者は総勢35名。(3名増えました)
親子5組(支援学校、支援学級在籍)、防災士、山口県立大学学生(7名)、宮野地区社協会長、
主任児童委員、民生委員、支援員、日赤看護師、市議会議員、市職員(防災危機管理課、障害福祉課)、ふしの学園職員

今回の内容は
災害時を想定して自分たちでポリ袋炊飯を行う
子どもたちと福祉避難所の見学をすること

そして、前回の意見から、楽しみながら防災べるように「防災クイズ」を取り入れました。

子どもたちは作業の合間でテンションが上がったり、脱線しながらもポリ袋炊飯やおかず作りには興味を持って進んで作業していました。

子どもたちは福祉避難所を初めて見学し、興味津々でいろいろ見ていました。
毎年ふしの学園を訪れることで、子どもたちにとっては福祉避難所がとても身近で安心できる場所になってきていると思います。

学生さんによる防災クイズは、とても盛り上がりました。
どんなクイズかというと、

Q.1 たくさん雨が降ったから、川の水が増えたのを見に行ったよ。これって〇?×?
Q.2 エレベーターに乗っているときに地震がきたので、逃げるために1階のボタンを押した。〇?×?

というもの。(答えはこの記事の最後にあります)
子どもたちだけでなく大人も勉強になる内容でした。


【参加者の感想】

・防災ピクニックに参加することで昨年より、防災意識が高くなったように思う。
こうして、いろいろ知るのは良いことだと思う。
・今回はご飯とおかずを最初から作ってみて、とても勉強になり良かった。
実際に家でもカセットコンロを使って作ってみたくなり、今度の土曜日に子どもたちと作る約束で子どもたちも楽しみにしている。
・自分で調理して、作ったものをたべてみる。この経験は災害時にも役立つと思った。
・一時福祉避難所の支援員さんに子どもの様子を見てもらえて良かった。
・福祉避難所がどんな場所かを子どもと一緒に見学できて良かった。

今後も参加者や地域と繋がりながらお互い顔の見える関係を築いていきたいと思います。

(代表 福田)


答え:
1.×(川には近づかない方がいいよ)
2.×(全部の階のボタンをおすといいよ)
Posted by 福田 at 16:15
「親子で防災@みやの」ができるまでD [2021年03月11日(Thu)]
親子で防災@みやの代表、福田です。


私は、活動を続ける中で防災の知識を身につけたい、防災士さんと繋がりを作りたいと思い、2018年11月に防災士の試験を受け、2019年2月に消防署で普通救命講習を受講し、2019年4月に防災士として登録しました。

防災士になったことで、災害を想定した家庭での備蓄、災害時の避難についてより具体的に考えるようになりました。
また、防災士仲間に発達障害児・者が災害時や避難所でどんなことに不安があり、どんな配慮や支援を求めているのかを伝えられるようになりました。


今後の活動をより確かなものにするために、2019年9月1日(防災の日)に
「親子で防災@みやの」山口市市民活動支援センターさぽらんてに市民活動団体として登録しました。

市民活動団体として活動するようになり、行政(市役所防災危機管理課)や社会福祉協議会などと意見交換する機会も得られ、発達障害児・者の災害時の支援の在り方を考えてもらえるきっかけになりました。


これからも仲間と一緒に気持ちを新たに頑張ろうと思います。
Posted by 福田 at 15:00
「親子で防災@みやの」ができるまでC [2021年03月04日(Thu)]
2018年秋。

ふしの学園で第1回目となる防災ピクニックを開催しました。

防災ピクニックの目的は、

1.地域の人に子ども達を知ってもらう機会を作り、地域からの孤立を防ぐ。
2.特性のある子どもは、環境の変化に弱く、慣れない場所においては強いストレスを感じやすいため、避難場所となる施設を訪問することで見慣れた場所、安心できる場所と認識できる機会を作る。
3.親子で災害時を想定したり、子どもの防災意識を高める。


参加者は総勢32名。
親子6組(支援学校、支援学級在籍)、山口県立大学つながり大作戦の学生(11名)、民生委員、福祉員、防災士、市議会議員、保育園職員、ふしの学園職員。

