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世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


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韓国の興隆 [2010年02月24日(Wed)]

ファイナンシャル・タイムズ2月24日付でコラムニストのDavid Pillingが、冬季オリンピックにおける金研児の活躍から書き起こして、韓国の興隆ぶりを指摘しています。

すなわち、韓国は今や人口では二十倍のインドと同規模の経済を有し、輸出額では英国を越えている。購買力平価でも、一人当たりの所得は、日本よりわずかに低い$28,000に達している。金融危機も乗り切ったし、UAEでは、米、仏、日に対抗して原子炉の契約を勝ち取った。自動車産業は現在既に世界最高の成長率を誇っているが、トヨタの問題はそれを加速させるだけだろう、

また、外交的にも、日米摩擦があり、米中関係が悪化している中で、韓国はワシントンにとって新たな最良の友となっている。韓国にも少子高齢化などの問題はあるが、それは日本の場合と同じく、成功の結果とも言える。韓国はもはや「負け犬」ではない、と言っています。

たしかに、盧武鉉政権が去り、日米関係、米中関係がそれぞれギクシャクしている中で、韓国が米国にとって最も信頼すべき同盟国として浮上して来たという感は否めません。またその背後には、韓国の高度経済成長と、最近の金融危機の乗り切った実績があります。購買力平価で、一人当たりの所得が日本と遜色ないところまで来ていることは、日本ではあまり知られていません。

振り返ってみれば、岸、池田内閣から中曽根内閣に至る歴代の日本の保守政権は、左翼の反対を排して、浦項製鉄をはじめとして韓国の近代化に協力して来ました。現在の韓国の人々が過去の日本の協力のことをどう覚えているかはわかりませんが、その成果には満足すべきものがあったと思ってよいでしょう。そしてそのことが、表には出ていなくても、現在の良好な日韓関係に反映されているのではないかとも思われます。


Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 15:40 | 東アジア | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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