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世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


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プーチンの後継者 [2007年09月18日(Tue)]
ズブコフがロシアの首相になったことを受けて、ワシントン・ポスト9月18日付でコラムニストAnne Applebaumが、プーチンの後継者をめぐる様々な噂を紹介するとともに、誰が後継者になるかよりも、後継者選びの過程そのものに問題がある、と論じています。
 
アップルバウムは、ズブコフは2012年にプーチンが大統領に復帰するまでの場つなぎに過ぎない、いやズブコフはプーチンの金庫番を務める重要人物であり、プーチンが非常事態宣言をして大統領に留まるだろう、いや後継者の本命はイワノフ前国防相だ等、色々噂はあるが、ズブコフ任命の理由をプーチンが明かしていないのだから、こうした噂は考えても仕方がない、

それよりも、次のロシア大統領は誰で、その人物の思想傾向はどうかよりも、後継者選びの過程が問題だ、クレムリンのインナー・サークル以外から後継者が選ばれる可能性は考えられないという状況自体が、法の支配からは程遠い、悪しき事態だ、今後の後継者選びの過程で、ロシアは民主主義にリップ・サービスをし続けるか、そうした見せかけさえも止めてしまうのかがはっきりするだろう、と言っています。

そして最後に、誰がロシア大統領に選ばれようと、米大統領はすぐに彼と友人になろうとしないことだ、彼が全く不透明な政治システムの産物だということを忘れるべきではない、と釘を刺しています。

プーチンの後継者について、現段階であれこれ論じても仕方がないというのは、その通りでしょう。今のロシアは、元KGBの連中が牛耳る、民主主義とは程遠い政治システムの国、また歴史観においても、スターリン時代を肯定する国になったと判断されます。

KGB出身者は情報関係者であるが故に、冷静な情勢判断をする傾向があり、大きく滅茶なことはしないと思われますが、同時に、謀略を行う癖のある危険な連中でもあります。アップルバウムが結論の部分で言っているように、ロシアに対しては警戒心をもって対処する必要が出てきています。
Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 15:11 | ロシア・東欧 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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