シニアの地域デビュー講座
[2007年01月26日(Fri)]
図書館に行こう!講座の一環でボランティア、NPOについて講座が行われてます。
若い人もちらほらいらっしゃいます。
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シニアの地域デビュー講座
図書館に行こう!講座の一環でボランティア、NPOについて講座が行われてます。 若い人もちらほらいらっしゃいます。
選挙結果への県民の義務
昨日、地元紙の報道部の記者と打ち合わせを行なった。本題は新聞の原稿チェックだったがそれはすぐに終わり、今回の県知事選挙の話題になった。
個人的な予想などは様々であったろうが、報道部ではそのまんま東氏は2位だろうというのが大方の予想だったそうだ。それが投票前の世論調査で大きく前進しており、わからなくなったと言うのが本音だったようだ。ましてや今回の圧勝は誰も予想していなかったらしい。 今回の選挙に限らず、タレント候補などが立候補した際のマスコミの対応はもっと慎重であってしかるべきだと思う。世論調査後東京のワイドショーで有利と報道されたとも聞いたが、その報道は宮崎でも放映されたかも知れないし、その情報がすぐに宮崎に届いたかも知れないのは容易く想像出来る。ケネディーの選挙からマスコミ(特にTV)対策が大きな当落を握る鍵になったらしいが、メディアはその責任を重く受け止めていないような気がする。 マスコミの責任から話が広がっていったのだが、安藤前知事は当選のインタビューで「私見と公約は違う」と発表し事実上マニフェストの不履行を表明した。また、「私は県庁の刷新を訴えたが、その真意は(県庁職員は)原点に戻ろう、と主張したのです」と公約を自ら反故にする発言を繰り返した。その事に関してマスコミがキャンペーンを張らなかったことはマスコミがその責任を放棄したことと同義だったと思う。 今回、新知事は当選の会見で「マニフェストは公約であり、県民の皆さんとの約束ですから、当然守ります」と言い切っていた。 70,000票という大差で当選した知事に対して、県民は選んだ責任とその公約の履行を見守る義務があると思う。同じくマスコミにも同様の義務があるのではないだろうか。県民は公約の履行状況をきちんと評価していかなければならないと思うが、今後定点観測的な「マニフェスト評価」を行なっていかなければならないのではないだろうか。そのような活動が政治への県民参画の大きな意味に繋がっていくと思う。
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