CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


プロフィール

特定非営利活動法人 岡崎研究所さんの画像
Google

Web サイト内

カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
△小泉純一郎前首相の医師久松篤子
英米関係は共通の理念に支えられる (10/08) 元進歩派
実績をあげているオバマ外交 (09/21) wholesale handbags
タクシン派のタクシン離れ (07/04) womens wallets
豪の新たな対中認識 (07/04) red bottom shoes
バーレーン情勢 (07/02) neverfull lv
石油価格高騰 (07/02) wholesale handbags
金融危機後の世界 (07/02) handbags sale
米国の対アジア政策のリセット (07/02) neverfull lv
ゲーツのシャングリラ演説 (07/02) handbags sale
パキスタンの核の行方 (07/01)
最新トラックバック
リンク集
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/okazaki-inst/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/okazaki-inst/index2_0.xml
北朝鮮とイランを分断する [2006年10月17日(Tue)]
米ランド研究所のBruce Bennettが、10月17日付けのインターナショナル・ヘラルド・トリビューンで、北朝鮮への国際的圧力が強化されているが、それは北朝鮮をイランやテロリストなどに核を売却する方向に向かわせる危険がある、と論じています。
 
ベネットは、制裁で外貨の入手に困る金正日にとり、核は最も高価な輸出品であること、イランは北朝鮮から核を入手できれば手っ取り早く核保有国になれること、しかも産油国イランは購入資金を潤沢に持っている、と指摘しています。

そして核がいったん北朝鮮から輸出されれば、最終的にどこに行き着くかわかったものではなく、従ってこれは中国やロシアにとっても重大問題であり、両国はもっと事態を深刻に捉えて北朝鮮への圧力を強めるべきだ、と言っています。

ベネットは制裁のマイナス面を懸念してそれを強調していますが、では制裁をしない方が良いかといえば、そういうわけにはいかないでしょう。

ただし戦略においては、「味方を団結させ、敵を分断する」というのが基本です。イランはまだ核不拡散条約に加盟しており、北朝鮮とは一緒にされたくないという気持ちもあるでしょうし、また自らの技術で核を開発したいという気持ちもあるかもしれません。イランと北朝鮮を分断するための努力は必要です。その意味で、「悪の枢軸」として十把ひとからげに扱うのはまずいやり方です。

北朝鮮とイランには、同じように扱うぞと脅しつつ、実際は「差別化された政策」で臨み、二つの国が接近しすぎないように努める必要があるでしょう。





Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 15:23 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント