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世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


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米朝交渉の失敗? [2008年03月17日(Mon)]
ウォール・ストリート・ジャーナル3月17日付でJohn R. Bolton元米国国連大使が、ブッシュ政権も米朝交渉が失敗だったことを分かって来たようだが、もしそうであるなら、失敗した政策を次の政権に引き継ぐようなことをせず、けじめをつけるべきだ、と言っています。

ボルトンは、その方法として、まず、北朝鮮が約束を再々破ってきたことをはっきり非難し、六カ国協議を中断して、北朝鮮抜きの五カ国協議を開き、中国に圧力を加える、さらに、韓国によるPSI参加を求め、北朝鮮への経済制裁を強化する、そして、北朝鮮崩壊に備えて人道的援助の準備をすることだ、と主張しています。

米朝交渉が失敗したことはほとんど確実のように見えますが、ブッシュ政権がこれを認めるかどうかは、ボルトンも言うように定かではありません。

もし失敗を認めないとすれば、残る選択肢は、米朝協議にはまだ望みがあると言い続けて、懸案のまま次の政権に引き継ぐということでしょう。これで責任問題は避けられますが、これは、ボルトンも言うように、北朝鮮が引き続き中韓からの援助を得て核開発を進める時間を与える、ということになります。

ミサイル・核実験を行なった北朝鮮は、国際制裁を受けて追い詰められていたのに、制裁が十分効果を発揮するのを待たずに急いで果実を収穫しようとして失敗したのが国務省の政策だった、と言えますが、ボルトンは、その政策をやめて、その前の状態に戻すことを主張しています。

その失敗を認めるか、糊塗したまま次政権に引き継ぐかはブッシュ政権の政治的決定の問題であり、日本がとやかく言うべきことではありません。ただ日本としては、北朝鮮が核保有国となったという現実を認め、日米同盟強化とミサイル防衛強化の必要が増す、ということです。

Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 15:23 | 東アジア | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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