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NPO法人 おかえりblog

里親家庭や児童養護施設等を巣立った人たちの自立支援を目的とした団体です。


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何年経っても [2025年04月09日(Wed)]
こんにちは(*^^*)
今日もとってもいいお天気ですね太陽

先日、我が家を巣立った子と飲みに行ってきました乾杯
その子のお誕生日のお祝いをしたのですが、出会った頃は中学生だったのが、当時の年齢からすると倍近い時間が経ったんだなぁとしみじみと。「こうしてふみ姉と飲めるのうれしい」と巣立ってからも一緒に時間を過ごせることを喜び合っていました。

その子との話の中で、先日お誕生日を迎えたときに、自分が我が家へやってきたときの私の年齢になったんだと気づいたという話がありました。
当時の私はというと、「おかえり」を設立して1年近くが経った頃でまだまだ手探りの状態で、「まずは知ろう」と大学の通信学部に入学したところで、養育里親の両親や里親委託児童の中高生の子どもたちと生活を共にしていました。

実際にそのときの私の年齢になってみて思ったこと、感じたこと、今だからわかること…いろいろと話してくれていました。

そして、帰れる場所があること、戻れる場所があること、行っていい場所があること…それがあったから、いろんなことがあってもやってこれたという話も。


今年度より、「ふるさと」(心の拠り所)を作ろうという「ふるさとプロジェクト!」を本格的に進めようと思っていることを伝えると、「絶対いる!」と前々から話していたことがいよいよ進んでいくことを一緒に喜び、どんなふうにしていこうかと話に花を咲かせていました。


「おかえり」は、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちの「ふるさと」(心の拠り所)をつくりたい。そして、第二・第三の「実家」のような存在になれればと思っています。

「おかえり」に行けばいつもの人がいて、その日の気分で選んだマグカップにおいしいコーヒーを入れてもらい、手作りのお菓子を食べながらいろんな話をする。その中で、困り事などが出てくれば相談できる。そして、明日への活力をつけて、「また来るわ〜」とそれぞれの地域に帰っていく。私たちが目指しているのは、何かあったときはもちろん、何もなくてもフラッと立ち寄れる居場所の一つになることです。


現在、「life café」のキッチンスペースのリフォームをしています。
以前のブログでご報告しました、「丸紅基金 2024年度(第50回)社会福祉助成」に採択いただき、冷蔵庫やオーブンなどを購入し、完成に向けて進んでいるところです。

「丸紅基金 2024年度(第50回)社会福祉助成」に採択いただきました (2024年10月24日のブログ)



「おかえり」が目指す「30年後の未来」。

その「30年後の未来」を見据えて、近い将来、地域に開かれ、誰でも利用できるカフェをつくりたいと考えています。その一歩として、「life café」にいつでも気軽に立ち寄れて、身体に良いものを食べることができ、明日への活力をつけることができる、そんな居場所としての環境を整えたいと考えています。


ふるさと ロゴ.jpg



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