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世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


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米国にとっての北朝鮮ミサイルの脅威 [2006年07月26日(Wed)]
米ヘリテージ財団の安全保障専門家James Carafanoが北朝鮮の核ミサイルがどういう形で米国に対する脅威となり得るかをワシントン・ポスト紙上で分析しています。

Carafanoは、今回発射されたテポドン2が飛び立ってすぐに落下していることから見て、北朝鮮が米国本土を攻撃できるミサイルを完成させたかどうかは疑わしい。またもし撃てたとしても、米国の迎撃ミサイルを突破できるかどうかわからないし、そうした事態になれば、米国の報復攻撃によって北朝鮮自身が壊滅的打撃を受ける。むしろ、想定できる最も危険なシナリオは、北朝鮮が通常の商船に核弾頭を搭載したスカッド・ミサイルを密かに装備させて米国の沿岸に近づけ、そこからミサイル発射することだろう、と言っています。後は船を沈めてしまえば証拠も残らない。また安価であるし、警察、情報機関、税関、沿岸警備隊等、様々な監視の目をくぐって核兵器を米国内に持ち込むという危険も回避できる、というわけです。

そしてCarafanoはこうした事態への対抗措置として、PSI拡散防止構想が有効だろうと言っています

PSIは2003年に米国が提唱したもので、その目的は、主として船舶による大量破壊兵器関係の物資機材の輸送や取引を阻止しようというものです。特に国際条約を結ぶことなく、日本を含む11カ国の自発的参加という形で発足しています。

今回の安保理決議は、北朝鮮のミサイル関係物資の移転を厳しく取り締まることを要求していますので、PSIにとっては国連決議の後ろ盾ができたことになります。その意味でも今回の日本の主導による安保理決議は効果を発揮しています。




Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 16:26 | 米国 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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