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世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


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イラク情勢悪化・有望な代替案なし [2006年10月20日(Fri)]
米ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院のElliot A. Cohen教授が、10月20日付けのウォール・ストリート・ジャーナルで、イラク情勢の悪化と、それに対して有望な代替案がないことを論じています。

コーエン教授は、現行の政策に代わるさまざまな代替案は、軍事クーデターを除いては成功の見通しに乏しい、しかし軍事クーデターはアメリカには最も受け入れ難い選択肢だ、かといって、撤退はさらに恐るべき危険な結果をもたらす、と指摘して、イラクが極めて重大な事態になっていることを強調しています。特に結論を述べていませんが、むしろ結論が出せないということでしょう。

今年5月ごろから、イラク情勢の悪化は情報通の間では共通の認識になっていました。そして今月16日に、この日だけで米軍に11名もの死者が出たことが報じられた後、情勢悪化が公然と論じられるようになってきたのでしょう。
 
同盟国日本として出来ることは限られていますが、何よりも大事なのは、米国が今後軍事的、政治的、財政的に、長期にわたって困難に直面することを理解し、同情することでしょう。反ブッシュ派に迎合して、イラク戦開戦以降、すでに起きてしまった失敗を咎めることなどは、最も警しむべきことです。

そして少なくとも、イラクにおける航空自衛隊の活動やインド洋における補給活動は継続すべきですし、さらにこれを強化できれば、アメリカに感謝されるでしょう。できることなら、インド洋の活動は、単なる補給だけでなく、集団的自衛権の行使を認めて、対等の協力関係にしていくべきでしょう。

なお、北朝鮮問題で、日本が一貫した強い態度をとっていることは、アメリカの外交的負担を減らすのに役立っていると思われます。
Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 16:45 | イラク | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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