このままで良いのかNPO!
[2006年08月23日(Wed)]
NPO協働講座(フォーラム)
「それで良いのかNPO施策、このままで良いのかNPO!」
田中 弥生氏 (東京大学助教授)
工藤 泰志氏 (言論NPO代表 )
賀谷 秀幸氏 (中国電力)
井上 優 :コーディネーター
日時:8月29日(火)17:30〜19:30 宮崎県立図書館 (研修ホール)
8月29日に上記のフォーラムを開催する。昨日・一昨日と上京し、参加するパネリストや10月に行われるNPO講座の講師と打ち合わせを行った。その席で話題になったのがNPO法人の成熟度である。今年度中に3万法人をこえると言われているNPO法人は、確実に量から質を問われる時代に入っている。自立支援法がらみで全国の小規模作業所の多くがNPO法人化を検討しているが、NPOを取り巻く社会状況は決して良好とは言えず、新たな公共の担い手に成長できるのか注目されているのが本当のところだろう。
決して多くはないがNPO法人の内紛の相談が寄せられることがある。実は今の今までその手の相談に対応していた。
詳細は書かないが「理事長の独断で経営や人事が決定されており、スタッフ間で不平が起こっている。善処するように申し入れたが、理事会も臨時総会も開かれない。理事長はヒステリーを起こし、世間に恥を晒した。一生懸命やっている。理事長を辞めるetc・・・」。では相談者側は定款にのっとって申し入れをしているかといえばそうではない。はっきり言えばどっちもどっちである。たまたま理事の一人が知人だったので、「理事会できちんと話し合って収拾してください。それも早急に行ったほうが良いですよ」と電話したが、そこにはマネージメントとガバナンスがないという事実だけがはっきりして暗澹たる思いが残った。「一生懸命やっている」は大切なことだが、お約束を守るという最低のルールは守られてない。
以前にこのブログで(NPO)茨城ゴールデン・ゴールズのことを書いたが、そこには(少なくとも私に見える範囲では)法人の私物化と、少なくともNPO法人として組織が機能してないことだけが浮き彫りになった。これらの例は特例と思いたいが、NPO自身が自らの手で社会的信用を失墜させているとしか思えない。
「それで良いのかNPO施策、このままで良いのかNPO!」
田中 弥生氏 (東京大学助教授)
工藤 泰志氏 (言論NPO代表 )
賀谷 秀幸氏 (中国電力)
井上 優 :コーディネーター
日時:8月29日(火)17:30〜19:30 宮崎県立図書館 (研修ホール)
8月29日に上記のフォーラムを開催する。昨日・一昨日と上京し、参加するパネリストや10月に行われるNPO講座の講師と打ち合わせを行った。その席で話題になったのがNPO法人の成熟度である。今年度中に3万法人をこえると言われているNPO法人は、確実に量から質を問われる時代に入っている。自立支援法がらみで全国の小規模作業所の多くがNPO法人化を検討しているが、NPOを取り巻く社会状況は決して良好とは言えず、新たな公共の担い手に成長できるのか注目されているのが本当のところだろう。
決して多くはないがNPO法人の内紛の相談が寄せられることがある。実は今の今までその手の相談に対応していた。
詳細は書かないが「理事長の独断で経営や人事が決定されており、スタッフ間で不平が起こっている。善処するように申し入れたが、理事会も臨時総会も開かれない。理事長はヒステリーを起こし、世間に恥を晒した。一生懸命やっている。理事長を辞めるetc・・・」。では相談者側は定款にのっとって申し入れをしているかといえばそうではない。はっきり言えばどっちもどっちである。たまたま理事の一人が知人だったので、「理事会できちんと話し合って収拾してください。それも早急に行ったほうが良いですよ」と電話したが、そこにはマネージメントとガバナンスがないという事実だけがはっきりして暗澹たる思いが残った。「一生懸命やっている」は大切なことだが、お約束を守るという最低のルールは守られてない。
以前にこのブログで(NPO)茨城ゴールデン・ゴールズのことを書いたが、そこには(少なくとも私に見える範囲では)法人の私物化と、少なくともNPO法人として組織が機能してないことだけが浮き彫りになった。これらの例は特例と思いたいが、NPO自身が自らの手で社会的信用を失墜させているとしか思えない。
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