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世界の論調批評 

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。特に覇権国アメリカの評論は情勢をよく追っています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察します。

NPO法人岡崎研究所 理事長・所長 岡崎久彦


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イランのイラク介入 [2007年02月18日(Sun)]
イラン製の強力な武器が見つかるなど、イランがイラク紛争に介入していることがイラク駐留米軍から指摘され、アメリカではイランにどう対処すべきかについて議論が起きています。そうした中で、ジョージタウン大学のDaniel L. Byman教授が2月18日付のワシントン・ポストで、イランのイラク介入は今さら驚くことではない、と冷静な論を展開しています。

バイマン教授は、イランはもともと反米的であり、またこれまでも周辺諸国に介入し、ボスニア、レバノン、パレスチナ等、遠隔の地でもテロリストやゲリラ組織を訓練してきた、

しかしイラクにおけるイランの利害関係は多岐に渡っており、イランは米軍への直接攻撃を扇動するよりも、クルドやスンニ派地域を巻き込んだ混乱を利用することに利益を見出している、むしろ米国が撤兵すると、イラクの混乱はイランの手にあまるようになり、かえってイランの立場は弱まるかもしれず、それは米国にとってチャンスとなるかもしれない、と言っています。

これはアメリカによるイラン攻撃に反対する立場の論説であり、イラク戦がすでにアメリカ国民の支持を失い、イランに対してイラク戦の過ちを繰り返すのは愚の骨頂だという、アメリカの知識層に広がる雰囲気を反映しているものでしょう。

こうした雰囲気は、今後の事態の変化によっては変わる可能性があります。ただ、バイマンのように、事態をイランの側に立って冷静に分析することは、それ自体価値があります。










Posted by NPO法人 岡崎研究所 at 11:42 | イラク | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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