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ワクワク・ドキドキする感動を街の中でいっぱいしたい。
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『妖怪アパートの幽雅な日常』香月日輪(講談社文庫)] [2010年11月22日(Mon)]
 我が家の娘達にはどうも読書の習慣が少々少ないと遅まきながら危惧した親父は、手始めに次女のマキの介に本を読ませようと思い立った。そこで、親子で一緒に語れる小説が良いと、畠中恵の「しゃばけ」シリーズを選んだのだがこれがうまくいった。

 で、第二段を探していた時にであったのがこの本だった。もともとは子供向けに書かれたシリーズらしいのだが、なかなかどうして大人も充分読める。いや楽しめる。

 両親を交通事故で幼くして亡くした主人公は、親戚の家にやっかいになっているのだが高校進学を機に独立し、早く仕事に就きたいと思っている。
 
 高校の寮に入る予定がひょんなことから、妖怪とおばけ(この違いはようわからん)ととてつもなく変な人間が同居する、異次元空間のアパートだった。

 恥ずかしながら、1巻目を読んですぐに本屋に走り残りの文庫を買って(4巻まで文庫化)読んで楽しかったのだが、ちょっと考え込んでしまった。

 内容は、高校1年生の夕士君は親戚宅で肩身の狭い思いをし、心から笑うことをしなくなり、ちょっと社会を斜に構えてみるようになった少年だけど、それが妖怪や大人たちの社会と接して成長する物語。

 ここで、ちょっと困るのは、妖怪なのです。つまり並みの大人の中での成長談は今ではリアリティーがなくなったように思うのです。むかしむかしスポコンという言葉があったり、どこかの知事さんが「俺は男だ!」などと言っていたのが、今では通用しなくなったのだろうという事です。ファンタジーという非日常を語ることで日常を説くと言うことをしないと説得力が無い時代になったように思ってしまったのです。
 
 現代に「愛」とか「正義」とか「友情」言う言葉が説得力を持つのが、ファンタジーの世界だけだったら怖いものがあるけど、後ではちゃんとした大人も出てくるので普通のおじさんとしては安心もしたのです。

 そういえば、NHKの朝の連ドラ「ちゅらさん」も舞台が沖縄だったことが、リアリティーを保てた要員だったように思います(沖縄と北海道にしか精霊という豊かな文化を生み出す風土がなくなったように思うのです)。
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