アイム・ノット・ゼア
[2008年04月27日(Sun)]
いよいよ生きたボブ・ディランを映画化した『アイム・ノット・ゼア』が公開される。
生きた伝説とか、ピュリッツアー賞の特別賞を受賞とかノーベル文学賞の有力候補者だとか、世の識者はいろんな事を言っているようだが、この映画にそんな事は関係ない。ボブ・ディランという天才ミュージシャンを感じる映画である。
映画ではケイト・ブランシェットが本当にすごい!!
キネマ館のスタッフ猫バスからこの映画やりたいんですけどと声をかけられ、是非見てくださいとプレス版を渡された。興行的にはきつい気もするんですけどとの声も聞いた。でも絶対にやるべきだと小生は強く主張した。
ブルースをやるときの寂寥感、ロックをやるときの突き抜けた疾走感。なによりも映像をバックに流れる曲の持つパワーと存在感はすごいの一言。言葉を失ってしまう。
小生、一応はディランのオフィシャルアルバムは全部持っている。日本公演の度に一度は会場に行っている。名盤『武道館』は会場で聴いた。そんなおいちゃんが改めて曲のすごさにうなってしまった。
ROCKっていいよねという若者!ディランを聴け!! 拓郎や陽水や岡林や・・・なんでもいい。昔フォーク聞いてたよという親父!映画館に行け!!