内容は

防災マップ作り
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昼食づくり、昼食、防災食の試食。

福祉避難所となっているふしの学園から宮野造園近くの橋までの道で危険なところをみんなでチェックしたり
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ポリ袋を鍋でご飯を炊いたり、アルファ米や非常食の試食会をしました。

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ふしの学園を安全で楽しい場所と思えるようにすることを目標にしていたので目標は達成できたと思います。


【参加者の感想】
・子どもがポリ袋炊飯のご飯を食べることができ、災害時に食べられる物が1つ確保できて良かった。

・実際歩いてみて、あの場所をあんなに車が通るのかと気づけたし、やっぱり用水路も広くて深いと認識できた。

・今度は私たち親子も一緒に非常食を作れたら良いと思った。

・普段、非常食を自ら購入して食べてみるという機会がないので、皆が集まった時に種類をたくさん食べてみることができるのは良いなと思った。

・子ども達各自の避難グッズの見せ合いっこができると、より災害時を意識できるかなと思った。

・非常食も何を備蓄しておいたら良いのか、今まではいまいちピンとこなかったが、実際に試食させてもらって、現実的に考えるきっかけになった。
Posted by 福田 at 14:56
「親子で防災@みやの」ができるまでB [2021年01月24日(Sun)]
2018年春。
地域で防災活動をしたいと思い始めた私は、宮野の発達障害のある子を育てるお母さんに声をかけて一緒に活動を始めました。

まずは障害のある人が避難できる場所を調べ、宮野にある障害者福祉施設「ふしの学園」が福祉避難場所になると知りました。

ふしの学園を見学させていただき、職員の方に、災害時の不安(特性のある子どもは環境の変化に弱く、慣れない場所においては強いストレスを感じやすい、防災食が食べられないなど)を話しました。

ふしの学園に避難するうえで、子どもたちにふしの学園が見慣れた場所、安心できる場所と思えるようにしたいと相談したところ、快く受けていただき、秋に防災ピクニックを開催することとなりました。
Posted by 福田 at 00:00
「親子で防災@みやの」ができるまでA [2021年01月17日(Sun)]
2017年の秋。
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ええやん新聞に載った私の記事を読まれた防災士さんが、記事の中の「自閉症や発達障害の特性を周りの人に理解してもらえないだろう・・・迷惑をかけてしまうだろう・・・と思うと避難所には行けない」という言葉に衝撃を受けて、実情を知りたいとマザーズスマイル山口の茶話会に訪ねて来られました。

私の息子のことや災害時に対する不安なことなどを話しました。防災士さんたちが支援を必要としている子どもとその家族について目を向けるきっかけになればいいなと思いました。

話を聴いていただく中で、不安を抱えているだけでは何も変わらないと思い、防災士の資格を取得したいと考えるようになりました。
Posted by 福田 at 00:00
「親子で防災@みやの」ができるまで@ [2021年01月10日(Sun)]
親子で防災@みやの代表、福田です。
団体ができるまでのことを少し紹介します。

私の息子(現在9歳)は知的障害と自閉症があり、以前から災害時の避難に対する不安を抱えています。
息子が4歳の時、東日本大震災を経験した自閉症の子どもを育てるお母さんたちの手記を読み、自閉症者の避難の過酷さや避難所生活の問題点や課題を知り、より防災を考えるようになりました。

災害時は普段とは違う状況になるため、自閉症や発達障害のある人は、大変強いストレスを感じ、人混みや騒がしい音に慣れずパニックになったり、状況を把握したりすることが難しくなります。周りの人にそのような状態を理解してもらえないだろう・・・迷惑をかけてしまうだろう・・・と思うと、この頃の私は避難所には行けないと思っていました。

私の抱えている不安を所属しているマザーズスマイル山口の中で話したところ、市民向けの広報誌に取り上げてもらいました。

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山口市市民活動支援センターさぽらんての広報誌「ええやん新聞」16号(2017年9月25日発行)に掲載されました

「親子で防災@みやの」ができるまでAへつづく・・・
Posted by 福田 at 10:41
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