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世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


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中東和平楽観論 [2007年09月30日(Sun)]
米国が11月に計画している中東和平会議について、ワシントンポスト9月30日付でコラムニストのJim Hoaglandが、イスラエル=パレスチナ和平交渉への望みが出てきた、と楽観的な見方を展開しています。

ホーグランドはその理由として、オルメルトとアッバスを始め、米、露、EU、国連の四者が、ガザ住民がハマスを捨て、アッバス支持するよう促すことを会議の目的とすることに合意していること、アッバスは引退の花道として、オルメルトは政治的生き残りのためにそれぞれ会議の成功を望んでいること、フランス、イタリアが前向きになっていること、などを挙げています。

また、西岸の入植凍結をサウジが重要視していることを指摘して、米国にとって重要なのは、入植凍結をイスラエルに実施させることだ、と言っています。

パレスチナ和平の状況は、それほどドラスティックに変わったわけではないと思いますが、イラク問題が一応決着し、おそらく来年三月までは現在のブッシュ=ペトレイアス路線が継続することになった今、米国の関心が再び中東和平に向かう余裕が生まれたということでしょう。このイラクの現状がしばらくは変わらないということは、サウジなどの中東諸国にも、中東和平に再び取り組む余裕を与えているかもしれません。

またフランスのサルコジ政権が、パレスチナ問題についても、従来のシニカルな態度から一変して米国と協力する姿勢に変わったことも、米国を元気づけているのは明らかです。

しかし、中東には、イラクの他にまだイランおよびシリアという、何時燃え上がるか分からない問題があり、このまま平静に中東和平に取り組める状況かどうかはまだわかりません。


Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 17:01 | 中東 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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