口蹄疫蔓延について
[2010年05月22日(Sat)]
マスコミ報道等でご存知のように、今宮崎県は口蹄疫の被害で甚大な被害を受け続けています。当初の予想に反して連休明けからは宮崎県NPO活動支援センターにも様々な問い合わせや相談が寄せられ、情報も入っていますが憶測等で動くことは厳に戒めなければならないと考え、このブログにも一切書き込みをしませんでした。
風評被害の報告も入ってます。被害を受けている方にとって現在の最善の方策は直接的な動きをしないことだと思います。
本日の宮崎日日新聞の1面に
「養豚の音なき終わりにすべもなく
只ありがとうの感謝あるのみ」
という短歌が死亡した子豚が並べられた豚舎の写真とともに掲載されました。
記事には、投稿した養豚事業者の血を吐くような思いがつづられていました。「今日は大丈夫だったけど明日はどうじゃろうか?」という不安を召集令状を待つ思いで過ごし、「5月16日についに陥落、白旗を掲げるとプツンと緊張の糸が切れた」そうです。この農家には1200頭の豚の殺処分が待ってます。そしてその日まで豚にエサを与え続けます。
記事は「我が家の畜舎ではウイルスが爆発炎上しています。お願いです。1日でも早く消火してください」という訴えで結ばれています。
感染地域の自治体では町民の移動禁止に近い措置がとられ、公的な施設の期限付きの閉鎖も行なわれています。つい先ほど私の関係する県立の西都原考古博物館も期限付きの閉館の協議に入りました。
被害は畜産業にとどまらず、県民全体にじわじわと押し寄せてきています。ただ、まだ他人事として関心を払っていない県民も多いのではないかとも思います。感染地域の近くに住む方が「もう津波がそこに来てる。見えてる。避けられん。ただ、自分がどのくらい水をかぶるかだけの問題じゃ・・・」というつぶやきが耳を離れません。
今現在いろいろ動いてはいますが、今自分に何ができるのかを考えています。
宮崎産の野菜も暴落しているとの話も聞きました。今回の口蹄疫と野菜はなんの因果関係もありません。風評に惑わされないことだけはお願いしたいと思います。
風評被害の報告も入ってます。被害を受けている方にとって現在の最善の方策は直接的な動きをしないことだと思います。
本日の宮崎日日新聞の1面に
「養豚の音なき終わりにすべもなく
只ありがとうの感謝あるのみ」
という短歌が死亡した子豚が並べられた豚舎の写真とともに掲載されました。
記事には、投稿した養豚事業者の血を吐くような思いがつづられていました。「今日は大丈夫だったけど明日はどうじゃろうか?」という不安を召集令状を待つ思いで過ごし、「5月16日についに陥落、白旗を掲げるとプツンと緊張の糸が切れた」そうです。この農家には1200頭の豚の殺処分が待ってます。そしてその日まで豚にエサを与え続けます。
記事は「我が家の畜舎ではウイルスが爆発炎上しています。お願いです。1日でも早く消火してください」という訴えで結ばれています。
感染地域の自治体では町民の移動禁止に近い措置がとられ、公的な施設の期限付きの閉鎖も行なわれています。つい先ほど私の関係する県立の西都原考古博物館も期限付きの閉館の協議に入りました。
被害は畜産業にとどまらず、県民全体にじわじわと押し寄せてきています。ただ、まだ他人事として関心を払っていない県民も多いのではないかとも思います。感染地域の近くに住む方が「もう津波がそこに来てる。見えてる。避けられん。ただ、自分がどのくらい水をかぶるかだけの問題じゃ・・・」というつぶやきが耳を離れません。
今現在いろいろ動いてはいますが、今自分に何ができるのかを考えています。
宮崎産の野菜も暴落しているとの話も聞きました。今回の口蹄疫と野菜はなんの因果関係もありません。風評に惑わされないことだけはお願いしたいと思います。