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行政職員の心の病 [2008年04月16日(Wed)]
 先日埼玉県庁で飛び降り事件が発生したが、NPO担当職員だったという事で、周囲で話題になっている。

 宮崎県庁のNPO担当のツンツンは年齢も一緒だそうで、ボソッと「どこの県でもNPOの担当は大変なんですね〜」とつぶやいた。

 ジニアスは「去年お会いした人かもしれませんね・・・」と人事ではない様子だった。

 昨年、ジニアスと二人で埼玉県庁にお邪魔して、NPOに関する行政施策一般や寄付制度などを勉強させていただいた。法人数も担当職員の数も宮崎とは段違いなのだが、協働の推進などにあたっては規模の違いはあれ同じような課題を持っているのだという事を感じさせられたものだった。

 最近、NPO関係者と話をしていても行政職員の心の病についての話題をよく耳にする。昨年も県内の行政職員の自殺や未遂事件を何件か耳にした。宮崎県は自殺者が全国でワースト2であるという事も大きな話題になったばかりである。

 失礼な話は承知だが、民間の人間が話していると、何故行政職員が精神的に追い詰められるのかが解らないという疑問が必ず話題になる。「事業がうまくいかなくて給料を下げられる事はないでしょ」とか「上司に怒鳴りつけられたという話を聞いた事がない」とか「システムとして責任とらんでいいでしょ」etc・・・。
でも現実に眠れなくて薬を飲んでいるとか、常時薬を服用している人が多いという事はどういうことなのだろうか。担当部署にもよるのだろうが、勤務時間も民間に比べては多いようには思えない。

 「多分ストレスなんだよねぇ〜」というわけのわからない話で終わるのが常なのだが、漠然としたストレスでは片付けられない問題に来ているように思う。

 ストレスの荷重が行政職員に特化しているのか、それとも行政システムの中に隠れているのだろうか?市民からのクレームというストレスがすごいのだろうか。いずれにしても民間企業に勤める人間と行政職員のそれとは質が違うような気がしているのだが、行政職員の心の病に対して根本から立ち向かわなければならないのではないだろうか。その過程で副産物として行政が担う公共サービスのあり方など、本質的に抱える問題点などもあぶり出されてくるような気もしている
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