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世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


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オバマ就任演説 [2009年01月20日(Tue)]
オバマ大統領就任演説は、内容が抽象的であり、具体的政策にふれるというよりも、全体として、諄々と理を説く教会の説教のような感じであり、聴く人を感奮興起させるようなものではありませんでした。

その中で、イラクについては、16ヶ月の期限つき撤退を表明するかもしれないとの事前の期待に反し、イラクは「イラク人の手に任せる」と簡潔に表現するにとどめると共に、米国が責任を放棄しない意思も示しています。また米国が混合国家であることに触れ、イスラム世界に対して相互利益と相互尊敬に基づく新しい関係を呼び掛けている点が新しいと言えます。

この就任演説について、米国のコメンテーターたちのほとんどが、長く印象に残るのは、演説の中身やフレーズではなく、そこに現出した空気と光景、つまり演説を聴きに集まった聴衆のあまりの規模の大きさ、そして彼らの湧き上がるような歓喜や米国の民主主義に対する誇りと自信だろうと分析しています。
 
フィナンシャル・タイムズの論説委員ラクマンは、オバマは雄弁とされているが、不思議なことにYes We Can以外に皆の印象に残るフレーズはない、それは結局、オバマ自身が変化、夢の達成、融和などのメッセージを体現しているからだろう、と述べていますが、米国の内外から集まった人々や専門家の分析もこれを裏付けています。

そして、少なくともこの演説に関する限り、オバマは、安心して見ていられる、穏健中正な人物だという印象を受けます。


Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 14:48 | 米国 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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