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世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


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ブッシュのプーチンへの思い入れ [2007年02月20日(Tue)]
コラムニストのAnne Applebaumが2月20日付けのワシントン・ポストで、米首脳はロシア首脳への妙な思い入れの習慣を止めるべきだ、と論じています。

アップルバウムは、アメリカを強く非難したプーチンのミュンヘン演説に、ライス国務長官をはじめ、多くの人が驚きを表明したが、今さら驚くこと自体が驚きだ、プーチンがKGB出身で、アメリカに対する偏執狂的猜疑心をもち、西側の諸団体をスパイと見なすようなメンタリティの持ち主であることは周知の事実のはずだ、

ところがブッシュ大統領はプーチンの目を見て、「率直で信頼に値する」人物と判断し、自分の牧場に招待した。またクリントン大統領は、エリツィンの当選を後押しするためにロシアを訪問した。米大統領は、他の国の指導者に対してはこうしたことは全くしないのに、なぜかロシアの指導者に対しては正常なバランスを失しがちだ、と指摘しています。

そして、米ソ首脳同士の個人的友情で世界を核戦争の破局から救う可能性があった冷戦時代の首脳会談の光輝をまだ引きずっているのかもしれないが、こういう習慣はもう止めるべきだ、と提言しています。

米大統領がロシア首脳に対して持つ複雑な心理の一端を描いた論説ですが、ここで指摘されるような現象は確かにあります。ロシアという国の神秘性、異質性の意識がこうした対応に表れるのでしょう。ロシアとも普通につきあい、物事をあるがままに見るべきだ、というアップルバウムの提言は留意に値します。


Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 10:40 | ロシア・東欧 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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