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世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


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米韓関係 [2006年09月12日(Tue)]
ノムヒョン大統領の訪米を前にした9月12日、スタンフォード大学のダニエル・スナイダーがワシントン・ポストで米韓関係について論じています。

スナイダーは今回のノムヒョン訪米は、「米韓同盟の危機を憂う機会になる」、と言って、実質的な進展はないと見ています。

しかしスナイダーは、米韓同盟はこれまでも幾多の危機に直面してきており、これまでは上手く行っていたのに、ここに来て危うくなったかのように考えるのは間違っている、と主張しています。

つまり韓国には何十年も前から反米感情があり、また両国は、対北朝鮮政策や人権問題をめぐってこれまでも何度も衝突してきたと指摘し、李承晩が対北朝鮮戦争を再開する気配を見せたことや、ベトナム戦争後に朴政権が北朝鮮に急接近し、核開発にも踏み切ろうとしたこと、さらにはその後の光州事件などを事例に挙げています。

その上でスナイダーは、米韓両国の政策担当者は、米韓同盟がこうした多くの危機を乗り越えてきたことに思いを致し、両国間の違いに拘泥することなく、依存関係を脱した、長期的な安定関係の構築を目指すべきだ、と提言しています。

ノムヒョン政権の政策には、理解しがたい点が多くあります。特に米韓の間では、対北朝鮮政策についての見解の相違は、橋渡しできないほど開いてしまっているのではないかと思われます。案の定、今回の訪米では、北への締め付け強化を言う米国と、融和を説く韓国との亀裂が露呈する結果になりました。そして今後も調整がつく見通しは小さいと思われます。結局、米国としては、ノムヒョン政権の政策が一時的現象に終わることを期待しつつ、とりあえず関係を続けていくしかないのではないかと思われます。





Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 16:37 | 東アジア | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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